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大自然の恵みを全身で浴びよう!「北海道・旭岳エリア」やるべきこと観光ガイド

大自然の恵みを全身で浴びよう!「北海道・旭岳エリア」やるべきこと観光ガイド

公開日: 2024/08/02

北海道の中央にある、日本最大の国立公園「大雪山国立公園」。雄大な山々と、それらを彩る高山植物たちの美しい景観を見せてくれるこの国立公園内に、北海道最高峰の「旭岳」があります。山の中腹にある温泉郷や、さらに上の標高1,600m付近まで、登山をせずとも訪れることができる、人気観光スポットです。そんな旭岳エリアの特徴や魅力について、地元ライターが体験を交えて紹介します。

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目次
  1. 旭岳エリアとはどんな場所?
  2. 旭岳エリアまでのアクセス
  3. 旭岳エリアの気候は?
  4. 旭岳エリアでやるべきこと6選
  5. 旭岳エリアを訪れる際のポイント

旭岳エリアとはどんな場所?

旭岳エリアとはどんな場所?

旭岳は、北海道の中央部に位置する連峰「大雪山」の主峰です。大雪山の一帯は、国内最大の国立公園として指定されています。2,000m級の山々が連なるこのエリアは、高緯度のため、日本の本州の3,000m級の高山環境が見られ、日本の高山植物の4割に当たる、約250種類もの高山植物が確認されています。

その神秘的な山の姿や、高山植物の花々が咲き誇る様子などから、アイヌの人々からは「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼ばれてきました。

旭岳は、標高2,291mで北海道最高峰。国内外から多くの観光客や登山客が訪れる人気の山です。例年、6月の第3週末に山開きとなり、登山シーズンは雪が降り始める9月下旬〜10月上旬あたりまで。西側の中腹には温泉郷があり、そこから標高1,600m地点までロープウェイが運行しています。

旭岳エリアまでのアクセス

旭岳エリアまでのアクセス

温泉郷のある場所までは、旭川電気軌道シャトルバス「いで湯号」を使って行くことができます。シャトルバスはJR旭川駅と旭川空港を経由するため、旭川・東川エリアから移動するのがおすすめ。1日3往復の運行のため、事前に時刻表をよく確認しておきましょう

東京からは、直行便を利用して旭川空港へ向かうのがおすすめです。大阪などから向かう場合にはまず、新千歳空港へ向かいましょう。

<旭川空港から>
  • いで湯号:「旭川空港」〜終着「旭岳」下車/約1時間
  • 車:約45分
<JR旭川駅から>
  • いで湯号:「旭川空港」〜終着「旭岳」下車/約1時間45分
  • 車:約1時間
<新千歳空港から旭川駅まで>
  • 直行バス:都市間バス「たいせつライナー」乗車/約2時間半 ※完全予約制。2カ月前から空港窓口やインターネットで予約可能
  • 車:有料道路を利用して約2時間15分
  • バス・電車:札幌を経由してJR旭川駅へ向かいましょう。旭川駅からは「いで湯号」または車で温泉郷へ。

    ①新千歳空港から札幌駅まで
     ▶︎バス:北都交通または北海道中央バス「空港連絡バス」を利用し、「札幌駅前」下車/約1時間15分
     
     ▶︎電車:JR北海道「エアポート」を利用し、「新千歳空港駅」〜「札幌駅」/約40分
     ②札幌駅から旭川駅まで
     
     ▶︎バス:高速バス「高速あさひかわ号」を利用し、「札幌駅前」〜終着「旭川駅前」/約2時間
     
     ▶︎電車:JR函館本線「ライラック・カムイ」を利用し、「札幌駅」〜「旭川駅」/約1時間半

旭岳エリアの気候は?

旭岳エリアの気候は?

旭岳の中腹にある温泉郷は、標高が1,100mの位置にあり、夏でも涼しいのが特徴です。平均気温は、登山シーズンである6〜9月は10〜15度、登山シーズン前後の5月、10月は5度前後。麓の、東川町の中心部とも気温が異なるため、服装は脱ぎ着しやすいものを。

夏でも長袖はマストで、風が強い時の対策にパーカーやウインドブレーカーを持参しましょう。冬季シーズンは平均気温が氷点下になり、最も寒い1月は、平均気温が-13度前後、最低気温は-20度近くなるので、厚手のダウンやマフラー、ニットなどでしっかりと防寒して訪れましょう。

旭岳エリアでやるべきこと6選

ここからは、旭岳エリアでやるべきことを6つご紹介します。アクティビティや温泉、グルメなど、さまざまな形で北海道の自然の恵みを感じましょう。

①旭岳ロープウェイに乗る

①旭岳ロープウェイに乗る

このエリアに到着したら、まずは「旭岳ロープウェイ」に乗りましょう。旭岳を空から気軽に楽しむことができる観光スポットです。

温泉郷の端にある山麓駅から、標高1,600mの姿見駅(山頂駅)まで、約10分間の空中散歩を楽しむことができます。車内のモニターでは、国立公園や植物の映像が、日本語と英語の音声ガイド付きで紹介されています。解説を聞きながら、目下に広がる木々や季節の花々を見ていると、あっという間に山頂駅に到着します。

姿見駅からは散策コースが整備されています。1周1.7km、約1時間程度。登山初心者の人でも歩きやすいルートで、散策の途中で高山植物や美しい山々の景色を楽しむことができます。

ロープウェイは、雪が積もる10月下旬から5月上旬ごろも、冬季シーズンとして運行しています。上質なパウダースノーを堪能でき、気象条件によっては「ダイヤモンドダスト」などの美しい自然現象にも出合えます。

なお、施設内の表示の多くは英語が併記されており、パンフレットは7言語(日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語・タイ語・インドネシア語)、Webサイトは7言語(日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語・タイ語・タガログ語)対応しています。

  • 営業時間:6:30〜17:30(時期・季節によって変動あり)
  • 料金:
    【11月1日〜5月31日】
    <往復券>大人(中学生以上)2,400円 小人1,600円 
    <片道券>大人(中学生以上)1,400円 小人1,000円

    【6月1日〜10月31日】
    <往復券>大人(中学生以上)3,200円 小人1,600円 
    <片道券>大人(中学生以上)2,000円 小人1,000円
    ※未就学児は大人1名につき1名無料

    【駐車場料金】500円/日(普通自動車・バイク) 2,000円/日(中型自動車以上) ※11月〜5月は無料
  • 定休日:無休(整備のための運休期間あり)

②トレッキングツアーに参加する

②トレッキングツアーに参加する

雄大な自然を存分に楽しめるよう、旭岳エリアでは、さまざまなツアーが実施されています。多種多様なツアーの中でも、気軽に参加しやすくおすすめなのが、旭岳ビジターセンターが実施する「姿見ガイドウォーク」です。

「姿見ガイドウォーク」は、ロープウェイに乗って姿見駅へ向かい、散策コースをガイドとともに歩くツアーです。見頃の花やコース途中の展望台から見える周囲の山々など、ガイドの解説を聞きながら2時間、ゆっくりと歩くことができます。

なお、Webサイトのイベントカレンダーで、日本語対応のみのツアー開催日と、外国語対応が可能なツアー開催日が分かるようになっているので、予約前に確認しておきましょう。また、このツアーは定員に空きがあれば、当日申し込みもOKです。

旭岳ビジターセンターではこのツアーの他にも、温泉郷の自然探勝路を歩くツアーや、季節ならではのツアーなども実施しています。興味のあるツアーにぜひ参加して、旭岳の魅力を存分に知って帰りましょう。

旭岳ビジターセンターは、旭岳ロープウェイの山麓駅の手前にある施設です。英語対応が可能なスタッフがおり、Webサイトは5言語に対応しています(日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語)。

施設内では、国立公園の歴史や生息する動植物の解説、開花状況などをパネルなどで展示しています。また、長靴やストックなど、トレッキングに必要な持ち物のレンタルも行っています。ツアーに参加しない方でも、散策前に一度、気軽に立ち寄ってみるとよいでしょう。

  • 旭岳ビジターセンター
    • 住所 〒071-1472 北海道上川郡東川町旭岳温泉
    • 電話 0166-97-2153
    • 営業時間:9:00~17:00
      駐車場料金:(2024年7月1日〜9月30日のみ)500円/台
      定休日:年末年始

③旭岳温泉で疲れを癒やす

画像提供:ひがしかわ観光協会
画像提供:ひがしかわ観光協会

トレッキングの後は、温泉に浸かって体をほぐしましょう。旭岳の中腹にある「旭岳温泉郷」は、1910年代に発見・開湯した、歴史のある温泉郷です。

画像提供:旭岳温泉ホテルベアモンテ
画像提供:旭岳温泉ホテルベアモンテ

旭岳温泉郷には、日帰り温泉を行っている宿泊施設がいくつかあります。「旭岳温泉ホテルベアモンテ」は、温泉地の東端にある、旭岳ロープウェイや旭岳ビジターセンターに最も近いホテル。旭岳ロープウェイ山麓駅から徒歩3分のところにあり、観光やトレッキングツアーの後に立ち寄るのに最適です。

画像提供:旭岳温泉ホテルベアモンテ
画像提供:旭岳温泉ホテルベアモンテ

旭岳温泉の泉質は「硫酸塩泉」。美肌効果があるとされている「三大美人泉質」の一つです。お湯の色は無色透明。血行促進、筋肉痛や疲労回復、冷え性、切り傷ややけどに対する鎮静作用など、さまざまな効能があります。

画像提供:旭岳温泉ホテルベアモンテ
画像提供:旭岳温泉ホテルベアモンテ

大浴場には2つの浴槽が並び、広々とした空間でゆったり温泉に浸かることができます。大浴場には、シャンプーやコンディショナー、ドライヤーなどのアメニティが備わっています。タオルはフェイスタオルが110円、バスタオル220円でレンタルすることができます。

画像提供:旭岳温泉ホテルベアモンテ
画像提供:旭岳温泉ホテルベアモンテ

サウナも、大浴場内のセルフロウリュ式のドライサウナとミストサウナ、露天サウナと3種類あります。露天サウナは、2024年2月に新しくオープンしたばかり。大自然に囲まれた中での外気浴で、心と体をリラックスさせましょう。

なお、大浴場内の撮影は禁止です。スマホを持ち込まないようお願いします。

画像提供:旭岳温泉ホテルベアモンテ
画像提供:旭岳温泉ホテルベアモンテ

宿泊してゆっくり過ごすのもおすすめです。リビングが設けられた部屋や、長期滞在にもうれしい、ミニキッチン付きのメゾネットタイプの部屋など5タイプの客室があります。ちなみに、このあたりのエリアは、日本で有数の木製家具産地。そこで作られた温かみのある「旭川家具」が部屋に使われています。
館内には、地元の野菜や米を使い、北海道の旬を味覚で楽しめるレストランや、200冊以上の本が自由に読むことができるライブラリー&ワーケーションスペース(宿泊者限定)などがあります。

ホテルには英語対応が可能なスタッフがおり(※不在の場合は翻訳ツールを使用して対応)、Webサイトは5言語に対応しています(日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語)。

  • 東川・旭岳温泉 ホテルベアモンテ
    • 住所 〒071-1472 北海道上川郡東川町旭岳温泉
    • 電話 0166-97-2325
    • 営業時間:
      <日帰り入浴>12:30〜19:00(最終受付18:00)
      <宿泊>チェックイン14:00〜/チェックアウト 〜11:00

      料金:
      <日帰り入浴>大人1,140円 小人570円 小学生未満・幼児無料

      定休日:無休

④山が時間をかけてつくり出す恵み!名水を味わう

④山が時間をかけてつくり出す恵み!名水を味わう

大雪山エリアは水が豊富な土地で、中でも旭岳の麓から湧き出る「大雪旭岳源水」は名水と呼ばれています。山に降り注ぐ雨水や雪が、長い時間をかけて地中深くに染み込み、ゆっくりと麓まで運ばれてくるのです。

「大雪旭岳源水公園」は、そんな大雪山の自然が創りあげた地下水が湧き上がる公園。旭岳から西に広がる、東川町の中心地から、温泉郷に向かう途中にあり、登山や温泉の行きや帰りにぜひ立ち寄って欲しいスポットです。

地下水は、誰でも自由に汲むことができます。公園の駐車場の近くには、公園の奥にある源泉から引いてきた取水場が。1年を通して利用可能です。

春〜秋の時期であれば、散歩しながら、公園奥の源泉まで行ってみるのもおすすめ。取水場から約5分、木々に囲まれた遊歩道を歩くと、源泉にたどり着きます。

源泉から湧き出す水も、飲み水として持って帰ることができます。源水の水は、入り口の取水場よりも1度ほど低いそう。実際に水を触ってみると、確かに一層、ひんやりとしていました。トレッキングの前に空のペットボトルや水筒を持参して立ち寄り、給水用の飲み物にすると良いかもしれません。

  • 大雪旭岳源水公園
    • 住所 〒071-1471 北海道上川郡東川町ノカナン
    • 電話番号:0166-82-3761(一般社団法人 ひがしかわ観光協会)
      営業時間:公園は24時間入園可能
      料金:無料 ※公園の維持のために、車1台につき300円以上の協力金をお願いしています
      定休日:なし

⑤豊かな水を使った名物をゲットする

旭岳から西側に広がる東川町は、町の中心でも水が豊かなエリア。豊富な水を生かした米作りや野菜作りが盛んで、生活水にも大雪山の地下水が使われています。ここからは、おいしいお水を使った、東川町の名物を紹介します。旭川駅や旭川空港から旭岳へ向かう際にほぼ必ず通るエリアなので、立ち寄りもしやすいですよ。

最初に紹介するのが、東川町の材料を生かしたスイーツ作りを行う、ゝ月庵(てんげつあん)の「大雪旭岳源水プリン(税込380円)」です。

ゝ月庵は東川町の中心部にある人気のケーキ屋さん。地元愛あふれるオーナーのもと、東川産の食材を使ったお菓子作りに力を入れているお店です。今回紹介するプリンも、「旭岳の麓の町で、豊かな水を主役にしたお菓子を作りたい」という思いから生まれた商品です。

このプリンの特徴は、普通のプリンではカラメルソースが入っている、底の部分。ここに、旭岳源水を使った透明のジュレが入っています。甘さ控えめのジュレは、食べた途端に口の中で弾けて崩れ、まさに「水を食べている」ような感覚。見た目も味わいも爽やかで、暑い時期におすすめのプリンです。

店内にイートインスペースはありませんが、店舗脇のベンチや、向かいにある道の駅の休憩スペースを利用することができます。

ゝ月庵では他にも、米どころでもある東川町の米粉を使用した、優しい甘さのシフォンケーキなども販売しています。地元の食材をふんだんに使ったスイーツをぜひ味わってみてください。

  • ゝ月庵
    • 住所 〒071-1424 北海道上川郡東川町南町1丁目1-3
    • 電話 0166-82-3004
    • 営業時間:8:30〜19:30(第4水曜、日曜日は18:00まで)
      定休日:水曜日(第4水曜を除く)※祝祭日やイベント等により変更になる場合あり

ゝ月庵斜め向かいにある、道の駅ひがしかわ「道草館」にも、水を使った名物があります。

建物の中に入ると特産品の販売スペースが。米や野菜などの農産物から、加工食品や飲料、雑貨類まで、さまざまな特産品が販売されています。売店には英語対応が可能なスタッフがいます(※不在の場合もあり)。

今回紹介したいのが、東川町の製麺所がつくる麺類。このエリアでは、大雪山のおいしい水を使った麺づくりが盛んに行われており、原材料本来の、シンプルな味わいが楽しめる商品が多く生まれています。生麺のうどんや冷麦、乾麺ではラーメンなどが販売されています。また、80年近く続く豆腐店がつくる、生麺タイプのうどんパスタも人気だそう。

名水をお土産にすることもできます。ペットボトルで水が販売されているほか、スパークリングウォーターもあります。スパークリングウォーターは、炭酸の強さが異なる2種類を販売。パッケージの文字は旭岳の山の形がモチーフになっており、プレゼント用にも良さそうです。この他にも、クラフトビールやルームフレグランススプレーなど、さまざまな商品に大雪山の地下水が使われています。

なお、道の駅では、東川町の見どころやイベント情報の案内や、エリアごとのマップも配布しています。地域をゆっくり観光する予定の方は、お土産購入以外でも一度立ち寄ってみるとよいでしょう。

  • 道の駅ひがしかわ「道草館」
    • 住所 〒071-1423 北海道上川郡東川町東町1丁目1-15
    • 電話 0166-68-4777
    • 営業時間:9:00〜18:00(4月〜9月)、9:00〜17:00(10月〜3月)※トイレは年中24時間利用可能
      定休日:12/31〜1/4

⑥紅葉と柱状節理が競演する美しい景色を眺めに行く

画像提供:ひがしかわ観光協会
画像提供:ひがしかわ観光協会

旭岳でももちろん紅葉を楽しめますが、このエリアにあるもう一つの紅葉スポットはココ!旭岳の南東側にある、忠別岳から流れる忠別川の上流付近にある「天人峡」です。「大雪旭岳源水公園」付近で、忠別川に沿って東に伸びる道を車で10分ほど進んだ先にあるエリアです。

画像提供:ひがしかわ観光協会
画像提供:ひがしかわ観光協会

約3万年前に起きた巨大噴火によって流れた溶岩やマグマが冷えて固まる際に、規則正しく割れて、柱のような割れ目「柱状節理」を形成しています。10月初旬ごろになると、岩場の合間から生える木々が黄色や赤色に染まり、力強い岩場と美しい紅葉が合わさった、見ごたえある景色を目にすることができます。

画像提供:ひがしかわ観光協会
画像提供:ひがしかわ観光協会

忠別川に沿って設置されている公共駐車場には、無料の足湯「天女の足湯」があります。周辺を歩いて紅葉を楽しんだ後、気軽に足湯に浸かってみましょう。

画像提供:ひがしかわ観光協会
画像提供:ひがしかわ観光協会

足湯は忠別川に向かって作られており、足湯に入ると、そこから対岸の岩場の景色が目に入るようになっています。歩いて疲れた足をほぐしながら、座って紅葉の景色を眺めましょう。

また、天人峡エリアは現在、一部の遊歩道が通行止めになっています。訪れる際は以下の点に注意するようにしましょう。

●天人峡エリアからさらに上流に進んだ「羽衣の滝」へ続く遊歩道は通行止め

●羽衣の滝の全景が眺められる「滝見台」への登山道は通行可能。ただし、急な坂道が続く1時間半ほど登る登山道のため、登山靴等を着用して訪れることを推奨

●天人峡エリアの公共仮設トイレは閉鎖中。最も近くにある公共トイレは、大雪旭岳源水公園内にある

●足湯は常時開放。ただし、夜間の照明はないため、日中の利用を推奨

  • 天人峡
    • 住所 〒071-1473 北海道東川町天人峡
    • 電話番号:0166-82-3761(一般社団法人 ひがしかわ観光協会)
      営業時間:道路は24時間通行可能
      料金:無料
      定休日:なし

旭岳エリアを訪れる際のポイント

旭岳エリアを訪れる際のポイント

今回ご紹介したスポットのほとんどは、国立公園内にあります。以下のルールを守って、自然環境を大切にしながら観光しましょう。

  • ゴミを道端に捨てない
  • 植物や花を持って帰らない
  • 野生動物に餌を与えない

大きな山々と、そこに広がる自然の恵み。景色はもちろんのこと、温泉や地下水、食べ物など、さまざまな形で存分に楽しめる、旭岳エリアの魅力を紹介しました。北海道の自然を全身で体感したい方は、ぜひこちらのエリアを訪れてみてはいかがでしょうか。

撮影=大谷康介 原稿・編集=みんなのことば舎

Written by:

株式会社みんなのことば舎

株式会社みんなのことば舎

札幌の地元タウン誌の編集に長年携わった編集者が設立。設立以降、20年以上にわたり、札幌を中心に北海道全域での取材・記事執筆を行い、観光ガイドや情報誌、北海道の景色を収めた写真集など多様な本も制作。スタッフは全員女性で、旅好き、スイーツ好き、お酒好きと趣向は様々。飲食店紹介からイベントレポート、レジャー体験記まで、発信の守備範囲は広い。

※記事掲載時の情報です。
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