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【2024-2025】冬のルスツリゾート完全ガイド!アクセス、リフト券、レンタルやスクール情報も

【2024-2025】冬のルスツリゾート完全ガイド!アクセス、リフト券、レンタルやスクール情報も

更新日: 2024/11/28

北海道の留寿都村にある「ルスツリゾート」は、夏は遊園地、冬はスキー場と、1年を通して楽しめる通年型のリゾート地です。冬になると、上質なパウダースノーが降り注ぐことで知られ、国内外から人気を集めています。スキー以外のスノーアクティビティも充実しており、楽しみ方はさまざま。今回は、冬のルスツリゾートの魅力をお届けします。

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目次
  1. ルスツリゾートってどんなところ?ベストシーズンは
  2. ルスツリゾートへのアクセス方法
  3. コース:37のコースを備えたスケールの大きいゲレンデ!
  4. リフト券:ICリフト券による非接触なゲートシステム
  5. レンタルギア:こだわりモデルを揃えたレンタルショップ
  6. アクティビティ:犬ぞりから乗馬まで!ルスツならではのアクティビティに注目
  7. スキースクール:実力派インストラクターが教えるスクール
  8. ゲレンデレストラン:3つの山麓にあるアクセスしやすいレストラン
  9. 宿泊施設:スキー場直結ホテルやコンドミニアムも!

ルスツリゾートってどんなところ?ベストシーズンは

ルスツリゾートってどんなところ?ベストシーズンは

ルスツリゾートのスキー場は、ウエストMt.、イーストMt.、Mt.イゾラの3つの山に広がっています。ウエストMt.は国道230号の東側、イーストMt.とMt.イゾラは西側に位置しています。東西に位置するこれらの山の間の移動はゴンドラで行き来可能です。ルスツリゾートは、冬でも晴れの日が多く、晴天とパウダースノー両方が味わえる日も珍しくありません。パウダースノーのベストシーズンは、1月上旬から2月下旬です。

2024-2025年の情報
  • 営業期間:2024年11月23日(土・祝)~ 2025年3月30日(日)
  • 営業時間:9:00〜20:00(時期により異なるので、公式サイトで確認)

ルスツリゾートへのアクセス方法

ルスツリゾートへのアクセス方法

車の場合、札幌市内と新千歳空港どちらからでも約90分で到着します。冬道の運転に慣れていない人は、バスでの移動をおすすめします。

●新千歳空港からルスツリゾート
・ビッグランズ号(ルスツリゾート宿泊者専用有料バス)(120分)
※利用日7日前14:00までにオンラインまたは電話で予約。
運行期間:2024年11月23日(土) ~ 2025年3月30日(日)
料金:片道1席 5,000円(大人・子ども)、オンライン予約の場合4,500円

・リゾートライナー(北海道リゾートライナー)
登別洞爺湖」と「ルスツ・ニセコ」を結ぶ高速バス。
運行期間:2024年12月23日~2025年2月28日
料金:洞爺湖―ルスツ 大人2,000円、小人1,500円、登別―ルスツ大人2,500円、小人2,000円

札幌からルスツリゾート
・ルスツ号(無料バス)(120分)
※利用日前日15:00までに要予約
運行期間:2024年11月23日(土) ~ 2025年3月30日(日)

コース:37のコースを備えたスケールの大きいゲレンデ!

コース:37のコースを備えたスケールの大きいゲレンデ!

ルスツリゾートの魅力は、なんといっても3つの山からなる広大なゲレンデ。1日では滑りきれないほどの広さです。コースは全部で37コースあり、18基のリフトやゴンドラで3つの山を巡ります。最長滑走距離はなんと42キロメートルに及びます!もちろん、初級者から上級者まで楽しめるよう、レベルごとのコースがあります。初級者、中級者、上級者ごとにおすすめコースをご紹介します。

●初級者におすすめ!
「イージートレイルコース」は、ルスツリゾートの中で一番緩やかなコースです。コース幅も広く、スキーやスノーボードのデビューコースにぴったりです。ウエストMt.にある「ホワイトラバーコース」は、最大斜度が12度で、初級者の練習に最適な場所です。どちらもリフトから降りるとすぐにコースがあるので、ほかのコースに迷い込むことなく練習ができます。

イージートレイルコース
イージートレイルコース
ホワイトラバーコース
ホワイトラバーコース

●中級者におすすめ!
「イーストビバルディコース」は、イーストMt.の山頂から2,000メートル以上続くロングランコース。山頂付近は斜度がやや急ですが、滑り出せばコース幅は広めで開放感があり、ルスツリゾートを一望できます。「イゾラグランコース」は、イゾラMt.の山頂から滑る全長3,500メートルのロングランコースで、ルスツリゾートの中でも最長距離を誇ります。全体的に広くワイドなコースで、中盤以降は樹林帯を滑り抜ける変化に富んだコースです。

イーストビバルディコース
イーストビバルディコース
イゾラグランコース
イゾラグランコース

●上級者におすすめ!
「スーパーイーストコース」は、最大斜度40度というルスツリゾートでもっとも急斜面の非圧雪コースです。サイズの大きなコブができやすいコースで、テクニックが求められるエキスパート向けです。「ヘブンリーキャニオンコース」は、Mt.イゾラ山頂がスタート地点の非圧雪コース。コースの長さは1,850メートルもあり、沢状の地形で雪が溜まりやすく、パウダーを満喫したいスキーヤー、スノーボーダーが集まるルスツリゾートの名所です。

スーパーイーストコース
スーパーイーストコース
ヘブンリーキャニオンコース
ヘブンリーキャニオンコース

リフト券:ICリフト券による非接触なゲートシステム

リフト券:ICリフト券による非接触なゲートシステム

ルスツリゾートでは、ICリフト券による非接触なゲートシステムを採用しており、ICカードをお持ちの方はWebでチャージすればチケットカウンターに立ち寄って並ばずに、直接リフトに乗車することができます。

ルスツリゾートで利用するICリフト券は、加森観光グループが運営する4つのスキー場共通で使えます。このICリフト券を持っていれば、2回目以降はルスツリゾートだけでなく、サッポロテイネ・サホロリゾート・中山峠スキー場でもwebチャージして、使うことができますよ。

●リフト券料金(一例)
・1日券(2024年12月21日(土) ~ 2025年3月16日(日))
窓口購入 大人(19~64歳):14,500円、シニア(65歳以上):10,800円、中高生(13~18歳)10,800円、子ども(4〜12歳):7,200円

詳細はこちら

初めての人は、現地のチケットカウンターで購入し、ICリフト券を受け取りましょう。ルスツリゾートのチケットカウンターはキャッシュレス決済も可能です。

レンタルギア:こだわりモデルを揃えたレンタルショップ

レンタルギア:こだわりモデルを揃えたレンタルショップ

ルスツリゾートのレンタルショップ「Salomon & Atomic Station」では最新アイテムが揃い、初心者から上級者までさまざまなニーズに対応しています。
エキスパートスキーは、上級者向けのハイパフォーマンスなスキーモデルです。どんな雪質でも快適な滑り心地を保証してくれます。

スタンダードスキーは、どんなゲレンデコンディションでも、ターンやスピードコントーロールがしやすいモデルです。通常の板よりも柔らかく軽めなモデルのCTSスキーや、デビュースキーなど初心者に最適なモデルも揃っています。

●レンタル料金(一例)
【スキーセット(スキー、ブーツ、ポール)】
・エキスパートスキー
 1日 大人:15,800円

・スタンダードスキー
 1日 大人:10,400円、子ども:7,700円

【フルセット(スキー、ブーツ、ポール、ウエア、帽子、ヘルメット、グローブ、ゴーグル)】
・エキスパートスキー
 1日 大人:26,900円

・スタンダードスキー
 1日 大人:21,400円、子ども:16,600円

グローブと帽子の単品レンタルは行っておらず、フルセットをレンタルした場合のみ、持ち帰ることができる新品のグローブと帽子が渡されます。レンタルショップに返却不要です。

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アクティビティ:犬ぞりから乗馬まで!ルスツならではのアクティビティに注目

アクティビティ:犬ぞりから乗馬まで!ルスツならではのアクティビティに注目

ルスツリゾートでは、冬に楽しめるスノーアクティビティも充実しています。家族で訪れたらスノーラフティング(大人3,100円、子ども2,300円)がおすすめ。スノーモービルでけん引するゴムボートに乗るアクティビティで、スピード調節をしてもらうことも可能なので、小さなお子さまも一緒に楽しめます。雪原の上を爽快感あふれるスピードで駆け抜けましょう。

動物と触れ合えるアクティビティもあります。中でも犬ぞりや乗馬は、ルスツリゾートに来たらぜひ楽しみたいアクティビティの一つ。犬ぞり(1名4,400円)は、犬が引っ張るそりを乗りこなし、約400メートルのコースを一周します。犬ぞりのスピードと爽快感をぜひ体験してみてください。

乗馬 洞爺コース(ウィンターレイクコース:1名11,500円)は、洞爺湖の近くにある乗馬施設「レイクトーヤランチ」でできる体験です。乗馬初体験の人も、乗り方から教えてもらえるので、気軽に参加ができます。

ほかにも、地元のガイドが森を案内するネイチャーツアー、凍った池に穴を開けてニジマスのキャッチ&リリースを楽しむアイスフィッシングなど、見逃せないアクティビティがたくさんあります。いずれのアクティビティも事前予約が必要です。

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スキースクール:実力派インストラクターが教えるスクール

スキースクール:実力派インストラクターが教えるスクール

ルスツリゾートでは、経験豊富なインストラクターたちが、さまざまなスキー、スノーボード、キッズレッスンを行っています。各レッスンともに事前予約が必要です。

●ルスツリゾートスキースクール

初心者や上級者などのレベルごとに5つのクラスに振り分けて、レッスンを行います(日本語のみ)。またプライベートスキーレッスン、プライベートグループスキーレッスン(2~5名)、7~14歳を対象としたサムライキッズグループレッスンもあります。

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●ルスツリゾートスノーボードスクール

受講者のレベルに合わせてクラスを4つに分け、1クラス最大4名の少人数制で指導をしてくれます(日本語のみ)。またプライベートスノーボードレッスン、プライベートグループスノーボードレッスン(2~4名)も実施しています(スキースクールと同様に英語対応も可能)。

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●粉雪天堂滑雪学校

中国語完全対応のスキースクールです。指導するインストラクターは全員中国人!日本やニュージーランドの国際的なスキーインストラクターの資格を持っています。スムーズなコミュニケーションで、柔軟にスキーのスキルを習得できます。

ゲレンデレストラン:3つの山麓にあるアクセスしやすいレストラン

ルスツリゾートのレストランは、3つの山麓それぞれにレストランがあります。「ホルン」は、ウエストMt.の麓にあるレストランです。メニューの種類はとても豊富で、地元食材を使ったグルメを味わえます。おすすめメニューは、ルスツ高原ポークを使った生姜焼き定食。カツカレーやポークカレーなどのカレーメニューも充実しています。各種レンタルコーナーや、スキースクールも近くにある、使い勝手のよいレストランです。

イーストMt.の麓にある「イーストセンターステーション」の中にあるカフェテリア「ローンパイン」。3つの山のほぼ中央あたりに位置しており、山から山へのアクセスが分かりやすく、友人との待ち合わせ場所にも便利です。煮込みハンバーグや、パスタとカツを組み合わせたスパカツなどのメニューが人気です。

「イゾラ2000」はMt.イゾラ山麓にあるゲレンデレストラン。ルスツリゾート最長コースのイゾラグランコースや、初心者向けのフリコ沢コースを滑った先にあります。ここでは、スキー場でありながら北海道ならではの本格的なお寿司が味わえます。ほかにもルスツ高原ポークの豚丼や、野菜がたっぷり入ったスープカレーなど、さまざまなメニューを取り揃えています。

カフェテリア「スティームボート」は、Mt.イゾラのスティームボードA・Bコースから滑り降りた先にある店舗です。スティームボートで提供している「とろとろたまごのオムライス」は、ルスツリゾート内のゲレンデ食で一番人気のメニュー。日の光が入る広々とした店内で休憩しましょう。

ルスツリゾート
営業期間:2023年12月16日(土) ~ 2024年3月17日(日)
営業時間:9:00〜20:00(時期により異なるので、公式サイトで確認))
定休日:営業期間中無休

宿泊施設:スキー場直結ホテルやコンドミニアムも!

宿泊施設:スキー場直結ホテルやコンドミニアムも!

●ルスツリゾートホテル&コンベンション
ウエストMt.のゲレンデに直結した宿泊施設です。飲食店やショップなども多数入っており、リゾート施設内がまるで一つの街のよう。ゆったりくつろげるジュニアスイートやファミリータイプ、コテージや、最大24名で過ごせるログハウスなど、バリエーション豊かな客室タイプを選べます。

●ウェスティン ルスツリゾート
世界のスキー観光産業でもっとも栄誉のある「ワールドスキーアワード」で、「日本ベスト・スキー・ホテル部門」で最優秀賞に3年連続で受賞したラグジュアリーなホテルです。客室はすべて76平方メートル以上のメゾネットタイプ(2階層)。高い天井と大きな窓で開放感ある客室です。

トリプルルーム
トリプルルーム

全ての客室に、「雲の上の寝心地」と称されるウェスティンオリジナルの「ヘブンリーベッド」を備えています。羽毛を使用したブランケットや枕、滑らかな肌触りのシーツでぐっすりと眠れること間違いなしです。ルスツリゾートホテル&コンベンションやウエストMt.までは無料のモノレールで移動が可能。イーストMt.にはタワーペアリフトで直結しており、それぞれの施設へのアクセスも便利です。

●The Vale Rusutsu
2020年12月にグランドオープン予定のホテルコンドミニアム。部屋タイプは全10タイプ、計182室の客室が用意されています。全客室にキッチン、調理器具、生活家電が完備。室内は機能性を重視し、生活空間を広く取った空間になるようにデザインされています。最上階にはペントハウスが設置されており、パノラマでスキー場も一望できます。

スキー場が一望できる客室
スキー場が一望できる客室

Text by:みんなのことば舎

※本記事の情報は2020年11月初掲出のものを2024年11月に更新したものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

Written by:
株式会社みんなのことば舎
株式会社みんなのことば舎

札幌の地元タウン誌の編集に長年携わった編集者が設立。設立以降、20年以上にわたり、札幌を中心に北海道全域での取材・記事執筆を行い、観光ガイドや情報誌、北海道の景色を収めた写真集など多様な本も制作。スタッフは全員女性で、旅好き、スイーツ好き、お酒好きと趣向は様々。飲食店紹介からイベントレポート、レジャー体験記まで、発信の守備範囲は広い。

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