ランドマーク・モニュメント

ランドマーク・モニュメント

Update: 2016/08/25

日本には文化や歴史を記念したランドマークやモニュメントが全国各地にある。それらは日本にとって重要な歴史を象徴するだけでなく、日常生活に欠かせない施設となっている。その上、どの建造物も建築的な技術という観点から見ても素晴らしいものなのだ。

日本の代表的なランドマーク

東京の芝公園にある「東京タワー」は日本の代表的なランドマークだ。正式名称は「日本電波塔」である。高さは333メートルで、この高さは関東エリア半径100キロメートル圏の電波をカバーしつつも、耐風、耐火、耐震などを考えて設計された高さなのだ。日本は地震が多い国のため、東京タワーをはじめとする代表的なランドマークは耐震を一番に考えて作られている。今では、年間300万人が訪れる観光名所である。また、2012年には東京の新しいシンボル、東京スカイツリー(R)が開業した。高さは634メートル、展望デッキは高さ350メートルで東京の街並みを一望することができる。現存する電波塔の中で高さは世界一であり、人工の建造物の中では世界第二位である。

広島の原爆ドーム

1915年にチェコ人の建築家によって設計された建物だが、1945年に広島に原爆が投下された際、一部が崩れたり吹き飛ばされるなどの被害を受けた。だがその後、歴史的価値なども考えられ、補強しながら現在まで残っている貴重な建物である。訪れる人に平和の尊さを無言で伝える象徴として大切に保存されている。日本の技術を詰め込み補修しているおかげで、見た目は当時のままで悲惨だが、耐震はしっかりとできており今のところは地震に耐えうる作りになっている。

長崎の平和祈念像

長崎は広島とともに原爆が投下された都市である。1945年8月6日に広島に原爆が投下され、長崎にはその3日後に投下された。平和記念公園の中にある、北村西望によって造られた「平和祈念像」は原爆の脅威と平和の尊さを伝えている。広島の原爆ドームとは違い、この像は原爆の被害を受けたものではないが、日本人にとって平和への願いをかけた像として大事なものである。高さは9.7メートル、重さは30トンある。神の愛と仏の慈悲を表していると言われ、右手はまっすぐに天に向けられ、原爆の脅威を表し、水平に伸ばした左手は平和を表している。

免震工事をした大阪のシンボル

大阪のランドマークである「通天閣」は1956年に完成した二代目である。塔自体の高さは100メートルだ。初代の通天閣は近くにあった映画館からの延焼で焼け落ちてしまったが、地元の人々の強い願いで再建にこぎつけた。2014年10月から8カ月、地震の影響を免れるための工事が行われた。その工事は日本の技術を駆使しており、展望塔としては世界初で、工事中も営業を中断することなく行われた。高さ94.5メートルの屋上に全面強化ガラス張りの展望台がある。

日本最速のエレベーター

横浜の「ランドマークタワー」は70階建てで、高さは296.33メートルである。「横浜みなとみらい21」は多くのオフィスが集まっているが、このタワーはその中でも中核を担う超高層ビルである。69階には地上273メートルから景色を見渡せる展望フロア「スカイガーデン」が設置されている。ここにあるエレベーターは日本最速で、分速750メートル、上りは中国の「上海タワー」が世界最速だが、下りの速度は今でも世界最速である。またスピードだけではなく、騒音や振動にも配慮しており乗り心地のよいエレベーターを作ることに技術をささげている。日本人ならではの細かいこだわりが感じられるランドマークである。

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