HOME 北海道 北海道 函館 地元民おすすめ!函館の人気スポット「どんぶり横丁市場」の極上海鮮グルメ5選
地元民おすすめ!函館の人気スポット「どんぶり横丁市場」の極上海鮮グルメ5選

地元民おすすめ!函館の人気スポット「どんぶり横丁市場」の極上海鮮グルメ5選

更新日: 2020/12/29

JR函館駅から徒歩2分。函館朝市の入り口といえる好立地にある「函館朝市どんぶり横丁市場」(以下どんぶり横丁)は、函館随一のグルメスポットです。1956年に市場の食堂として営業を開始し、早朝から働く人々のお腹を満たしてきました。

19の飲食店や海産物店が連なり、ほとんどの店は6時台にオープンと「朝活」にピッタリで、お腹も心も旅行を充実させてくれるスポットです。その人気店の中から、ぜひ味わっておきたいメニュー5つを推薦します!

目次
  1. 1.「朝市食堂 馬子とやすべ」のリーズナブルな海鮮丼
  2. 2.透き通る新鮮イカ刺し!「朝市の味処 茶夢」
  3. 3.カニグラタンが美味しい「一花亭たびじ」
  4. 4.「いくら亭」で味わう、熱々のえび雑炊
  5. 5.郷土料理・三平汁を「あけぼの食堂」で味わう

1.「朝市食堂 馬子とやすべ」のリーズナブルな海鮮丼

1.「朝市食堂 馬子とやすべ」のリーズナブルな海鮮丼

どんぶり横丁中央出入口すぐに位置する人気店が「朝市食堂 馬子とやすべ」。創業は1986年、ユニークな店名は田嶋社長と弟さんがそれぞれ経営していた店名を合体させたものだそうです。

店の前に設置された活イカの生け簀が、素材の鮮度の高さを伺わせます。立地だけでなく、素材の良さと高度な職人の技術で、観光客や地元客を引きつけています。

一番の人気メニューは、函館らしい海鮮丼! 特にイクラ・サーモン・エビ・ウニのほか、ホタテかカニから一品を選べる朝市五色丼(1,870円、税込)が人気です。お店で漬けたイクラのプチプチ感、ウニやエビの甘みなど、贅沢な味の祭典をお楽しみください。

「台湾から函館に直行便が就航していることや、クルーズ船の寄港が増えているので、外国からのお客様も増えていますよ」と気さくに話す田嶋社長。朝食やおやつ代わりにピッタリな、サイズ控えめのミニ丼(1,320円〜、税込)も各種揃っているのもうれしいポイントです。

  • 朝市食堂 馬子とやすべ
    • 住所 〒040-0063 北海道函館市若松町9-15
    • 電話 0138-26-4404
    • 営業時間:6:00~15:00
      定休日:不定休

2.透き通る新鮮イカ刺し!「朝市の味処 茶夢」

2.透き通る新鮮イカ刺し!「朝市の味処 茶夢」

函館といえば……イカ! 海鮮に舌の肥えた北海道の人々も、透き通る新鮮なイカを求めて函館に集まります。明治初期から続くイカ漁は、6月1日に解禁になり、7月〜10月が最盛期。

活きのよいイカをリーズナブルに味わえると評判なのが、創業45年の「朝市の味処 茶夢」。洋食出身の店主が営む市場食堂です。

茶夢では、漁がある限り毎日、新鮮なイカを仕入れ。元は漁師の生まれという店主の目利きには間違いがありません。

客席数15席と小さな店内は、観光客だけでなく地元客でいっぱい。人気の秘密は、確かな味と家庭的な雰囲気、そして驚くほどの気前の良さ。

イカ刺し定食(1,210円 税込)を注文すると、漬物や煮物など10種類もの小鉢が付くサービスぶり。この日もマグロのだし汁で煮付けた大根など、思わず唸ってしまう逸品が並んでいました。混んでいても待つ価値はあるお店です。

  • 朝市の味処 茶夢
    • 住所 〒040-0063 北海道函館市若松町9-15
    • 電話 0138-27-1749
    • 営業時間:7:00~15:00(L.O.14:30)
      定休日:不定休

3.カニグラタンが美味しい「一花亭たびじ」

写真提供:一花亭たびじ
写真提供:一花亭たびじ

新鮮なシーフードは魅力だけど、生で味わうのには慣れていない……そんな方におすすめしたいお店が「一花亭たびじ」。水産会社の直営店で、自慢の海鮮をさままなメニューで展開しています。

一品料理の人気メニューが、自家製カニたっぷりグラタン(770円、税込)。「その昔、函館近海ではたくさんのカニが水揚げされました。その有効活用として生まれたメニューです」と菅原店長。

姉妹店のカニ専門店から取り寄せたカニをふんだんに使用し手作りした贅沢な一品で、数量限定です! ほかにもクリームコロッケや厚焼き玉子など、さまざまな一品料理が楽しめます。

写真提供:一花亭たびじ
写真提供:一花亭たびじ

もちろん、生で味わう海鮮メニューの実力も折り紙付きで、同店一番人気の活イカ踊り丼(2,079円、税込)は、国内外のメディアを驚かせた一品。なんと丼の上で動きまわるほど新鮮なイカを味わえます。忘れられない体験になるかも……?

店内はテーブル席やカウンター、小上がりなど58席があり、小規模なお店が多いどんぶり横丁においては、時間のない観光客の強い味方になるでしょう。

  • 一花亭たびじ
    • 住所 〒040-0063 北海道函館市若松町9-18
    • 電話 0138-27-6171
    • 営業時間:6:00~14:00
      定休日:不定休

4.「いくら亭」で味わう、熱々のえび雑炊

写真提供:いくら亭
写真提供:いくら亭

もう一つ、隠れた名物をもつお店を紹介しましょう。「いくら亭」の雑炊です! 特に人気のえび雑炊は、鯛などの魚介の白ダシで、殻付きの甘エビと卵、万能ねぎ、ご飯を煮込んででき上がりです。「素材や調理方法がシンプルなため、確かな技術が求められます」と阿部店長代理は言います。

ほかにも、岩のり雑炊(900円、税抜)、かに雑炊(1,400円、税抜)、秋冬限定のうに雑炊(1,780円、税抜)もあり、うに雑炊以外は通年提供されているので、冬はもちろん天候が悪い日、肌寒い日にも体を温めてくれますよ。

いくら亭の自慢は、もちろん店名にも掲げるイクラです。「海鮮ものにはお店の特色を打ち出しにくいですが、それぞれの店で味付けをするイクラは、独自性が発揮できますから」と、阿部店長代理は胸を張ります。大粒なイクラは「絵に描いたように美味しい」と評判ですので、ぜひ試してみて。

また、どんぶり横丁は夕方までに店じまいする店が多い中、できるだけ多くのお客さんに利用してもらいたいと、19:30(冬期は17:00)まで営業しています。

  • いくら亭
    • 住所 〒040-0063 北海道函館市若松町9-18
    • 電話 0138-23-3422
    • 営業時間:6:00~19:30(5~10月) 7:00~17:30(11~4月)
      定休日:不定休

5.郷土料理・三平汁を「あけぼの食堂」で味わう

5.郷土料理・三平汁を「あけぼの食堂」で味わう

最後にご紹介するのが、日本料理店の料理長を務めていた店主が、自らの目で見極めた食材を、匠の技で料理し提供する「あけぼの食堂」。丼物、焼き物とメニュー豊富ですが、ここで味わってほしいのが、北海道の郷土料理・三平汁(660円、税込)。

三平汁は塩漬けの魚と根菜を煮込む汁物で、200年以上の歴史があります。あけぼの食堂では北洋産の鮭を使い、大根、ニンジンなどの根菜、ジャガイモなどと昆布ダシで煮込んで上品な風味を作り出しています。塩分を抑えた優しい旨味に、日本料理の繊細さを感じずにはいられません。

同店の丼物や定食には味噌汁が付きますが、三平汁や活毛蟹味噌汁(660円、税込)に変更した場合は、汁物の料金が50円引きとお得になります。ぜひ味わってみてください。

座席数12のお店は朝食・昼食どきはいつも満席。約半数は地元客で、地域密着の食堂として親しまれています。

「それでも観光のお客さんの比率は増えていまして、それで海鮮丼などを提供するようになったんですよ」と店主。混み合う食事時の時間は避けて訪れましょう。

  • あけぼの食堂
    • 住所 〒040-0063 北海道函館市若松町9-15
    • 電話 0138-27-0502
    • 営業時間:7:00~14:50
      定休日:水曜日

  • 函館朝市どんぶり横丁市場
    函館朝市どんぶり横丁市場
    • 住所 〒040-0063 北海道函館市若松町9-15
    • 電話 0138-27-0502
    • 営業時間:7:00~14:50
      定休日:水曜日

Text by:みんなのことば舎

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。

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