通貨の種類と機能

通貨の種類と機能

Update: 2017/02/21

旅をするならなくてはならない現金。日本のレストランやカフェ、観光地の土産店など個人で経営している店などでは、支払い時にクレジットカードが使えない場合も多く、また利用可能なカード会社が限られている場合もあるので現金は必ず用意しておきたい。日本円での価格は「1296円」のように細かい表示の場合も多く、慣れていないと支払い時に時間を要してしまうこともある。ここでは、あらかじめ知っておくと便利な日本円の通貨の種類や豆知識を紹介する。

一円硬貨

一円硬貨

純アルミニウム製。日本の硬貨の中では一番小さい単位となり、その姿も小さく軽い硬貨。シンプルな美しさを感じさせる硬化の表面は「日本国」「一円」の漢字と「若木」の絵柄。裏面には「1」の数字と製造された年が記載されている。消費税位が8%の日本において、流通する量が一番多い硬貨だ。注意したいのは券売機や自動販売機では、ほぼ使用ができない。実は、一円硬貨の製造コストは約2円。

五円硬貨

五円硬貨

銅と亜鉛の真鍮製。表面には農業・水産業・工業を表す「稲穂・水・歯車」の絵柄。裏面には「日本国」の文字と製造された年、そして「双葉」が描かれている。一円硬貨と同様に、券売機や自動販売機ではほぼ使用ができない。中心に穴の空いた世界的にも珍しいデザインは、視覚障害者が手にした時にわかるよう、また原料の価格高騰に伴い軽量化が目的でもあった。縁起の良い日本土産として人気の硬貨である。

十円硬貨

十円硬貨

銅とスズの青銅製。表面には「日本国」「十円」の文字と日本が誇る世界文化遺産の「平等院鳳凰堂」と「唐草」の絵柄。裏面には「常磐木」「10」と製造された年が記載されている。食事や買い物の際の支払いはもちろん、自動販売機や公共交通機関で必ず使用する硬貨なので、たくさん用意があると安心だ。

五十円硬貨

五十円硬貨

白銅製。五円と同様に中心に穴の空いた硬貨。表面には「日本国」「五十円」の文字と日本の秋を象徴する「菊」の絵柄。裏面には「50」と製造された年が記載されている。ちなみに、ごくたまに穴のずれている五十円硬貨があり、コレクターの間では高値で取引される事もある程レアな硬貨となっている。

百円硬貨

百円硬貨

白銅製。表面には「日本国」「百円」の文字と日本の春を象徴する「桜」の絵柄。裏面には「100」と製された造年が記載されている。十円硬貨と同様に使用頻度の高い硬貨となっているので、たくさん用意があると安心だ。この「100円玉」が発行された事により、自動販売機や発券機が急速に普及したと言われている。

五百円硬貨

五百円硬貨

ニッケル黄銅製。日本円の中で一番大きな硬貨。表面には「日本国」「五百円」の文字と「桐」の絵柄。裏には「500」と製造された年と「竹」「橘」の絵柄が記載されている。世界で数少ない高額の硬貨であり、かつ側面に斜めのギザギザが施されたデザインである。

千円札

千円札

表面に日本の学者である野口英世の肖像が描かれた紙幣。裏面には日本を象徴する「富士山」と「桜」が描かれている。自動販売機や発券機、両替機などは、おもにこの千円札を使用する事が多いのでたくさん用意があると安心だ。

二千円札

二千円札

2000年に発行された新しい紙幣で、これまでにない最新の偽造防止技術が多く採用されている。表面に「守礼門」、裏面には国宝の「源氏物語絵巻」の一部と、その作者である紫式部の肖像が描かれた「紫式部日記絵巻」が載っている。しかしながら現在あまり使われておらず、流通量も少ない紙幣である。

五千円札

五千円札

表面に、日本の作家の樋口一葉の肖像が、裏面には、江戸時代中期を代表する画家である尾形光琳の「燕子花図」が描かれている。日本の紙幣で、女性の肖像が描かれたのはこの五千円札が初めてである。

一万円札

一万円札

表面に、教育者、蘭学者、思想家でもある福沢諭吉の肖像が描かれ、裏面には平等院の「鳳凰像」が描かれている。日本の通貨で最も高額な紙幣である。偽造防止として、紙幣の表面と裏面に “ シークレットマーク ” が、0.5mm程のカタカナ文字で 「 ニ 」 「 ホ 」 「 ン 」 と3文字が入っているので探してみよう。

※記事掲載時の情報です。

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