HOME 北海道 北海道 ニセコ・留寿都 これを押さえておけばOK!北海道観光でやっておくべきこと25選
これを押さえておけばOK!北海道観光でやっておくべきこと25選

これを押さえておけばOK!北海道観光でやっておくべきこと25選

更新日: 2021/10/13

広大な北海道は、海外からも多くの観光客が訪れる魅力的な地域。大自然が広がるパノラマの風景や、海の幸・山の幸豊富なグルメが楽しめるほか、季節の変化が大きくその時期・その気象条件でしか出会えない絶景など、訪れる場所や時期によって多彩な魅力があるのも北海道の特徴です。今回は、北海道のあふれる魅力の一端をまんべんなく楽しめる、25の「するべきこと」を紹介します。すべて達成したら、もっともっと北海道が好きになるはずです。

1.パウダースノーの上でスキー

1.パウダースノーの上でスキー

北海道の冬の名物ともいえるサラサラのパウダースノー。ウィンタースポーツ好きは憧れの雪質です。ニセコやルスツなど、新千歳空港からアクセスのよいエリアはスキーのメッカとして知られていますし、旭川エリアの黒岳や富良野にも良質な雪で世界から人が集まってきます。札幌にも中心街から日帰りできる場所にスキー場が多数。スキーのレンタルも充実しているので手ぶらでウィンタースポーツが満喫できます。

2.さっぽろ雪まつりを楽しむ

メインの大通会場の大雪像 ©北海道新聞社
メインの大通会場の大雪像 ©北海道新聞社

毎年2月上旬に約1週間開催されるさっぽろ雪まつり。世界から200万人を超える来場者が訪れるほど人気のイベントです。メインの大通会場を含め、3ヶ所ある会場には、芸術的な巨大雪像や氷像、大きなすべり台など雪の遊具もあって、雪像を見るだけでなく雪遊びも楽しめます。

3.流氷の海で自然体験

3.流氷の海で自然体験

1月下旬ごろから、オホーツク海沿岸には流氷が押し寄せます。流氷を眺めるポイントや楽しみ方はいくつもありますが、2005年に世界自然遺産に登録された知床では、2~3月にのみガイドと共に流氷の上で遊べる「流氷ウォーク(R)」が開催され、貴重な体験ができます。流氷の上に寝転んだり、海に浮かんだり……知床ならではの感動を味わえることでしょう。

4.寒さが生み出す絶景を見る

4.寒さが生み出す絶景を見る

真冬の北海道は、昼間でも気温が氷点下になることが少なくない地域です。その厳しい気候は、息をのむほど美しい景色を生み出し、訪れる人を感動させてくれます。空気中にキラキラと輝く粒状の結晶が現れるダイヤモンドダストやサンピラー、水面から幻想的な湯気が上がる「けあらし」、木々が白く輝くほど木の枝に雪や氷が付着する樹氷、凍った湖上に花のような氷の結晶が咲くフロストフラワーなどなど、エリアや気象条件によって得も言われぬ冬景色を目の当たりにできます。

5.凍った湖でワカサギ釣りを満喫

retirementbonus / Shutterstock.com
retirementbonus / Shutterstock.com

凍った湖や川、池でワカサギ釣りをするのも、北海道の冬の醍醐味です。新千歳空港札幌からアクセスのよい道央エリアのほか、十勝や道東などでも用具のレンタルを行って気軽に釣りが楽しめるスポットが数多くあります。管理者のいる釣り場は、餌の付け方や釣り方のコツを教えてくれるので初めてでも十分楽しめます。最後に釣ったワカサギを天ぷらなどで味わえるのもうれしいですね。

6.雪見風呂を堪能する

6.雪見風呂を堪能する

北海道は天然温泉の宝庫。札幌の定山渓や登別、十勝川や川湯などなど、各エリアに特徴のある泉質の湯が湧き出る温泉郷もあり、宿や日帰り温泉施設などでゆっくりと温泉を満喫できます。どの温泉も一年中楽しめますが、オススメは冬の雪見風呂です。露天風呂を備える施設が多いので、温泉で温もりながら銀世界を間近に感じられ、至福のひとときを味わえます。

雪見露天風呂が楽しめる宿

7.海明けの毛ガニを味わう

7.海明けの毛ガニを味わう

カニは北海道グルメの王様。なかでも流氷が去った後に水揚げされる「海明け」の毛ガニは極上の味と言われています。栄養をたっぷり含んだ流氷の下で、寒さに耐えながらたっぷりの餌を食べた毛ガニは、身が詰まっていて甘く、カニ味噌もぎっしり。3~4月が特に美味しい時期と言われています。浜茹でで身の美味しさを堪能するもよし、鉄砲汁でダシまで味わい尽くすもよし。幅広い料理で楽しんでほしいです。

8.「とねっこ」に会いに行く

8.「とねっこ」に会いに行く

北海道は日本国内有数の馬の生産地。静内や日高門別、浦河など日高エリアは特に馬の生産牧場が多く集まっていて、道路沿いから牧場内を駆ける馬の様子を目にすることができます。馬の出産シーズンである春には、北海道弁で「とねっこ 」と呼ばれる1歳未満のかわいい子馬の姿も。日高エリアのほか苫小牧千歳の周辺には観光牧場もあって乗馬体験もできます。

9.桜に染まる函館・五稜郭を見る

9.桜に染まる函館・五稜郭を見る

函館にある五稜郭公園は北海道屈指の桜名所です。4月下旬~5月上旬には五稜の星の形をした公園が一面桜色に染まります。公園内にある五稜郭タワーは、展望台にもなっていて、地上90mの高さから見下ろす桜風景は圧巻です。この公園は日本の特別史跡にも選ばれており、江戸から明治へと移る節目に重要な歴史の舞台にもなった場所です。園内にはその歴史を学べる施設があり、桜とともに日本の歴史にも触れられるスポットになっています。

10.ジンギスカンに舌鼓

10.ジンギスカンに舌鼓

北海道のご当地グルメで外せないものの一つがジンギスカン。羊肉を野菜とともに特製ので焼くシンプルな焼肉ですが、札幌では肉を焼いた後にタレを付けるのが一般的で、空知エリアは、タレにあらかじめ浸けた味付き肉を焼くのが主流です。味付き肉を焼いた後にさらにタレを付けて食べる両者の合わせ技のような食べ方は帯広エリアの特徴です。味付けなど店の個性もあって幅広い味が楽しめます。

11.地面を覆いつくす芝桜を見に行く

約10万平方メートルの敷地内にびっしりと芝桜が咲き誇る道東・大空町のひがしもこと芝桜公園
約10万平方メートルの敷地内にびっしりと芝桜が咲き誇る道東・大空町のひがしもこと芝桜公園
半世紀以上に亘って育てあげた芝桜の名所として名高い、道東・滝上町の芝ざくら滝上公園
半世紀以上に亘って育てあげた芝桜の名所として名高い、道東・滝上町の芝ざくら滝上公園

一瞬で散るのが魅力の桜の花に対して、長く桜の景色を楽しめるのが芝桜です。芝桜は地面を覆うように生える植物で、花の形状が桜に似ています。一輪一輪は小さいですが、群生するため一面がピンクや白などに染まって美しい景色に。見ごろは5~6月の1カ月程と長く楽しめるのも魅力です。大空町のひがしもこと芝桜公園と紋別郡滝上町の芝ざくら滝上公園は、北海道の二大芝桜名所で、広大な敷地が見渡す限り芝桜の花に埋め尽くされて圧巻です。

12.幻想的な雲海の景色を眺める

12.幻想的な雲海の景色を眺める

雲海は、晴れた早朝に山頂などの高所から見下ろしたとき、眼下に雲や濃い霧が一面に広がる幻想的な風景。北海道には雲海に出会える可能性の高いスポットがいくつもあります。なかでも有名なのが占冠村にある「星野リゾート トマム」の雲海テラスで、標高1088mの場所にあり、雲海の上を歩いたり寝転がったりした気分になれる施設があります。2021年8月にはテラスがリニューアル。ほかにも摩周や屈斜路、ルスツなど数カ所の雲海名所があります。

13.富良野のラベンダー畑を楽しむ

上富良野町の「日の出ラベンダー園」。展望台から敷地を一望でき、十勝岳連峰までが見渡せます
上富良野町の「日の出ラベンダー園」。展望台から敷地を一望でき、十勝岳連峰までが見渡せます

畑一面を紫に染めるラベンダーは、北海道の夏の風物詩の一つです。ラベンダーの開花は、6月下旬から始まり7月に一番の見ごろを迎えます。紫のじゅうたんを敷き詰めたような華やかな風景を眺め、爽やかな香りに包まれるとほっと心が癒されます。名所は富良野エリアに集中していますが、札幌市内に穴場的な絶景スポットも。富良野エリアのラベンダー畑では、ラベンダーの摘み取り体験ができたり、山の上からラベンダー畑を見下ろせたり、ラベンダーを使ったお土産やスイーツが用意されていたりして、見るだけではない楽しみ方もいろいろできます。

14.夕張メロンをおなかいっぱい食べる

14.夕張メロンをおなかいっぱい食べる

夕張メロンは、観光地でもある夕張市で開発され、市内のみで生産される赤肉メロン。厳格な基準を守って作られたメロンは芳醇な香りと上品な甘みが楽しめます。また、収穫から完熟までの期間が短いため日本国内でしか流通しない希少な味でもあるのです。夕張メロンが旬を迎える夏には夕張市農協銘産センター2階の「めろんのテラス」で行われているランチビュッフェで夕張メロンが食べ放題! 日本でしか食べられない極上メロンを思う存分味わって。

15.きれいな渓流でラフティング

Peppy Graphics / Shutterstock.com
Peppy Graphics / Shutterstock.com

大きな川や、急流のある川などさまざまな河川がある北海道では、ラフティングが夏のアウトドアアクティビティとして人気です。激しい流れも楽しめるニセコやルスツのエリアのほか、流れがゆったりとしてファミリーで参加しやすい空知・富良野エリアのラフティングのほか、十勝や日高、釧路エリアなどなど、道内全域で体験できます。川の周囲には豊かな自然が広がっており、ラフティングだからこそ目にできる風景も。エキサイティングな体験がしたい方は、雪解け水で川の水量が増す5月中旬~6月中旬がオススメです。

16.牧場の新鮮なミルクソフトクリームを味わう

16.牧場の新鮮なミルクソフトクリームを味わう

北海道はミルク王国。広大な土地を利用して道内各地に乳牛を飼育する広い牧場があり、ストレスなく牛が活動できるため、上質な牛乳が生産されています。専門店や菓子メーカーで作るソフトクリームももちろん美味ですが、搾りたての牛乳をつかった牧場のソフトクリームは格別の味わいです。道東や富良野・空知エリア、道南のほか札幌市内や近郊のアクセスのよい場所にも人気の牧場ソフトクリームがあります。

17.旭山動物園で動物の生き生きとした姿を楽しむ

17.旭山動物園で動物の生き生きとした姿を楽しむ

旭山動物園は、北海道でも一二を争う人気を誇る観光スポット。動物本来の生き生きとした生態を観察できるように工夫された「行動展示」で有名になり、ダイナミックな動物たちの活動が楽しめると何度も足を運ぶリピーターが多い動物園でもあります。広々とした園内には約100種類の動物が展示されており、なかでもホッキョクグマやペンギン、アザラシなどは人気が高いです。また、園内にはカフェや売店も点在し、動物園にちなんだメニューやオリジナルグッズなどを扱っています。

18.市場で海鮮丼を食べる

18.市場で海鮮丼を食べる

鮮度の高い海の幸を味わえ、見た目も華やかな海鮮丼は北海道グルメの定番です。特に食材が集まる市場には、道内各所の旬魚介を豪快に味わえる食堂や寿司屋があります。札幌にある場外市場や二条市場、函館の朝市、自分好みの海鮮丼が作れる釧路の和商市場などなど、各地の市場でその時期のおいしい魚介が載った海鮮丼が味わえます。

19.長い直線道路をドライブする

19.長い直線道路をドライブする

北海道は、爽快なドライブルートが多い場所としても知られていますが、なかでも長い直線道路は広大な土地がある北海道ならではの道といえるでしょう。世界自然遺産のある知床には、「天に続く道」というロマンチックな名前のついたまっすぐな道路があります。約28.1㎞の直線道路が田園風景の中を地平線まで延びていき、タイミングがよければ眼前に夕陽が沈む絶景を眺めながらドライブができます。

20.紅葉の黒岳にロープウェイで登る

20.紅葉の黒岳にロープウェイで登る

春や夏の高山植物や冬のスキーなど、四季折々で違った楽しみ方ができる黒岳ですが、ロープウェイに乗って体験する秋の空中散歩は特にオススメ。ゴンドラの到着駅には展望台があるほか、さらにリフトに乗り継いで到達する7合目は標高約1,520mの高さがあって見下ろす景色は壮観です。日本でもっともはやく紅葉シーズンが訪れる場所でもあり、9月には一面の紅葉を楽しめます。ロープウェイに乗りながら、足元に広がる紅葉の景色を眺めれば格別な気分に。麓には層雲峡温泉もあるので、帰りに天然温泉に浸かるのもいいですね。

21.サンゴ草のじゅうたんを見に行く

能取湖のサンゴ草群生地 写真提供:(一社)網走市観光協会
能取湖のサンゴ草群生地 写真提供:(一社)網走市観光協会

姿がサンゴに似ていることから名付けられたサンゴ草。塩分を好む植物のため沿岸の湿地などに群生することが多く、秋になると、多肉質の茎が赤く染まり独特の風景を生み出します。8月頃から色づき9月下旬までが見ごろで、特に網走市にある能取湖は、約3.8ヘクタールの湿地が赤く染まる日本最大のサンゴ草の名所といわれています。ほかにも紋別市のコムケ湖やサロマ湖の北東岸にあるワッカ原生花園など道東にサンゴ草の名所が点在しています。遊歩道を整備しているところも多く、赤いじゅうたんを敷いたような景色の中を歩いて楽しむこともできます。

22.かわいいキタキツネに会いに行く

22.かわいいキタキツネに会いに行く

北海道全域に生息し、北海道を代表する野生動物として知られるキタキツネ。ふさふさのシッポやピンと立った耳など愛らしい姿に一年中会えるのが、北見市留辺蘂町の「北きつね牧場」です。ここには約50匹のキタキツネが飼育されていて、牧場内で飛び跳ねたりじゃれ合ったりするなど、生き生きとした姿を見せてくれます。キタキツネは夜行性のため、特に
活発に動いているところを見たいなら15時以降の来場がオススメ。
ただし、道内で偶然野生のキタキツネを見つけたときは決して触ったり、近づいたりしないように注意して。

23.三国峠を紅葉ドライブする

23.三国峠を紅葉ドライブする

三国峠は、北海道指折りの絶景ドライブスポット。大雪山国立公園内に延びる標高1139mにある国道で、車窓からは、見渡す限りの樹海の風景を楽しめます。緑が萌える春や深緑の夏も美しいですが、紅葉に染まる秋の風景は特に華やかで見とれるほど。三国峠展望台からも絶景が楽しめるので、車を停めてカフェで一服しながら北海道らしい景色を満喫しましょう。

24.登別地獄谷の迫力に圧倒される

24.登別地獄谷の迫力に圧倒される

地獄谷は、北海道有数の温泉郷・登別の観光スポット。クッタラ火山の噴火活動でできた爆裂火口跡で、約11haの面積から、多彩な温泉が一日1万トンほども湧出し、登別温泉郷の源泉となっています。谷に沿ってある湧出口からは、ボコボコと音を立てて温泉が煮えたぎりながら湧き出ていて、その様子はまさに鬼が住む地獄のよう。遊歩道を歩けば、温泉の湧き出る様子や噴気孔から立ち上る湯気などを間近に感じることができ、さらに独特の硫黄臭に包まれると大地の活動を体感できます。

25.札幌・旭川・函館…ご当地ラーメンを堪能する

25.札幌・旭川・函館…ご当地ラーメンを堪能する

北海道グルメとして有名なラーメンですが、地域によってそれぞれ個性があります。もっともよく知られているのは札幌ラーメンの味噌味。熱が逃げにくく、コクのある濃厚な味わいは寒い冬でも体をしっかり温めてくれます。また旭川は醤油味がメインで、魚介と肉でダシをとる深い旨みのWスープの店が多いです。函館は透き通った塩味のスープが特徴的。これら北海道三大ラーメンと呼ばれる地域のほか、各地域で特徴のある一杯が味わえます。

北海道は、季節ごと、そしてエリアごとに、楽しめることや見える景色も異なります。何度でも足を運んで、25個より先の「北海道旅行でやりたいこと」を見つけてみては。

Text by:みんなのことば舎

※本記事の情報は2021年1月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

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