国際的なリゾート地として有名なニセコエリア。上質なパウダースノーや、スノースポーツを楽しめる場所として知られていますが、グリーンシーズンにも魅力的なアクティビティや観光スポットがたくさん!この記事では、そんなグリーンシーズンのニセコエリアを徹底的に楽しむためにやるべきことを解説します。
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- 目次
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- 冬だけじゃない!夏のグリーンシーズンも魅力的なニセコエリア
- 旅行プランはこれでばっちり!グリーンシーズンのニセコでやるべきこと9選
- やるべきこと①熱気球係留フライトで、早朝のニセコ連邦やまちの景色を眺望!
- やるべきこと②大自然の中で、迫力満点のアクティビティを満喫!
- やるべきこと③グリーンシーズンのニセコグルメを味わう
- やるべきこと④フォトジェニックなスポット&おいしいスイーツを楽しむ!
- やるべきこと⑤自然と羊蹄山の恵みが溶け込んだ名水を飲みに行く!
- やるべきこと⑥この時期ならではのイベントに参加!
- やるべきこと⑦雨の日でも楽しめるインドア体験で、旅の思い出づくり!
- やるべきこと⑧自然の中にある蒸溜所で、ショッピングや見学ツアーを堪能!
- やるべきこと⑨ナイトゴンドラで星空を眺めながら空中散歩を楽しむ
- ご紹介したアトラクションを体験するなら、宿泊施設での予約もおすすめ!
- 自然・グルメ・アクティビティを満喫して、夏のニセコエリアを楽しもう!
冬だけじゃない!夏のグリーンシーズンも魅力的なニセコエリア
ニセコエリアとは?
「ニセコエリア」とは、北海道西部にある倶知安(クッチャン)町やニセコ町などの地域の総称です。スキーリゾートとして名高い「ニセコアンヌプリ」や、日本百名山の一つ「羊蹄山(ようていざん)」などのニセコ連峰、全国の一級河川清流ランキングで1位となったこともある尻別川(しりべつがわ)、大小さまざまな沼や湖などがある、豊かな自然に恵まれた地域です。国の「特別豪雪地帯」にも指定されており、例年冬には十数メートルもの雪が積もります。
グリーンシーズンこそニセコエリアを訪れるべき2つの理由
冬季の人気が高いニセコエリアですが、それだけではないんです!グリーンシーズンこそ訪れるべき、大きな理由が2つあります。
●理由その① 夏の避暑地にピッタリ!過ごしやすい冷涼な気候
平均最高気温は25度ほど。30度近くなる日も数日ありますが、湿度も低いため、シーズンを通してとても爽やかに過ごせます。
●理由その② この時期ならではのアクティビティやイベントが充実!
大自然を味わうアウトドア体験や、地域の人と一緒に楽しめる夏祭りなど、この時期に、この地でしかできないイベントが盛りだくさん!朝から夜まで、一日中楽しむことができます。
- 札幌からのアクセス
【車】
札幌市内から約2時間(国道230号経由)
【公共交通機関】
JR:約2時間15分(JR函館本線/小樽駅経由)
バス:約3時間30分(北海道中央バスなど) - 新千歳空港からのアクセス
【車】
約2時間(国道276号経由)
【公共交通機関】
JR:約2時間45分(JR函館本線/小樽駅経由)
バス:約3時間(北海道中央バスなど)
旅行プランはこれでばっちり!グリーンシーズンのニセコでやるべきこと9選
やるべきこと①熱気球係留フライトで、早朝のニセコ連邦やまちの景色を眺望!
グリーンシーズンに大人気のアクティビティが、早朝のニセコの風景を楽しめる「熱気球係留フライト」。係留フライトとは、熱気球をロープでつないで行うフライトのことです。上空約30mまでゆっくりと上がり、朝の光が映えるニセコ連峰や、緑あふれる街並みを空から眺めることができます。集合時間より少し早めに会場へ行けば、熱気球を膨らませたり、バーナーで熱を入れたりといったフライト準備の場面も見られますよ。飛行時間は5分程度ですが、清々しい朝の空気を感じながら絶景を楽しむ空中散歩は、きっと忘れられない思い出になるはず!
※2024年度の営業について
7月10日時点で、すでに多くの予約があり、次年度の案内となる可能性があります。詳しくは、施設にお問い合わせください。
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北海道ライオンアドベンチャー(熱気球会場)
- 住所 〒048-1521 北海道虻田郡ニセコ町東山(熱気球会場)
■問い合わせ先:niseko@hokkaido-lion.com
■開催期間:2024年6月1日〜9月8日までの土日祝日 6:30〜
※7月22日〜8月31日は、予約があれば毎日開催
※8月10日〜14日、また予約人数が多くなった日は6:00〜
■料金(税込):3,170円(大人)、2,200円(小学生)、660円(幼児)、2歳以下無料
やるべきこと②大自然の中で、迫力満点のアクティビティを満喫!
グリーンシーズンのニセコを代表するアウトドアアクティビティとして高い人気を誇るのが「ラフティング」。ロケーションとなるのは、羊蹄山の麓を流れる尻別川です。雪解けの増水が落ち着く初夏以降は渇水期となるため、ゆっくりと川下りを楽しむことができます。所要時間は約3時間(着替え・移動を含む)。ただ川下りをするだけでなく、あえて大きな波の中へ行ってみたり、川へ飛び込んでみたりと、川に親しむことができる時間もあります。尻別川から眺めるニセコの自然の景観や、乗り合った仲間たちとの一体感は格別です!
ラフティングのほか、レンタルバイクでのサイクリングなども人気。実施しているツアー会社も多数あるので、気になった方はぜひ調べてみては。
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北海道ライオンアドベンチャー(リバーベース)
- 住所 〒044-0073 北海道虻田郡倶知安町豊岡256-1(5〜10月集合場所)
■問い合わせ先:niseko@hokkaido-lion.com
やるべきこと③グリーンシーズンのニセコグルメを味わう
ニセコエリアのグルメを味わい尽くしたい!という方には、「道の駅ニセコビュープラザ」がおすすめ。「フリースペース棟」には、ホットドッグや焼きソーセージ、カレーやザンギ、スープなど、北海道産食材やニセコ産食材を使った軽食が食べられるテイクアウトショップが並びます。このほか、ニセコ産の旬の野菜や山菜を販売する農産物直売所や、地元農家産の食材を使用したデザートを購入できるショップも多数。地元食材の魅力をたっぷりと味わえます。
また、「情報プラザ棟」では、ニセコ産生乳を使ったチーズやスイーツのほか、石窯パンや焼きたてベーグル、ワインや日本酒などの地酒など、さまざまな特産品を販売。特産品販売コーナーには、朝採れたばかりの新鮮なニセコ産野菜も多数並びます。オンラインでも一部購入可能なので、気になった方はウェブサイトをチェックしてみてくださいね!
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道の駅ニセコビュープラザ
- 住所 〒048-1544 北海道虻田郡ニセコ町字元町77-10
- 電話 0136-43-2051
■営業時間
情報プラザ:9:00〜18:00(通年)
農産物直売所:8:30〜17:00(4月下旬〜10月)、9:00〜17:00(11月〜4月下旬)
■定休日:店舗によって異なる
やるべきこと④フォトジェニックなスポット&おいしいスイーツを楽しむ!
ニセコエリアには、おいしいスイーツが食べられるスポットもたくさん。「ニセコ髙橋牧場」では、朝搾ったばかりの新鮮な乳から作る、さまざまなスイーツを味わうことができます。全部で4つある工房では、それぞれシュークリームやケーキ、チョコレート、アイスクリーム、飲むヨーグルトなどのさまざまな製品を販売しており、特に「絶品!」と人気なのが、ミルク工房のソフトクリーム。さっぱりとした後味で、生乳本来の味が楽しめます。どの製品も、添加物を極力避けて素材を生かし、一つひとつ丁寧に作られています。敷地内にはイートインスペースがあり、羊蹄山やのどかな牧場の風景を眺めながらスイーツを楽しめます。雄大な自然の中と、すてきなスイーツの組み合わせはとても絵になると、観光客から人気のスポットです。
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ニセコ髙橋牧場
- 住所 〒048-1522 北海道虻田郡ニセコ町曽我888-1
- 電話 0136-44-3734
営業時間:9:30~18:00(ケーキの販売は10:00〜)
※冬季は10:00~17:30
やるべきこと⑤自然と羊蹄山の恵みが溶け込んだ名水を飲みに行く!
ニセコエリアに行く際は、ぜひ周辺にも足を延ばしてみて。ニセコから車で約30分のところには、名水の郷として知られる京極町(きょうごくちょう)があります。道の駅に隣接する「ふきだし公園」は、羊蹄山に降り注いだ雨や雪が溶け込んだ水が、噴き出すように湧き出る公園として有名です。園内には湧き水の採取スペースや散策路、展望台などが整備されており、観光客や地元の人から親しまれています。湧水の1日あたりの水量は、なんと約8万トン。北海道遺産にも選定されている「京極のふきだし湧水」を、味わってみてくださいね!
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道の駅名水の郷きょうごく 名水プラザ
- 住所 〒044-0131 北海道虻田郡京極町字川西45
電話番号:0136-42-2111(京極町企画振興課)
営業時間:24時間営業
やるべきこと⑥この時期ならではのイベントに参加!
ニセコから車で約20分のところにある倶知安駅前通りでは、例年8月に「くっちゃんじゃが祭り」が開催されます。倶知安町の特産品であるじゃがいもをテーマに、制限時間内でじゃがいも詰め放題の「じゃがいもジャンジャン取り」や、蒸し立てのじゃがいもを味わえる「ほくほくじゃが無料配布」などのイベントが実施されています。また、倶知安の民踊「じゃが音頭」を約1000人の参加者が踊る「じゃが千人踊り」、迫力満点の「じゃがねぶた」や「百人太鼓」など、心踊るイベントが盛りだくさん!祭りのラストには花火が打ち上がり、フィナーレを飾ります。
第62回となる2024年は8月3日(土)、4日(日)に開催。この時期にニセコエリアを訪れる予定がある方は、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
【イベント情報】
くっちゃんじゃが祭り
電話番号:0136-56-8012(倶知安町観光商工課 実行委員会事務局)
やるべきこと⑦雨の日でも楽しめるインドア体験で、旅の思い出づくり!
旅行中、あいにくの雨で屋外での観光は厳しい……ということも。そんな時には、室内で楽しめるインドア体験に参加するのが◎!おすすめは、ネイチャーライフで実施されている「鹿角アクセサリー作り」。本物の鹿の角を削り、アクセサリーやキーホルダーを作ることができます。所要時間は2時間程度で、8月1日〜20日は毎日体験を受け付けています。このほかにもさまざまな手作り体験を提供しており、アロマキャンドルやヘンプアクセサリーなどの「もの作り体験」のほか、アイスクリームやバウムクーヘンなどの「食べもの作り体験」もあります。形に残る旅の思い出として、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
※8月1日〜20日以外は予約のみの営業
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ネイチャーライフ
- 住所 〒048-1512 北海道虻田郡ニセコ町字中央通60-4
- 電話 090-4668-2088
体験受付時間:10:00〜15:30
やるべきこと⑧自然の中にある蒸溜所で、ショッピングや見学ツアーを堪能!
お酒好きの人にぜひおすすめしたいスポットが「ニセコ蒸溜所」。ニセコの暑すぎず寒すぎない気候や、上質な水に恵まれていることなどの理由から、2021年に開設した蒸溜所です。ニセコアンヌプリの良質な伏流水を使用し、ジンやウイスキーの製造を行っています。建物内では、実際に蒸溜に使われているスコットランド製のポットスチルなどの設備を直接見ることができます。ショップでは、酒類や食品をはじめ、日本の伝統技術や職人の技を生かした食器、道具などを取りそろえています。
ウイスキーは2024年7月現在熟成中のため、発売は未定です。しかし、施設併設のバーカウンターにて、世界的に高い評価を得ているジン「ohoro GIN Standard」や、高品質な日本酒などを味わうことができますよ。
製造エリアや貯蔵庫などを見学し、出来立てのニューポットを試飲できるツアー(有料・要予約)も実施されているので、気になった方はお問い合わせを!
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ニセコ蒸溜所
- 住所 〒048-1511 北海道虻田郡ニセコ町ニセコ 478-15
- 電話 0136-55-7477
■営業時間:10:00〜17:00
■定休日:無休(年末年始の営業はお問い合わせください)
やるべきこと⑨ナイトゴンドラで星空を眺めながら空中散歩を楽しむ
日が沈んだら、アクティビティはもう終わり……ではないんです!夜だからこそ楽しめるイベントもあります。例年8月上旬〜中旬に開催されている「ニセコアンヌプリ星空ピクニック」では、このプログラム限定で運行される「ナイトゴンドラ」に乗って、空中散歩をすることができます。ゴンドラに乗ってゆっくりと夜空を楽しんだあとは、ニセコアンヌプリの山頂で星空観測。天気が良ければ、満点の星空と羊蹄山がコラボレーションした素晴らしい光景を眺めることができます。星空鑑賞には、空気が澄んで星が見えやすくなる冬もおすすめ。スキーと夜空を楽しみに、また違う季節にも来たくなりますね。
【開催日】
① 2024年8月3日(土)
② 2024年8月4日(日)
③ 2024年8月9日(金)
④ 2024年8月10日(土)
⑤ 2024年8月11日(日)
⑥ 2024年8月12日(月)
⑦ 2024年8月17日(土)
⑧ 2024年8月18日(日)
※イベントは日本語のみの対応となります
【イベント情報】
ニセコアンヌプリ 星空ピクニック/Niseko Annupuri Hoshizora Picnic
■電話番号:0136-44-2468
■参加費:4,500円(中学生以上)、3,000円(小学生)、未就学児無料
※3歳以下の幼児は参加不可
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ニセコアンヌプリ国際スキー場
- 住所 048-1511 北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ485
ご紹介したアトラクションを体験するなら、宿泊施設での予約もおすすめ!
記事内で紹介したアクティビティを楽しめるホテルもたくさん!ここでは、人気の高い9つのホテルをご紹介します。
パーク ハイアット ニセコ HANAZONO
ラフティングやサマーゴンドラなどのアクティビティが楽しめるほか、レンタルバイクもあります。
○営業期間:2024年4月27日 〜 10月6日
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パーク ハイアット ニセコ HANAZONO
- 住所 〒044-0082 北海道虻田郡倶知安町岩尾別328−4
- 電話 0136-27-1234
ヒルトンニセコビレッジ
ラフティング、熱気球係留フライトを体験することができます。
○営業期間
・ラフティング:2024年4月〜11月
・熱気球係留フライト:2024年6月1日〜9月8日までの土日祝日(7月22日〜8月31日は予約があれば毎日開催)
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住所
048-1592 北海道 虻田郡ニセコ町東山温泉
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最寄駅
比羅夫 駅 (函館本線)
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住所
048-1592 北海道 虻田郡ニセコ町東山温泉
ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ
熱気球係留フライト体験、レンタサイクルがあります。
○営業期間
・熱気球係留フライト:2024年6月1日〜9月8日
・レンタサイクル 電動アシスト付自転車「BESV e-Bike」:4月下旬〜10月下旬
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住所
048-1592 北海道ニセコ町東山温泉
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最寄駅
比羅夫 駅 (函館本線)
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住所
048-1592 北海道ニセコ町東山温泉
綾ニセコ
ラフティング体験、レンタルバイクがあります。
○営業期間
・ラフティング(夏コース):2024年6月1日〜11月4日
・レンタルバイク:2024年7月13日〜9月23日
雪ニセコ
ラフティング、熱気球体験ができるほか、レンタルバイクもあります。
○営業期間:2024年6月1日〜9月30日
木ニセコ
ラフティング、マウンテンバイクツーリングなどのアクティビティがあります。
○営業期間
・ラフティング:2024年4月20日〜11月4日
・マウンテンバイクツーリング:2024年6月1日〜10月31日
ニセコ東急 グラン・ヒラフ
サマーゴンドラ、マウンテンバイクフロートレイルがあります。
○営業期間:2024年7月13日〜9月23日
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住所
044-0080 北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条2丁目9番1号
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最寄駅
倶知安 駅 (函館本線)
- 電話 0136-22-0109
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住所
044-0080 北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条2丁目9番1号
湯元ニセコプリンスホテル ひらふ亭
ラフティング、マウンテンバイクなどの体験をすることができます。
○営業期間
・ラフティング:2024年4月〜10月
・マウンテンバイク:2024年6月〜10月
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住所
044-0080 虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条4丁目5番43号
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最寄駅
比羅夫 駅 (函館本線)
徒歩55分
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住所
044-0080 虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条4丁目5番43号
MUWA NISEKO
ラフティングなどのアクティビティ体験をすることができます。
○営業期間(ラフティング):2024年4月〜9月
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MUWA NISEKO
- 住所 〒044-0080 北海道虻田郡倶知安町 ニセコひらふ1条3丁目10番1号
- 電話 0136-23-0955
自然・グルメ・アクティビティを満喫して、夏のニセコエリアを楽しもう!
このように、スキーリゾートとしてのイメージが強いニセコエリアには、グリーンシーズンの魅力もいっぱい!自然・グルメ・アクティビティなど、北海道の魅力を存分に堪能できるニセコエリアで、ぜひグリーンシーズンを満喫してみてくださいね。
札幌の地元タウン誌の編集に長年携わった編集者が設立。設立以降、20年以上にわたり、札幌を中心に北海道全域での取材・記事執筆を行い、観光ガイドや情報誌、北海道の景色を収めた写真集など多様な本も制作。スタッフは全員女性で、旅好き、スイーツ好き、お酒好きと趣向は様々。飲食店紹介からイベントレポート、レジャー体験記まで、発信の守備範囲は広い。
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