札幌は日本の屈指の魅力的な観光地。広くその名を知られる名所や人気イベントがたくさんあり、多くの観光客が訪れます。ガイドブックに載っている観光名所やグルメもいいけれど、地元っ子からすれば、穴場スポットをはじめ、もっと体験してほしいことが、札幌にはまだまだたくさんあるのです。
地元民が自信をもっておススメする数ある札幌の魅力から、ぎゅっと厳選した20の項目を堂々紹介。初めての人も、何度も訪れている人も、この20項目を制覇すれば、札幌のトリコになること間違いなし! 1つでも多く実行してステキな札幌の思い出をたくさん残そう!
- 目次
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- ■1:夜景を堪能する
- ■2:雪印パーラーで極上アイスを食べる
- ■3:大通公園でのんびりする
- ■4:朝ごはんに海鮮丼を食べる
- ■5:雪遊びをする
- ■6:スープカレーを堪能する
- ■7:迫力ある動物の姿にドキドキする
- ■8:豪華回転ずしを食べる
- ■9:円山に登る
- ■10:クラーク博士に会いに行く
- ■11:北大理学部博物館で知を刺激する
- ■12:ジンギスカンを味わう
- ■13:狸小路でショッピング
- ■14:ザンギを食べる
- ■15:道産酒の飲み比べをする
- ■16:豊平峡ダムで大迫力の放水を体感
- ■17:白い恋人のオリジナルパッケージを作る
- ■18:大倉山展望台でスキージャンパーの気分を味わう
- ■19:テレビ塔でテレビ父さんにまみれる
- ■20:人気の札幌ラーメンを味わう
■1:夜景を堪能する
札幌の夜景は、「光の絨毯のよう」とも評される美しさで、2015年「日本新三大夜景」の一つにも選定されたほどです。テレビ塔やJRタワー、スキーのジャンプ台から見下ろせる大倉山などなど、夜景を堪能できる展望台が多いのも魅力。特に「もいわ山展望台」は「日本百名月」の登録地でもあり、標高531mのから市街地全体を見下ろす美しい夜景と月を堪能できます。
■2:雪印パーラーで極上アイスを食べる
北海道といえば乳製品! なかでもぜひ食べてもらいたいのが、雪印パーラー限定で扱う「スノーロイヤル」のアイスクリームです。卵を使わず牛乳本来の旨みを最大限に引き出し、滑らかな口どけとコク、後味のよい甘さが楽しめるスペシャルな美味しさ。札幌本店は多彩なパフェや洋食もそろっているので観光のひと休みにも最適です。
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雪印パーラー 札幌本店
- 住所 〒060-0002札幌市中央区北2条西3丁目1-31 太陽生命ビル1階
- 電話 011-251-7530
定休日:無休
■3:大通公園でのんびりする
市街地のど真ん中に位置し、東西約1.5kmの帯状に伸びる大通公園。中心部だけ見て満足しがちですが、ぜひ端から端までゆっくり散策して。豊かな緑に加え、イサムノグチが設計したすべり台や遊具、噴水、バラのガーデンなどもあって楽しみ方もさまざま。名物の焼きトウモロコシにかぶりつきながらベンチでのんびりするのもいいですよ。
■4:朝ごはんに海鮮丼を食べる
札幌は、新鮮な海の幸が堪能できるところも自慢。特に活気あふれる場外市場や二条市場では、全道各地の海鮮が手頃に味わえます。ネタは鮮度抜群で素材の旨みがしっかりと伝わってくるうえ、添えられたお味噌汁の美味しさもあなどれません。市場周辺は多言語のメニュー表などインバウンド対応がしっかりしている店も多くて安心です。
■5:雪遊びをする
札幌には冬に特設の雪遊び会場を作っている施設が点在しています。滝野すずらん公園(写真)や札幌ドーム、さとらんど、羊ヶ丘展望台、北海道開拓の村は特に会場が広く、ダイナミックな雪遊びができる場所です。各施設で内容は異なりますが、スピード満点のチューブ滑りやそり遊び、雪だるまづくりなど小さな子どもが参加できる遊びもあり、雪国の冬を満喫できますよ。
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住所
005-0862 北海道札幌市南区滝野247
地図をみる -
最寄駅
真駒内 駅 (南北線)
バス35分
- 電話 011-592-3333
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住所
005-0862 北海道札幌市南区滝野247
■6:スープカレーを堪能する
スープカレーは札幌発祥のご当地グルメとして、全国的にも人気があります。スープのようにさらりとしたカレーで、チキンやジャガイモ、ピーマンなど、大きくカットされた存在感のある大きな具も特徴です。スープや辛さを選べる店も多く、カスタマイズして味わう楽しみも。市内には専門店も多いので食べ比べてみるのもオススメです。
■7:迫力ある動物の姿にドキドキする
原始林に囲まれた自然豊かな動物園。近年、ホッキョクグマ館やゾウ舎もオープンし、様々な角度から動物を見ることができます。日によって内容が違うドキドキ体験では、動物の食事風景や園のバックヤード見学など貴重な体験ができます。特に猛禽類のフリーフライトは、実際にトビやフクロウなどが飛ぶ姿を間近で見られて迫力満点です。
■8:豪華回転ずしを食べる
リーズナブルでも新鮮でびっくりするほど大きなネタを堪能できる札幌の回転ずし。最近は多言語対応のタッチパネルで注文できる店も増えていて、便利。注目は「本日のおススメ」。旬のネタを使っているので、その季節にしか味わえない美味しさを堪能できますよ。揚げ物やスイーツなどサイドメニューが充実している店も多く、幅広い味が楽しめます。
■9:円山に登る
円山動物園の奥にある円山は、気軽な登山スポットとして市民に親しまれています。標高は225mで山頂までは約1kmと短く30分ほど。山頂からは札幌の街が見下ろせてちょっとした絶景スポットでもあります。国の天然記念物にも指定されている原生林に覆われていて、太古の自然を感じられるところも魅力。下山後は北海道神宮でひと休みするのもいいですよ。
■10:クラーク博士に会いに行く
北海道大学の前身・札幌農学校の初代教頭であるクラーク博士の銅像は、北海道のランドマークにも数えられるほど有名。銅像の立つ羊ヶ丘展望台の向こうには、札幌の街並が見渡せます。ここに来たら博士と同じく右手を掲げたポーズで記念写真を撮るのが定番。また博士の名言「Boys, be ambitious」にちなんで、台座に自分の大志を誓うポストがあるので、大きな夢を抱いている人は博士に会いにいきましょう。
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住所
062-0045 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1
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最寄駅
福住 駅 (東豊線)
バス10分
- 電話 011-851-3080
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住所
062-0045 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1
■11:北大理学部博物館で知を刺激する
クラーク博士像があるもう一つの場所が、北海道大学(こちらは胸像)です。国内最大規模のキャンパスは緑いっぱいで、歴史を感じさせる建物も多く残ります。旧理学部建物内の総合博物館は隠れた名所。鉱物から植物、昆虫、化石などまで貴重な標本の数々を無料で観覧できます。また、1929年に建てられた鉄筋コンクリート製の優雅な姿の建物も見どころです。
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北海道大学総合博物館
- 住所 〒060-0810 北海道札幌市北区北10条西8丁目
- 電話 011-706-2658
営業時間:10:00~17:00 ※6~10月は金曜のみ~21:00
料金:無料
定休日:月曜 ※祝日の場合は翌平日 12/28~1/4, その他、臨時休業あり
■12:ジンギスカンを味わう
ジンギスカンは羊の肉を使った北海道の郷土料理。ニンニクやショウガ、リンゴなどを使ったつけ汁でしっかり味を漬け込んだタイプと、焼いた後にタレを付けるタイプの大きく2種類があり、両方を味わえる店も。また、ジンギスカンにはビールが付きものなので、ビール園の賑やかな雰囲気で食べるのも醍醐味です。
■13:狸小路でショッピング
狸小路商店街は、北海道最古の商店街。南3条の西1~7丁目に伸びる長いアーケードが特徴です。飲食店から土産物店、専門店まで約200軒の店が軒を連ね、ショッピングはもちろん食事やお酒などさまざまな楽しみ方ができます。4丁目には狸大明神の神社があって、狸の地蔵をなでると商売繁盛や安産のご利益があるという伝説も。アーケード外の8~10丁目にも個性的な店があるので足を延ばしてみて。
サツドラ狸小路5丁目店では、人気の医薬品、化粧品、食品以外にもお土産に最適な北海道限定商品やサツドラ限定品も販売しています。
■14:ザンギを食べる
ザンギとは、醤油やショウガなどで下味をつけた鶏肉の唐揚げのこと。道民のソウルフードとして、北海道では居酒屋や食堂、テイクアウトのお惣菜として気軽に味わえる料理です。シンプルな料理ながら奥が深く、味付けや使用する部位、サイズなど店によって幅広い味が楽しめますよ。
■15:道産酒の飲み比べをする
道内各地には美味しい地酒(日本酒)があり、道産の酒米を使って醸す100%北海道産の日本酒も評判となっています。札幌の街中にも酒蔵「千歳鶴」があり、酒づくりを学べるミュージアムや、直営の居酒屋も。また、日本酒だけでなく地ビールやウィスキー、ワイン、クラフトジンなど北海道産のお酒は各種あり、居酒屋やバーで飲み比べも楽しいです。酒屋でお土産に購入するのもおすすめです。
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千歳鶴 酒ミュージアム
- 住所 〒060-0053 北海道札幌市中央区南3条東5丁目1
- 電話 011-221-7570
営業時間:10:00~18:00
料金:入場無料
定休日:年末年始
■16:豊平峡ダムで大迫力の放水を体感
札幌の水がめである豊平峡ダムは、四季折々の豊かな自然が満喫できる観光スポットです。秋には、紅葉狩りに訪れる札幌市民も少なくありません。また土日は1日3回放水を行っており、その様子と大きな水音は大迫力! ダムの入り口近くにある天然温泉施設では、源泉かけ流しの温泉に加えて、レストランで味わえる本格インドカレーも人気です。
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豊平峡ダム
- 住所 〒061-2301 北海道札幌市南区定山渓840番地先
- 電話 011-598-3452
■17:白い恋人のオリジナルパッケージを作る
白い恋人パークは、見て、知って、味わって、体験できるチョコレートエンターテインメント施設。ここでは、北海道銘菓「白い恋人」のオリジナルパッケージを手軽に作れます。手持ちの画像やその場所で撮った写真を使って、30分ほどで世界に一つのパッケージが完成。ほかにも自分だけのお土産を作れるサービスがあり思い出づくりにぴったり。
■18:大倉山展望台でスキージャンパーの気分を味わう
1972年の札幌オリンピックで使用され、今もスキージャンプの競技会場として使われる大倉山シャンツェ。大会のないときは、展望台として市民にも親しまれています。実際に選手が使用するリフトに乗ったり、ジャンプ台の上から景色を眺めたり気分はスキージャンパー! 絶景を眼下に食事が味わえるレストランや札幌オリンピックのミュージアムもあります。
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住所
064-0958 北海道札幌市中央区宮の森1274
地図をみる -
最寄駅
円山公園 駅 (東西線)
- 電話 011-641-8585
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住所
064-0958 北海道札幌市中央区宮の森1274
■19:テレビ塔でテレビ父さんにまみれる
大通のランドマーク「さっぽろテレビ塔」には、キャラクター「テレビ父さん」がいます。そのゆるくて愛嬌のある姿が人気。さっぽろテレビ塔には、展望台に「テレビ父さん神社」があるほか、3階には「のほほんパーク」というテレビ父さんまみれのスペースがあり、一緒に記念撮影ができるモニュメントも。また、1階にはテレビ父さんのアンテナショップもあるので、多彩なグッズをお土産にしてみては。
■20:人気の札幌ラーメンを味わう
札幌グルメといえば“ラーメン”という人も多いはず。二条市場内に店を構える「だるま軒」は、創業70年を超え、地元民に愛されているお店。自家製の縮れ麺と、化学調味料を一切使わない滋味深く飽きのこないおいしさ。店の原点といわれる醤油味のほか、ラーメンスープをベースにして作るカレーも人気です。売り切れご免の人気店なので、早めの来店がオススメ。
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だるま軒
- 住所 〒060-0053 北海道札幌市中央区南3条東1丁目 二条市場内
- 電話 011-251-8224
営業時間:11:00~スープがなくなり次第終了
定休日:木曜
札幌は見どころが多い魅力いっぱいの観光地です。ここで紹介した以外にも足を運んでほしいスポットや体験してほしいことが、まだまだたくさんあります。札幌で知り合った地元の人に、その人ならではの「やっておきたいこと20」を紹介してもらうのも楽しいかもしれません。一通りの札幌観光を堪能した後は、あなたなりの20のリストを作ってみてはいかがでしょうか。
Text by:みんなのことば舎
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