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施設説明

かつて北海道の経済の中心として発展した、港町・小樽。当時は海から船で荷物の積み卸しをしていたことから、作業を効率的に行うために小樽運河が造成された。海岸の沖合を埋め立てて、1923年に完成。他の運河ではあまり見られない緩やかに湾曲した形状が特徴的だ。
流通が陸路へと移行すると、小樽運河の役割は減り、1986年には運河の一部が埋め立てられる。かつては40m幅だった運河は臨港線に沿った部分が20mに埋め立てられ、散策路が整備され、観光スポットとして再び脚光を浴びることとなる。北運河には当時の幅の運河がそのまま残されている。
運河沿いには石造りの倉庫や古い工場が建ち並ぶ。なかにはリノベーションされて、レストランやショップとして使われているものもある。遊歩道沿いには63基のガス灯が並び、日が暮れるとやわらかな光が辺りを照らし、ノスタルジックな雰囲気に。

・交通情報
新千歳空港からJR快速エアポートで1時間13分、JR小樽駅下車、徒歩8分

・小樽運河クルーズ
運河沿いの遊歩道を歩くだけでも十分楽しめるが、せっかく訪れたのであれば運河を進むクルーズ船に乗ってみよう。
JR小樽駅から徒歩15分、小樽運河に架かる中央橋がクルーズ船の発着ポイント。
クルーズツアーは所要約40分。倉庫群を眺めながら運河を進み、頭を低くして橋の下を通過する場面も。クルーズにはガイド兼キャプテンが同乗。通常便では日本語によるアナウンスとなるが、一部の船には音声ガイドシステムを搭載しており、英語、中国語、韓国語の三カ国にてアナウンスを聞くことができる。
当日でもあいていれば乗船できるが、夏季や連休中は混雑が予想されるため、事前の予約が望ましい。出港時間の15分前には中央橋に隣接するチケットカウンターでチケットの購入を。出港の10分前から乗船開始。
日が暮れてからのナイトクルーズも人気が高い。昼間とはまた表情の違う、ロマンチックな運河クルーズを満喫することができる。
小雨の場合、無料のレインコートの貸し出しあり。大雨、強風の場合は運休の可能性あり。安全のため、船上での傘の利用は不可。
1日16〜23便運航(30分間隔。季節により運航本数は異なる)。
デイクルーズ大人1500円、小学生500円、ナイトクルーズ大人1800円、小学生500円(幼児は大人1名につき1名無料)

・小樽雪あかりの路
2月上旬〜下旬にかけて開催されるイベントで、小樽運河ほか市内各所にキャンドルの灯りが灯される。小樽運河には無数の浮き玉キャンドルが浮かべられ、雪景色と相まって幻想的。

施設基本情報

  • 住所

    047-0007

    北海道小樽市港町 小樽運河

  • 最寄駅
    小樽 駅
    ・ 函館本線
  • 電話
    0134-32-4111
  • 営業時間
    24時間営業
    ※散策自由
  • 定休日
    無休
  • 公式サイト
    オフィシャルサイト

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