フォトジェニックな「アイスヴィレッジ」で幻想的な世界を満喫できる7つのスポット

更新日: 2021/02/16

マイナス30度まで気温が下がる北海道のトマムならではの氷の世界で、夢のような体験ができる「アイスヴィレッジ」を一度は訪れてほしい。冬にだけ現れる幻想的な雰囲気の街で大切な人との思い出をたくさんつくれるだろう。

■暖炉のあるキラキラした空間でくつろげる「氷のBooks＆Café」

氷の本棚に囲まれた氷のイスに座って読書を楽しめる「Books＆Café」。特殊なガラスを使用した暖炉もあり、ゆったりとした気分でくつろげるスペースとなっている。

オリジナルのアイスバーやふわトロの焼きマシュマロなどを作る体験もできる。キラキラした真っ白な世界で、雪や氷をテーマにした可愛らしいスイーツを味わえばテンションがあがるだろう。
※提供内容が変更になる場合がございます。

■静かな冬の森で格別なお酒をいただける「氷のBar」

アイスヴィレッジを囲んでいる森のなかに佇む「氷のBar」は、カウンターもイスもグラスもすべてが氷でできている。

バーテンダーが提供してくれる50種類以上のカクテルは、氷のグラスのなかで繊細な彩りを放つ。日本酒造りにも使用されている大雪山の伏流水で作った氷を入れると、舌触りの柔らかなお酒を堪能できるだろう。

■氷に囲まれた非日常空間で一夜を過ごす「氷のホテル」

天井も壁もベッドもすべてが氷でできているホテルでの宿泊体験も可能。氷点下30度まで耐えられるというシュラフに包まって貴重な時間を過ごそう。

氷のホテルには、なんと氷の露天風呂まで備わっている。どこもかしこも氷と雪の景色のなかで湯船につかる経験はほかではできないだろう。暖かい脱衣所とルームウェアが用意されているので、湯冷めの心配はほとんどないはずだ。

氷の露天風呂の後は、氷のリラクシングチェアでゆっくりとウイスキーを飲める「氷の湯上がり処」へ。生姜やはちみつ、ミルクなども揃っており、50種のホットドリンクで体を温めることができる。

■大人も子供もワクワクする「氷の滑り台」と「アイスリンク」

アイスヴィレッジで一番の人気を誇るのが「氷の滑り台」だ。展望台からアイスヴィレッジの街中まで滑り降りるので、スピード感があって大人でも十分に楽しめるだろう。隣の「アイスリンク」ではスケートもできる。トマムの大自然に囲まれて、思いきり体を動かそう。

■思い出を溶かさずに持ち帰る「氷のGAO」

アイスヴィレッジで楽しんだ思い出を持ち帰りたいが、氷はすぐに溶けてしまうもの。しかし、雪の結晶で作ったキーホルダーを特殊な方法で保存して持ち帰ることができるワークショップが開催されているので参加してみよう。

ほかにも、氷のグラスづくりや氷のシャボン玉を飛ばす体験、氷の楽器の演奏なども行っている。

■華やかな世界が広がる「氷のShop」

キラキラとした透明感のある氷の世界に、美しく彩り豊かな花が散りばめられている幻想的なドーム。氷や雪をテーマにした雑貨などが揃えられたショップで、アイスヴィレッジをイメージしてデザインされたお土産選びを楽しもう。

また、氷点下30度を記録するアイスヴィレッジでの滞在に欠かせないアウターや手袋なども販売されている。

■真っ白な世界で実際に挙式もできる「氷の教会」

アイスヴィレッジには、祭壇や十字架、バージンロードなどすべてが氷でできたロマンチックな教会もある。「二人の純粋な気持ちが途切れることなく続くように」という願いを込めて、継ぎ目のない一枚氷にこだわっているという。真っ白に輝く夢のような空間で、実際に挙式をあげることも可能。

式の後には花火が打ち上げられ、より幻想的で美しい光景が広がる。美しく神聖な空気に包まれて、愛を誓い合うのはいかがだろう。

text: Natsuko Saito