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これぞ北海道!贅沢なカニをたっぷり満喫できるおすすめ旅館&ホテル4選

これぞ北海道!贅沢なカニをたっぷり満喫できるおすすめ旅館&ホテル4選

更新日: 2023/11/21

北海道は新鮮な海産物の宝庫!とれたての魚介やお刺身をたっぷり楽しむことができます。その中でも観光客からとりわけ人気が高いのが、カニ料理です。お口の中で溶けていく甘い身や独特の食感、濃厚なカニ味噌……調理方法や部位、そしてカニの種類によっても異なる、奥深い魅力が楽しめます。今回は、そんなカニを満喫できる旅館ホテル4選をご紹介!北海道が誇る、旨みたっぷりのカニの味わいをぜひお楽しみください。

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目次
  1. 1:美しき山岳リゾート「層雲閣MOUNTAIN RESORT 1923」 で焼きズワイガニを堪能!
  2. 2:登別温泉街の老舗割烹旅館でこだわりのカニ懐石を堪能 「御やど 清水屋」
  3. 3:カニづくし御膳と絶景温泉で五感が研ぎ澄まされるような旅を 「第一滝本館」
  4. 4:大迫力の毛ガニの姿盛りに感動!湯の川温泉の老舗ホテル 「はこだて湯の川温泉 花びしホテル」

1:美しき山岳リゾート「層雲閣MOUNTAIN RESORT 1923」 で焼きズワイガニを堪能!

1:美しき山岳リゾート「層雲閣MOUNTAIN RESORT 1923」 で焼きズワイガニを堪能!

目を奪われるような渓谷の絶景を望む山岳リゾート「層雲閣MOUNTAIN RESORT 1923」。「暮らすように過ごす。」をコンセプトに、我が家のようにくつろいでもらえるようなホテルを目指し、2022年にリニューアルオープンしたばかり。

千歳空港からは車で約3時間20分、旭川空港からは車で約90分のところにあります。JR上川駅からはバスで約35分です。

こちらのホテルでは、ビュッフェレストランで「豪快な焼きズワイガニ」が楽しめます。香ばしく焼かれた大きな脚に、食欲がそそられること間違いなし。たっぶりと詰まった身の旨みを心ゆくまで味わうことができます。

料理人が目の前で腕を振るうオープンキッチンスタイルで、和食洋食・中華、山海の幸などの、バラエティに富んだメニューが堪能できます。また、時期によってはカニの「鉄砲汁」が楽しめることも。宿泊した海外旅行客からも「ビュッフェスタイルの食事がすばらしく、コストパフォーマンスが高い」との声が。

全162室の客室は和室を中心に、ナチュラルながらも華やかな洋室、今年5月にリニューアルしたラグジュアリールームなどバラエティ豊か。客室情報などには英語の記載もあります。心地よいサービスとプライベートな時間を大切にしています。

層雲峡のダイナミックな峡谷が存分に堪能できる「峡谷露天風呂」では、時折吹く北風とともにお湯に浸かり、日々の喧騒を忘れるひと時をどうぞ。広々とした内湯「マルモ大浴場」もおすすめです。お湯は無色透明・無味・無臭で、肌への刺激が少なく体にやさしい単純温泉なので、お子さん連れも安心して家族で楽しむことができます。

1階のパブリックスペースやエントランス、ショップなどはひときわ洗練された雰囲気で、上質で心地良いステイが楽しめます。今後はwebサイトの充実化を進め、人気のビュッフェにもさらに力を入れて、まずます進化を続けていくそうです。

層雲峡は絶景の宝庫。「日本の滝百選」にも選ばれている、「銀河の滝」や「流星の滝」まではホテルから車で3分です。「銀河の滝」は、キラキラと銀の糸を引いて流れるその姿から「女滝」と、一気に轟き落ちる豪快な「流星の滝」は「男滝」とも呼ばれています。紅葉の名所として強いられる「銀泉台」には車で45分。「銀河の滝」の源流と考えられたためこう名付けられたと言われています。紅葉シーズンには特におすすめのスポットです。

  • 層雲閣MOUNTAIN RESORT 1923
    • 住所 〒078-1792 北海道上川郡上川町層雲峡温泉

2:登別温泉街の老舗割烹旅館でこだわりのカニ懐石を堪能 「御やど 清水屋」

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北海道南西部にある登別温泉街の奥にひっそりと佇む老舗旅館「御やど 清水屋」。源泉かけ流しの温泉と、お部屋でいただくこだわりの割烹料理が自慢です。

登別温泉は全国有数の温泉地で数種類の源泉があり、その歴史は200年以上と言われています。北海道の先住民であるアイヌの人々も薬湯として重宝していたとされています。

札幌から登別まではJRで約1時間20分。登別駅からはバスや旅館の送迎を利用することができます。車の場合は、札幌から約2時間30分とやや距離がありますが、雄大な景色を楽しみながらのドライブもおすすめです。

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ここで味わうことができるのは、宿自慢の「活毛ガニ付き夫婦仕立て膳」。季節の地場産品をふんだんに盛り込んだ全13品の会席料理に加えて、北海道産の活毛ガニの脚を洗い、身はゆでたものをお楽しみいただけます。

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「活毛ガニ付き夫婦仕立て膳」は、カニを脚まで全てゆでた状態での提供も可能だそうです。お好みに合わせて、旨味たっぷりの活毛ガニを堪能しましょう!

また、「大切な人と過す特別プラン」という宿泊プランでは、ディナーのメイン料理を「十勝牛陶板焼き」「きんきの煮付け」「タラバ蟹アメリケーヌソース」の3品の中から選ぶことができます。「タラバ蟹アメリケーヌソース」は、濃厚なアメリケーヌソースが絡んだタラバガニはとても贅沢な味わいです。

「御やど 清水屋」は、北海道内では珍しく、夕・朝食ともに「お部屋食」の旅館です。客室係が宿泊客の食べるペースに合わせて、旬の会席料理を提供します。友人や家族だけのプライベートな空間で気兼ねなく会話を楽しめ、感染症などのリスクも低く、安心してリラックスできます。

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館内には柔らかな明かりが灯り、純和風の落ち着いた雰囲気の中で、熟練のスタッフが優しくゲストを迎えてくれます。客室はほっと和む和室を中心に、応接間付き和室や和洋室を選ぶことができ、全室バス・トイレ・洗面所付きです。部屋に入ると、かすかに聞こえる川のせせらぎが、ゆったりと心を解きほぐしてくれます。

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お風呂は、登別温泉を源泉かけ流しで楽しめます。乳白色の硫黄泉につかれば、日頃の疲れが溶けていくようです。野趣あふれる露天風呂のほか、爽やかな香りのヒノキ風呂もおすすめです。内湯の大きな浴槽まで、すべて源泉かけ流し
です。

英語が堪能なスタッフによる丁寧なサービスにも定評があります。外国人宿泊客からは「スタッフはとてもフレンドリーです。温泉はとても良いです。」「サービススタッフのサービス態度は素晴らしく、愛想が良く優れています。」といった感想が。

また、無料Wi-fiが全館で利用できたり、飲料のメニュー表やお風呂の注意書き等を多言語表記していたりと、細やかな心配りが感じられます。今後は外国人スタッフを積極的に雇用し、より多言語に対応したサービスを進めていくそうです。

「御やど 清水屋」から徒歩約10分のところには、登別温泉のシンボルともいえる「地獄谷」があります。大地の鼓動が感じられる景観はまさに絶景。「登別温泉散策マップ」を手に、周辺に住む鬼を探して散策するのもおすすめです!

  • 御やど 清水屋
    御やど 清水屋
    • 住所 059-0551 北海道登別市登別温泉町173
    • 最寄駅 登別 駅 (室蘭本線)

3:カニづくし御膳と絶景温泉で五感が研ぎ澄まされるような旅を 「第一滝本館」

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創業160年を越える登別温泉の老舗宿「第一滝本館」。江戸時代より受け継がれる湯が、現在も疲れた人々を癒し続けています。日々、新鮮な温泉を管理する「湯守」をはじめ、大勢のスタッフがお客様を丁寧にもてなしてくれます。

札幌市街地からは車で約2時間、新千歳空港からは車で約1時間とアクセスの良い立地です。JR登別駅からはバスで15分のところにあります。

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本館客室宿泊プランでは和食会席膳の内容を選択することができ、カニづくしの豪華な「かに御膳」を楽しむことができます。季節により内容は変わりますが、基本的にはカニは通年で提供可能だそうです。

外国人宿泊客からは「夕食の懐石料理の冬のメニューは素晴らしく、ズワイガニは最高の一品でした」「ボリュームがあり、郷土色豊かで美味しく、ホテルのスタッフもプロフェッショナルに盛り付けてくれました」といった感想も。

季節ごとに提供している「三大蟹を食べつくす/かに御膳」プランでは、お部屋でゆったりとカニづくしの夕食を楽しむことができます。毛ガニ・タラバガニ・ズワイガニの三大ガニ満載で、まさにカニをこよなく愛す人々のための御膳です。

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客室は和室、ツインを中心に、和洋室やバリアフリールームとバリエーション豊か。ペットも一緒に泊まれる「わんちゃんルーム」の用意も。どの客室も和モダンな雰囲気に統一されており、スタイリッシュながらもゆったりとした気持ちで寛ぐことができます。

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地獄谷の絶景を眺めながら源泉かけ流しの温泉を独占できる、特別な空間展望風呂付き客室は特におすすめです。

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大浴場は敷地面積1,500坪と、圧巻のスケール。男女合わせて35の浴槽で、5つの泉質を24時間楽しむことができます。窓からは迫りくるように蒸気を噴き上げる地獄谷が見え、四季折々に表情を変える絶景が楽しめます。お湯に浸かって対峙すれば、自然の雄大さに思わず引き込まれてしまうでしょう。

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広々とした露天風呂では、なんとお酒やソフトドリンクなどを楽しむことができます。露天風呂でお酒をいただける宿は全国にもたいへん珍しいもの。秋の木漏れ日の中、または優しく降りしきる雪景色の中で、至福の一杯を味わいましょう(ただし飲みすぎにはご注意を。提供時間15:30~20:30)。

館内の掲示物は複数言語で表記しており、温泉の説明書きなども多言語対応しています。外国人宿泊客からは「スタッフはフレンドリーで親切、チェックインの際の受付の方は英語が堪能でした」「スタッフはとても親切で、日本語と英語の両方を話すことができました」などの感想が。

周辺の観光スポットもお見逃しなく! 「地獄谷温泉」までは徒歩5分と程近く、展望台から壮大な眺めをお楽しみいただけます。湯けむりも迫力があり、地球の息吹を感じられるでしょう。また、活火山「倶多楽」の一部であるカルデラ湖「倶多楽湖」までは車で12分です。

  • 第一滝本館
    第一滝本館
    • 住所 059-0595 北海道登別市登別温泉町 55
    • 最寄駅 登別 駅 (室蘭本線)

4:大迫力の毛ガニの姿盛りに感動!湯の川温泉の老舗ホテル 「はこだて湯の川温泉 花びしホテル」

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開湯350余年という歴史ある函館・湯の川温泉。ここで70余年営業を続ける「はこだて湯の川温泉 花びしホテル」は、地域文化や風土を感じることができるホテルです。スタッフにも函館生まれ・函館育ちが多く、地元愛にあふれています。

函館空港からは車で8分の好立地で、JR函館駅からも車で15分です。JR函館駅からは懐かしい路面電車で移動するのもおすすめ。のんびりと函館の町並みを眺めながら約30分。「湯の川温泉」電停で降りれば、ホテルまで徒歩2分です。

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ここで楽しめるのは、豪快な「毛ガニ姿盛り」!カニ料理が付いた宿泊プランか、他のプランの別注料理として、通年楽しむことができます。

「【特選和食会席膳】\北海道・函館を食べ尽くす/毛蟹・いくら・舟盛り!港町のうまいもの大満喫★1泊2食付き」プランでは、北海道・函館の食材をたっぷりと使用した特選和食会席膳が楽しめます。新鮮な魚貝をたっぷりと舟に乗せた舟盛りや毛ガニの甲羅盛りは、まさに港町ならでは!道産和牛の網焼きなど、自慢の山の幸も一緒に味わうことができます。

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ハナビシソウのように、「華やかで優しい想いをお客様の心に咲かせたい」という想いから名付けられた同ホテルでは、美しい庭園が心和ませてくれます。他にも館内各所には生け花や一本彫りの熊の木彫りなど、和を意識した設えがみられます。おもてなし、接客、サービスに定評のある宿として、地元はもちろん世界中のお客様に愛されています。

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客室はゆっくりとくつろげるよう、広めの10畳和室が基本。本館にはそのほか、和洋室や禁煙室、2間続きの部屋など、人数や過ごし方の希望に合わせて選ぶことができます。

さらに、ワンランク上のステイが楽しめる別館「臥牛亭」「末広亭」もあり。開放感ある大きな窓のある部屋、和風庭園をしつらえた部屋、露天風呂付き客室(バリアフリータイプもあり)など、さまざまなタイプの部屋で上質な時間を過ごすことができます。

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北海道の中でも歴史の古い湯の川温泉は、江戸時代から疲労回復や冷え性などに効果と重宝されていました。

男性浴場「ひしの湯」には2種類の露天風呂と、広々とした室内風呂が2種類あります。野趣あふれる岩風呂と木の香りがやさしい檜風呂でゆったり寛ぐことができます。女性浴場「はなの湯」には広々とした室内風呂と3つの庭園露天風呂が。四季の移ろいが感じられる庭園を眺めながら名湯に浸かれば、悩みもお湯に溶けていくようです。

「はこだて湯の川温泉 花びしホテル」には、英語と中国語の対応が可能なスタッフが常駐しています。また、英語表記の館内案内やレストランメニューを設置するなど、多言語対応に力を入れています。

宿泊した外国人観光客からは「素敵な和室に泊まりました。日本のお風呂と夕食もとてもよかったです」「ホテルの中国人スタッフのサービスは素晴らしく、部屋の設備や温泉は期待以上で、清潔」との声が。

ホテル周辺にも見どころがたくさん。湯の川温泉発祥の地でもある湯倉神社までは徒歩10分。函館のシンボル「五稜郭タワー」までは車で約10分です。ゆったりと港町の魅力を満喫してみてはいかがでしょうか?

  • はこだて湯の川温泉 花びしホテル
    • 住所 〒042-0932 北海道函館市湯川町1丁目16番18号
    • 電話 0138-57-0131

旨みがしっかりと詰まったカニは、まさに北海道が誇る海の至宝。そんなカニを堪能することができる旅館ホテルで、素晴らしいひと時をお過ごしください。

Text by:みんなのことば舎
※本記事の情報は2022年10月時点のものを一部更新しています。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

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