北海道を訪れたら海鮮を思う存分食べたい! という人も多いはず。鮮度抜群の海の幸が豪快に美しく盛られた海鮮丼は、北海道グルメの代表格でもあります。全道からおいしいものが集まる札幌は、鮮度が高くて上質な海鮮が思い切り味わえる街でもあります。地元で働く編集者が自信を持っておススメする海鮮丼を、こっそり教えちゃいます!
根室発「町のすし家 四季花まる」の旬魚丼
すすきののメインストリート、国道36号線に面した「町のすし家 四季花まる すすきの店」。本格的なお寿司をリーズナブルに味わえる人気店です。本拠地である根室など道東の旬の魚介を中心に、北海道らしい季節のネタがそろっていて、観光客だけでなく地元の人も足しげく通っています。
カウンター奥の黒板には、旬のネタや料理が書き出され、職人さんが握るお寿司で季節の味が楽しめます。根室の地酒・北の勝をはじめ日本酒も多数そろっているので、ゆっくりお酒と料理を楽しむにもぴったり。単品のメニュー表は英語版も用意されています。夏から秋にかけては、道東特産のサンマが旬。その時季に訪れたなら、道東から直送される新鮮なサンマを使った料理をぜひ味わって。
握りやお刺身がメインの店ではありますが、ランチ限定の「まんぷく丼」(写真 968円税込)は、旬のネタが盛られた3種類の海鮮丼が味わえる、満足感たっぷりのメニュー。添えられるみそ汁もその日の仕入れで変わり、魚介のだしが効いたほっとする味わいです。ほかにも「ランチセット」(1,430円税込)など、ランチはボリュームたっぷりでお得なメニューがそろっています。
中央のカウンター席では、すし職人の熟練した技を間近に見られます。そのほかテーブル席はもちろん、子ども連れでも安心な小上りの個室、すすきのの街を眺められる窓際の席などがあり、人数やシチュエーションに合わせた使い方ができるのもうれしいですね。
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町のすし家 四季花まる すすきの店
- 住所 札幌市中央区南四条西2丁目2-4 レコルトサッポロ 2F
- 電話 011-520-0870
営業時間:11:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:不定休
リピーター多数!「どんぶり茶屋 二条市場店」
札幌中心街にある市場・二条市場。長い歴史を誇るこの市場には、海鮮から青果、お土産物を扱う店までがずらりと軒を連ね、北海道らしい食材を使った飲食店も少なくありません。
なかでも海鮮丼の専門店「どんぶり茶屋」は実力・人気を兼ね備えた一店。毎朝、厳選して仕入れた旬の道産食材を使っていいて、シンプルな丼料理だからこそ、素材そのものが持つ味わいの深さを楽しむことができます。
お手頃価格でいろいろなネタを楽しみたいならオススメは「大漁丼」(2,180円税込)。ボタンエビやカニの爪、サーモンなど9種類のネタが入っていて、見た目も豪華。贅沢な気分になれる一杯です。
海の幸を豪快に、贅沢に盛り込んだ「至宝丼」(4,280円税込)は、SNS映え必至の大迫力なルックスです。北海道名物の毛ガニやウニ、イクラ、甘エビ、ボタンエビなどが盛られてボリュームたっぷり! 二人で分け合って食べるのも楽しいですよ。
どんぶり茶屋には、北海道らしい海鮮丼ぶりが約20種類もそろっているので、訪れるたびに違うメニューを楽しめます。ランチタイムにはあっという間に満席になるほどの人気ですが、魅力たっぷりな丼メニューは待ってでも食べる価値あり! 英語や中国語(簡体・繁体)、台湾語、タイ語など7か国語対応のメニューがあるので、安心して選べます。
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どんぶり茶屋 二条市場店
- 住所 札幌市中央区南3条東1丁目7(二条市場内)
- 電話 011-200-2223
営業時間:7:30~17:30(L.O.17:00)
定休日:元旦
市場の雰囲気も楽しめる「丼兵衛」
札幌中央卸売市場は、道内はもちろん全国各地から季節の食材が集まる北海道の台所とのいえるスポット。周辺は場外市場と呼ばれ、鮮魚店や青果店などがずらりと並び、札幌の観光名所としても親しまれています。そんな市場内にある「さっぽろ朝市」で、コストパフォーマンス抜群の海鮮丼を提供してくれるのが「丼兵衛」です。ネタはもちろん、仲買人たちが毎朝市場で厳選して仕入れたものばかり。市場や地元の人たちにも折り紙付きの美味しさです。
店の一番人気はその名も「満足丼」(写真上は並 2,480円税別)。10種類のネタが楽しめる、欲張りな内容です。大きなボタンエビやカニ身など、丼からはみ出すばかりに盛られたネタが迫力満点。まさに海鮮三昧の一杯で、ほお張るたびに思わず笑顔もこぼれます。
たったの500円(税別)で豪勢な味を楽しませてくれるのが、「海鮮バラちらし」。マグロやサーモンなど人気のネタがちりばめられていて、彩りもきれいです。赤字覚悟のサービス丼なので、数量限定。早起きして朝食として楽しむのもいいですね。
カウンター7席の小さな店内は、昭和レトロな空間でほっと落ち着ける雰囲気。調理風景も目の前で見られて待ち時間も楽しいですよ。メニュー表は英語にも対応しています。朝食か早めのランチにして、食後は場外市場の散策とお買い物を楽しむコースがオススメです。
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丼兵衛
- 住所 札幌市北12条西20丁目1-20 札幌中央卸売市場さっぽろ朝市内
- 電話 011-614-6533
営業時間:7:00~13:30 ※酢飯・ネタが無くなり次第終了
定休日:日曜・祝日 市場の休日
隠れ名店の「発寒かねしげ鮮魚店」
最後は、札幌の中心部から西へ車で約20分、歴史ある商店街が魅力的な発寒のお店をご紹介します。商店街の一角に店を構える「かねしげ鮮魚店」は、町のお魚屋さん。その鮮度のよさと安さから、地域住民だけでなく、わざわざ車に乗って買い物にくるお客さんもいるほどの、隠れた人気店です。
「海鮮丼スーパーワイルド」(2,300円税込)は、その日一番いいネタを店主が選んでたっぷりと盛り付けてくれる贅沢な丼。いろいろなネタを楽しみたい人におススメです。
「本まぐろの赤身丼」は、これだけマグロが楽しめてなんと1,080円(税込)という驚きの安さ。リピートしてしまう人が多いのもうなずけます。
特に人気なのは、ランチタイムのみ営業するイートインコーナー。鮮魚店ならではの質の良いネタで、豪華な海鮮丼を楽しめます。「ウニ丼」(時価)は、北海道を代表する海鮮のウニが「これでもか!」とばかりに敷き詰められた、自慢のメニュー。6~8月は余市や積丹産の旬のウニを使用しており、極上の味わいです。
※「イートインコーナー」は2020年9月現在、しばらく、テイクアウト「海鮮丼」の販売のみの営業となります。
このほか、自分で好きなネタを選べる勝手丼など、メニューの種類も豊富で、どのメニューもテイクアウトOK。また鮮魚コーナーに並ぶ約20種類の刺身から、お好みの詰め合わせができる刺身バイキングも人気で、ホテルに持ち帰ってお酒の肴にするのもいいですね。
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発寒かねしげ鮮魚店
- 住所 札幌市西区発寒5条4丁目2-54
- 電話 011-215-6997
営業時間:【イートインコーナー】11:00~14:00(L.O.13:30)、【鮮魚コーナー】10:00~19:00
定休日:水曜
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
Text by:みんなのことば舎
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。