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【2021年版】北海道の桜の名所12選【道南~道東】

【2021年版】北海道の桜の名所12選【道南~道東】

公開日: 2020/02/07
更新日: 2021/03/16

日本の春といえば、満開の桜を思い浮かべる人が多いでしょう。南から駆け上がるように順々に開花時期を迎えていく桜が北海道で咲き始めるのは、本州が初夏に差し掛かるころ。長く厳しい冬に耐えた桜は、素朴ながらも野趣あふれる北海道の春の風景をつくり出します。そんな北海道の桜を楽しむ名所12選をご紹介します。

目次
  1. 春の訪れを告げる花…北海道で桜が咲き始める時期はいつ?
  2. 本州の桜より鮮やか!? 北海道で多く見られる桜の品種は「エゾヤマザクラ」
  3. 北海道のお花見には「ジンギスカン」が主流
  4. 1.1万本の桜がおもてなし「松前公園」【道南】
  5. 2.地上から空から桜を楽しむ「五稜郭公園」【道南】
  6. 3.19種類もの桜「森町・オニウシ公園」【道南】
  7. 4.歴史ある桜の名所「円山公園」【道央】
  8. 5.花のトンネルと化す「登別桜並木」【道央】
  9. 6.日本屈指の規模!「二十間道路桜並木」【道央】
  10. 7.自然とアートが融合「モエレ沼公園」【道央】
  11. 8.歴史的建造物と桜のコラボが楽しめる「中島公園」【道央】
  12. 9.札幌中心部のお花見スポット「大通公園」【道央】
  13. 10.ボートから桜を楽しめる「月寒公園」【道央】
  14. 11.3,500本ものエゾヤマザクラは圧巻!「旭山公園」【道北】
  15. 12.遅咲きの桜の名所「清隆寺」【道東】

春の訪れを告げる花…北海道で桜が咲き始める時期はいつ?

春の訪れを告げる花…北海道で桜が咲き始める時期はいつ?

1月に沖縄県で咲き始める桜は、南から北へ、低地から山へと日本各地で咲き進みます。これを「桜前線」といって、日本の人々は地元の開花時期を待ちわびます。

その桜前線が北海道に上陸するのは、例年4月下旬で、全道を通過するのにさらにそこから1カ月ほどかかります。積雪の多い北海道では平地でやっと雪が解けきった頃で、地上の草花も咲き始めの時期。ほかの地域では春爛漫のイメージの桜は、北海道では春の訪れを告げる花なのです。

本州の桜より鮮やか!? 北海道で多く見られる桜の品種は「エゾヤマザクラ」

本州の桜より鮮やか!? 北海道で多く見られる桜の品種は「エゾヤマザクラ」

本州の桜を見たことがある人は、北海道の桜の風景に「なんだか、色が鮮やかな気がする」と思うかもしれません。それもそのはず、桜の品種が少し違うのです。

最もポピュラーなソメイヨシノの数も増えてきましたが、北海道で多く見られるのがよりピンク色の濃い「エゾヤマザクラ」。さらにこの桜の特徴として、咲き始めから赤い葉が一緒に出てくることがあり、より色濃く、野趣あふれるたたずまいとなります。

北海道のお花見には「ジンギスカン」が主流

北海道のお花見には「ジンギスカン」が主流

北海道民ももちろん、お花見が大好き。地域の桜が咲くと、お弁当ではなく炭火と肉を用意して、ジンギスカンを始めるのがもはや伝統となりつつある花見スタイルです。
※現在は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ほとんどの場所で飲食を伴う花見は禁止されています。

例年、開花時期に大型連休が絡むところも多いため、桜にちなんだお祭りやイベントも多く開催されます。さまざまな楽しみ方のある北海道の桜について、特におすすめの花見スポットをご紹介していきます。

1.1万本の桜がおもてなし「松前公園」【道南】

1.1万本の桜がおもてなし「松前公園」【道南】

北海道の桜の開花は、道南から始まります。函館から車に乗り約2時間で、松前城がある松前公園に着きます。この公園には一重咲きのソメイヨシノや、八重咲きのナデンという桜など約250種1万本もの桜が植えられています。早咲き、中咲き、遅咲きとさまざまな桜があるため、一か月にわたって桜を楽しむことができます。

例年、4月下旬から5月中旬にかけて開催される「松前さくらまつり」では、海の幸やスイーツが並ぶ物産フェアや歌謡ショーなど、さまざまなイベントが行われます(イベント内容の変更、中止の可能性あり)。中でも見どころは甲冑を着た鎧武者が列をなして歩く「武者行列」です。公園内ではこの時期ならではのスイーツ「桜ソフトクリーム」も味わえます。

  • 松前公園
    • 住所 〒049-1511 松前郡松前町字松城
    • 電話番号:0139-42-2726(問い合わせ:松前観光協会)

2.地上から空から桜を楽しむ「五稜郭公園」【道南】

2.地上から空から桜を楽しむ「五稜郭公園」【道南】

函館市もまた、北海道ではいち早く4月下旬から桜を楽しめる地域です。国の特別史跡に指定されている五稜郭は、現在は公園として開放されており、有名な花見スポットとして知られています。地上の指定エリア内では桜を楽しみながらジンギスカンを味わうことができます(現在、新型コロナウイルス感染症対策のため火器の使用不可)。

五稜郭公園の桜を一味違う眺めで楽しめるスポットが、公園に隣接する高さ107メートルの五稜郭タワーです。ソメイヨシノを中心とした約1,600本の桜が花開くと、星型の敷地が一面ピンク色に彩られた美しい光景が眼下に広がります。

3.19種類もの桜「森町・オニウシ公園」【道南】

3.19種類もの桜「森町・オニウシ公園」【道南】

函館市から北へ、車で約1時間の森町にも、桜の名所であるオニウシ公園があります。「オニウシ」とは、アイヌ語で「木が多く茂っているところ」という意味です。

公園内には19種、約500本の桜が植えられており、4月下旬〜5月中旬にかけて次々と開花します。ソメイヨシノ、オオヤマザクラのほか、駒見桜(コマミザクラ)、堀井緋桜(ホリイヒザクラ) など森町にしかない希少な固有種の桜もあります。

特に駒見桜は、堀井緋桜とソメイヨシノを交配した桜「森小町」を育成している途中で生まれ、本数の限られた貴重な品種です。

オニウシ公園の隣にある道の駅「YOU・遊・もり」は、屋上ラウンジから桜と森町が一望できるスポットです。

  • 森町・オニウシ公園
    • 住所 〒049-2311 北海道茅部郡森町字上台町326-1
    • 電話番号:01374-2-2181(問い合わせ:森町役場 商工労働観光課)

4.歴史ある桜の名所「円山公園」【道央】

4.歴史ある桜の名所「円山公園」【道央】

5月に入ると桜前線は道央に入ってきますが、都市で気温が高めの札幌には、早い年には4月中に桜前線が訪れます。そんな札幌で、古くから桜の名所として親しまれる公園が円山公園です。地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩5分。

園内にはエゾヤマザクラ、ソメイヨシノなど約150本の桜が植えられており、4月下旬〜5月中旬に見頃を迎えます。国の天然記念物に指定された円山原始林の北側に位置する公園内では野生のリスや野鳥が観察でき、北海道の自然を間近に感じることができます。

円山公園に隣接する北海道神宮の桜もまた格別です。また、北海道神宮には梅林があります。本州の多くの地域では梅は2〜4月、桜は3〜4月と少しずれて開花しますが、札幌では梅と桜がほぼ同時期に開花。つまり、北海道神宮は桜と梅を一度に楽しむことができる場所です。

5.花のトンネルと化す「登別桜並木」【道央】

5.花のトンネルと化す「登別桜並木」【道央】

千歳空港から車で約1時間の場所にある、JR登別駅から登別温泉へ向かう道中にある桜並木です。1934年に当時の皇太子(現在の上皇)の誕生を記念して、市民が植樹したエゾヤマザクラが約2kmに渡り続いています。5月上旬から中旬にかけて見頃を迎え、桜のトンネルとして市民に親しまれています。

登別温泉地として有名で、温泉街はもちろん噴火活動によってできた火口跡「登別地獄谷」や、森林浴をしながら楽しめる天然の足湯など、たくさんの観光スポットがあります。

  • 登別桜並木
    • 住所 〒059-0463 北海道登別市中登別町
    • 電話番号:0143-84-3311(登別国際観光コンベンション協会)

6.日本屈指の規模!「二十間道路桜並木」【道央】

6.日本屈指の規模!「二十間道路桜並木」【道央】

二十間道路桜並木は、新千歳空港から車で約1時間30分の場所にある新ひだか町にあります。約2,200本の桜が直線約7キロメートルに渡って続く美しい桜並木です。

この道路は、かつてこの地にあった宮内省(現在の宮内庁)の御料牧場を視察する皇族の行啓道路として造成されたのがはじまりとされています。

近隣の山々から、エゾヤマザクラを移植した1916年当時、道幅が日本の単位で二十間(約36メートル)あったことから、二十間道路と呼ばれるようになりました。

提供:新ひだか観光協会

「日本の道百選」「さくら名所100選」「北海道遺産」などに選定された名スポットで、全国各地から多くの観光客が訪れます。開花時期の、5月上旬から中旬には「しずない桜まつり」が開催され、お土産などが販売されます。また、桜まつり開催期間限定で「龍雲閣」が一般開放され、国宝級の貴重な品々が展示されます。

7.自然とアートが融合「モエレ沼公園」【道央】

7.自然とアートが融合「モエレ沼公園」【道央】
写真提供:モエレ沼公園

彫刻家であるイサム・ノグチが設計したモエレ沼公園。札幌市街地から車で約30分の距離にあります。約188.8ヘクタールの広大な敷地には、ガラスのピラミッドや大きなモニュメントなどがあり、エリアごとにさまざまなアートが楽しめます。

写真提供:モエレ沼公園

その中の一つ「サクラの森」が、モエレ沼公園の花見スポットです。7つの遊具エリアを囲むように約1,800本の桜が植えられており、5月上旬になるとエゾヤマザクラを中心に、カスミザクラやチシマザクラなどが咲き誇り、エリア一帯が桜に包まれます。子ども連れでお花見を楽しめる人気スポットです。

写真提供:モエレ沼公園
  • モエレ沼公園
    • 住所 〒007-0011 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
    • 電話番号:011-790-1231(モエレ沼公園管理事務所)

8.歴史的建造物と桜のコラボが楽しめる「中島公園」【道央】

8.歴史的建造物と桜のコラボが楽しめる「中島公園」【道央】

中島公園は、札幌の繁華街・すすきのから南側に約9分歩いたところにあります。中島公園には約400本もの桜があり、エゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラなど、さまざまな種類の桜が咲きます。見頃は4月下旬から5月上旬ごろです。

また園内には、歴史的建造物もあります。日本庭園にたたずむ茶室「八窓庵(はっそうあん)」や、明治初期の代表的な木造洋風建築「豊平館(ほうへいかん)」と桜の共演はとても風情があり、春の札幌で一度は見ておきたい名スポットです。その他、ソメイヨシノの桜並木やシダレザクラの美しい日本庭園なども見どころ。ぜひ散策してみてください。

9.札幌中心部のお花見スポット「大通公園」【道央】

9.札幌中心部のお花見スポット「大通公園」【道央】

札幌市の中心部に約1.5キロメートルにわたって伸びている大通公園。札幌市民の自然あふれる憩いの場所であり、桜スポットの一つでもあります。5月上旬になると約50本の桜が咲き誇ります。桜の種類は、エゾヤマザクラ、サトザクラ、ソメイヨシノが多く、その他にもカスミザクラ、チシマザクラ、ミヤマザクラなども見られます。

例年4月下旬になると大通公園では、「とうきびワゴン」が営業を開始します。北海道産のとうもろこしを味わいながら、桜を楽しむのもおすすめです。春には桜以外にも、ツツジやチューリップなどが咲き、見る人々を楽しませます。

10.ボートから桜を楽しめる「月寒公園」【道央】

10.ボートから桜を楽しめる「月寒公園」【道央】

札幌中心部から少し離れた月寒公園は、地下鉄東豊線美園駅から徒歩5分の距離にある公園です。テニスコートやパークゴルフ場などのスポーツ施設や遊具などがあり、子どもから大人まで楽しめます。

約22ヘクタールほどの公園内にはエゾヤマザクラや、枝が垂れ下がったシダレザクラなどの数十本の桜が見られます。園内を散歩しながら桜を楽しむのも良いですが、おすすめスポットはボート池!池の周辺にある桜を、ボートから眺めることもできます。4月末〜5月中旬ごろが見頃です。

  • 月寒公園
    • 住所 〒062-0011北海道札幌市豊平区美園11条8丁目1
    • 電話番号:011-818-3150(月寒公園管理事務所)
      貸ボート
      営業期間:2020年4月29日〜10月11日(予定)
      営業時間:10:00〜17:00(最終乗船16時30分)
      料金:1艘320円(30分)大人3名まで
      定休日:毎週火曜日(祝日の場合は営業)

11.3,500本ものエゾヤマザクラは圧巻!「旭山公園」【道北】

11.3,500本ものエゾヤマザクラは圧巻!「旭山公園」【道北】

桜前線が道北エリアに達するのは、例年5月に入ってから。旭川市の東部、標高295mの旭山のふもとに広がる旭山公園では、約3,500本のエゾヤマザクラが5月上旬に見頃を迎えます。満開の時期には露店が出店し、多くの人でにぎわいます。

また、同時期に開催される「夜桜まつり」では、美しい桜をライトアップ。昼間とは違う雰囲気で桜を楽しむことができます。公園は旭山動物園と隣接しているため、家族連れにおすすめです(新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、夜桜まつり、ライトアップは中止になる場合があります)。

  • 旭山公園
    • 住所 〒078-8205 北海道旭川市東旭川町倉沼
    • 電話番号:0166-52-1934(公益財団法人旭川市公園緑地協会)

12.遅咲きの桜の名所「清隆寺」【道東】

12.遅咲きの桜の名所「清隆寺」【道東】
提供:根室市観光協会

桜前線のゴール地点とされている桜の名所が、道東エリアの根室市にある清隆寺です。見頃は5月中旬から6月上旬で、北海道の代表的な桜であるチシマザクラやエゾヤマザクラが咲いています。

チシマザクラは明治2年に国後島より根室市に移植され(当時は「クナシリザクラ」と呼ばれていました)、明治36年に清隆寺の境内に移植されました。

道内の多くのチシマザクラの源流は清隆寺と伝えられています。チシマザクラは背が低く根元から枝が分かれていることが特徴。花の位置が低いことから、より香りを楽しむことができます。

  • 清隆寺
    • 住所 〒087-0044 北海道根室市松本町2丁目2
    • 電話番号:0153-24-3104(根室市観光協会)

Text by:みんなのことば舎

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