「WORLD SKI AWARDS 2018」でW受賞したルスツリゾートが世界を魅了する理由

更新日: 2020/07/02

世界のスキー観光産業でもっとも名誉ある賞のひとつ「WORLD SKI AWARDS 2018」が2018年11月にオーストリア・キッツビュールで開催された。世界各国のスノーリゾートやホテルなどがカテゴリー別にノミネートされ、ネットによる投票を経て最優秀賞が選ばれる。

日本からも9つのスキー場、14つのホテルがノミネートされたが、ルスツリゾートが「日本スキー・リゾート部門」で、ウェスティンルスツリゾートが「スキー・ホテル部門」でそれぞれ日本最優秀賞を受賞した。同じリゾートから2部門でW受賞するという名誉ある快挙を成し遂げたルスツリゾートが、世界を魅了する理由はどこにあるのだろうか？

■雄大なスケールで味わえる極上のパウダースノー

北海道には世界的に有名なスノーリゾートが多く、良質な雪とダイナミックなフィールドを求めて国内外からたくさんの人が訪れる。ルスツリゾートもそのひとつで、湿気をほとんど含まないサラサラとしたドライな雪質が特徴。圧雪していないエリアでのツリーランでは、極上のパウダースノーに出会うことができる。

北海道最大級のスケールを誇るルスツリゾートには、「ウエスト」「イースト」「イゾラ」の3つに分かれたゲレンデがあり、コースの数は37本にも及ぶ。総滑走距離は42kmというから驚きだ。

さらに、“蝦夷富士”と呼ばれる羊蹄山を眺めながらコースを滑ることができる。山頂からは洞爺湖まで見渡せるなど、絶景パノラマもルスツリゾートの魅力といえるだろう。

■北海道ならではのダイナミックなスノーアクティビティが充実

ルスツリゾートでは、北海道の豊かな自然を体全体で感じられるアクティビティが揃っている。広大な雪原を疾走する犬ぞり体験は、北海道ならでは。想像以上のスピード感を味わえて気分も爽快だ。

ほかにも、大迫力のスノーラフティングやスノーモービルなど多種多様なアクティビティを楽しめる。粒子の細かなパウダースノーがキラキラと舞うなか白銀の世界を走り回れば、ルスツのスケールの大きさを理解できるだろう。

また、ボルダリングや温水プール、フィットネスジムなどのインドアアクティビティも充実している。

■悪天候時も充実した時間を過ごせるスケールの宿泊施設

ホテルやロッジ、ログハウスなどあらゆるスタイルでの滞在を可能にする宿泊施設が整っているルスツリゾートだが、注目すべきは「WORLD SKI AWARDS 2018」で日本最優秀賞を受賞した「ウェスティンルスツリゾート」だ。全室がメゾネットタイプのホテルで、温泉施設も完備。露天風呂からは北海道のダイナミックな雪景色を眺められ、ゴージャスな気分に浸れるだろう。

北海道産のなかでも厳選された山や海の幸を豊富に取りそろえたビュッフェレストランでは、夢のような自然の恵みの数々に笑顔がとまらない。また、鉄板焼きなどの和食レストランでじっくりと北海道の味を堪能することも可能。こうした食にも手を抜かないこだわりがみられるのもルスツリゾートの魅力である。

スキーイン・アウトのできる「ルスツリゾートホテル＆コンベンション」も見逃せない。こちらには、ホテルの中とは信じられないほど巨大な2階建てメリーゴーラウンド「カルーセル」がある。屋外にも、美しいイルミネーションが輝く「スターダストアベニュー」やオーロラファンタジーをテーマにした「プロジェクトマッピング」などを楽しむこともできる。ウィンタースポーツを楽しまない人でも十分に満足できる施設となっているのだ。

■世界に認められたルスツリゾートで極上のひとときを過ごそう

パウダースノーやゲレンデ、絶景、アクティビティ、宿泊施設などどれをとっても圧倒的なスケールを感じられるルスツリゾートが世界の人々を魅了するのは納得だ。大自然をめいいっぱい満喫するのも、ラグジュアリー感に酔いしれるのも自由。人それぞれに楽しみ方を選べるのもポイントが高い。訪れただれもが極上な気分を感じることができるだろう。

北海道はもちろん、日本を代表するスノーリゾートとして今後も目が離せない。究極のスノートリップを味わいに、一度はルスツリゾートへ足を運んでみてほしい。

Text: Chiho Kuriyama