渋谷駅直結というアクセスの良さに加え、落ち着いた大人の雰囲気が漂う「渋谷ヒカリエ ShinQs」は、コスメ好きなら一度は訪れておきたいスポット。ShinQsB1とShinQs1Fに広がるビューティーフロアでは、SHISEIDOやコスメデコルテ、THREEなどの人気ジャパンブランドをはじめ、ディオールやゲラン、ランコムといった海外のラグジュアリーブランドもずらりと並びます。

売場は洗練された空間づくりがなされており、慌ただしい渋谷の街にいながら、まるで高級ホテルのラウンジのような静けさの中でゆっくりと商品を選べるのも魅力。さらに注目したいのは、免税カウンターがB1フロアに設置されている点。売場と同じフロアにあるため、購入後そのままスムーズに手続きでき、買い物の流れを遮ることがありません。案内表示も整っていて、多言語対応のスタッフも在籍。初めての訪日でも安心して利用できる環境が整っています。

東京のど真ん中で、これほど落ち着いて自分に合うコスメを探せる場所はなかなかありません。人混みに疲れたときにこそ立ち寄ってほしい、そんな「渋谷のオアシス」ともいえるコスメスポットです。

渋谷のランドマーク的存在である「西武渋谷店」は、“ファッションの総合商社”と呼ばれる老舗百貨店。コスメフロアは1階に広がり、通りからもすぐにアクセスできます。

SHISEIDOやアルビオン、RMKなどの日本ブランドをはじめ、イヴ・サンローランやランコムといった海外ブランドまで揃う渋谷西武のビューティーフロアは、まさに“選ぶ楽しさ”に満ちた空間。高い天井とゆとりある売場レイアウトが、ショッピングそのものを贅沢な時間に変えてくれます。

時間がある方は、「オーガニックマーケット」もぜひ立ち寄ってほしいエリア。ここでは、世界中からセレクトされたナチュラルコスメや日本国内から選び抜かれたオーガニック商品が勢ぞろい。

玄米や伝統製法の飴など、インナービューティーを意識した食品も取り扱っていて、コスメフロアでありながら体を中から整える提案がされているのが印象的です。最近は日本でもオーガニックコスメの人気が高まりつつあり、ここではその流れをいち早く体感できます。ナチュラル志向の方はもちろん、「何か素敵なものがないかな」と探している人にもおすすめです。

原宿駅の目の前という抜群の立地に位置する「@cosme TOKYO」は、日本最大級のコスメレビューサイト「@cosme」が手がける旗艦店。今の日本で“本当に人気のあるコスメ”をリアルに体感できるスポットとして注目を集めています。

館内に足を踏み入れてまず目を奪われるのが、@cosmeのクチコミランキング上位のアイテムが壁一面を埋め尽くして並んでいる光景。日本で今どんなコスメが人気なのかが一目でわかります。

SHISEIDOやコスメデコルテなどの百貨店ブランドから、CANMAKEやセザンヌといった手頃な価格帯のコスメまで、ジャンルや価格にとらわれず自由に選べるのも魅力。ブランドごとだけではなく、用途や悩み別にも陳列されているため、自分にぴったりのコスメが見つけやすい構成になっています。

クチコミ評価やレビュー件数が商品ごとに表示されているので、知らないアイテムにも手が伸びやすく、お買い物というより「美容の展示会」をめぐっているような楽しさがあります。

2025年のリニューアルでは、ミニコスメや香水のコーナーが新設され、旅先でも使いやすいサイズの商品が豊富にそろいました。レジカウンターでは免税手続きにも対応しており、購入から手続きまでがスムーズに完結します。

ナチュラル＆オーガニックコスメの魅力を発信し続ける「Cosme Kitchen」は、世界中からセレクトされた自然派アイテムがそろう人気のセレクトショップ。コスメだけでなく、アロマやハーブティー、エコ洗剤、雑貨なども充実しており、日々の暮らしに心地よさを添えるアイテムが揃っています。


注目したいのは、店舗ごとに異なるコンセプトで設計された店内空間。どの店舗も、その立地や客層に合わせた世界観が丁寧に作り込まれていて、ショップというよりライフスタイルそのものを体験しているような感覚になります。

なかでも世界観にぐっと引き込まれるのが、2025年にリニューアルされたルミネ新宿1号店です。テーマは「パリのアパルトマンにあるキッチン」。整然とした什器や現代的な素材の中に、ラフな木材やDIY感のある仕上げが散りばめられていて、思わず長居してしまいたくなるような、そんな空気感が漂っています。

取り扱いブランドも個性豊かで、植物由来の原料にこだわったスキンケアブランド「F organics」や、ツヤ感と肌なじみの良さで人気のベースメイクブランド「m.m.m」など、日本国内外で注目されているブランドがセンスよく並んでいます。

スヌーピーとのコラボ商品も多数。ナチュラルで可愛らしいデザインはギフトにもぴったりで、パッケージを見るだけでも気分が上がるものばかりです。

主な店舗所在地

生活雑貨や文具、コスメなど多彩なジャンルの商品を扱う「ロフト」は、日本全国に展開する人気のバラエティショップです。

ロフトといえば雑貨のイメージが強いかもしれませんが、実はコスメ売場も見逃せない存在です。売場に足を踏み入れると、CANMAKEやオルビスといった日本の定番ブランドから、話題の韓国コスメまでが棚いっぱいに並び、思わず足が止まります。

他のバラエティショップと異なるのは、メンズコスメのコーナーがしっかりと展開されていること。洗顔料や化粧水だけでなく、ナチュラルに仕上がるメイクアイテムや美容雑貨まで揃っており、気軽に入りやすい雰囲気があります。

そしてロフトならではの楽しさが味わえるのが、季節ごとに開催される「コスメフェスティバル」。取材時も春のテーマに沿った限定パッケージや、先行販売の新商品がずらりと並び、見ているだけでワクワクしてしまいました。「今、日本で人気のコスメは何か？」をまとめてチェックできるうえに、同じフロアでスキンケアから美容グッズ、健康雑貨まで幅広く揃うのも魅力。美容全体をトータルで楽しみたい人にこそ立ち寄ってほしいスポットです。

主な店舗所在地

日本全国に展開するディスカウントストア「ドン・キホーテ」は、新宿、渋谷、上野など都内の主要エリアにも多数の店舗を構えており、観光の合間に立ち寄りやすい存在です。ポップな装飾とユニークな陳列で彩られた売場は、店舗ごとに異なる表情を見せ、見てまわるだけでも楽しい体験ができます。

食品や家電、衣料品といったイメージが強いドン・キホーテですが、実は低価格帯のコスメも非常に充実しています。パック、洗顔料、日焼け止めのほか、韓国コスメや話題のインフルエンサーコスメまで、多様な選択肢がそろっています。

実は最近、日本ではZ世代を中心に「#ドンキコスメ」のハッシュタグがSNSで大盛り上がり中。コスメ好きたちが、店頭で見つけた掘り出し物や実力派のアイテムをこぞってシェアしており、ドン・キホーテは“今どきコスメの宝庫”として注目を集めています。コスメマニアも注目するアイテムを、ぜひ店頭で探してみてください。

さらに、日用品や食品、ファッション雑貨などとあわせて一度にまとめて買い物ができるため、効率よくショッピングを済ませたい旅行者にも最適。免税にも対応しており、レジでスムーズに手続きできます。

主な店舗所在地

日本のドラッグストアでは、医薬品や日用品だけでなく、実はコスメの取り扱いも非常に充実しています。中でも「サンドラッグ」は、都内だけで約230店舗を展開する大型チェーンで、手に取りやすい価格帯と豊富な商品ラインアップが魅力のショップです。

売り場に並ぶのは、エリクシールや雪肌精など、日本の定番コスメブランド。どれもドラッグストアで気軽に手に取れるとは思えないほどの充実ぶりで、初めて訪れる人はそのラインアップの豊富さにきっと驚くはずです。

中でも目を引くのが、美白ケアで人気の「雪肌精」や、エイジングケアで根強い支持を集める「Obagi」など、実力派のスキンケアブランドたち。どちらも日本国内でのリピーターが多く、信頼感のあるブランドです。長期旅行中にお肌のトラブルが出てきたなら、気になるアイテムをぜひ試してみましょう。

店舗によっては、日中の時間帯にビューティーアドバイザーが常駐しており、英語や中国語に対応できるスタッフがいることも。自分の肌に合うアイテムがわからないときでも、気軽に相談できるのは安心です。

さらに、サンドラッグではコスメだけでなく、薬や湿布、サプリメントなども同時に免税手続きができるため、まとめ買いすることで時間もコストも節約できます。

主な店舗所在地

東急プラザ銀座の8〜9階にある「ロッテ免税店」は、銀座駅直結というアクセス抜群の立地にある市中免税店。出国前に街中でゆっくり買い物ができる施設として、観光客から高い支持を集めています。洗練された空間で落ち着いて商品を選ぶことができ、旅の合間に上質なショッピングを楽しめます。

売り場を見渡すと、まず目に入るのはSK-IIや資生堂、コスメデコルテといった、日本を代表するハイブランドの化粧品たち。免税店らしい高級感のあるディスプレイに、自然と気持ちが引き締まります。とはいえ、併設されたドラッグストアコーナーでは、手頃な価格帯のアイテムもしっかり展開されていて、用途や予算に応じた買い物ができるのもこの店舗の特徴です。

近年では、SUQQUやRMK、athletia（アスレティア）など、日本ブランドのラインアップがさらに充実。免税店でありながら、美容感度の高い人も満足できるセレクトと言えるでしょう。

店内には多言語対応のスタッフが常駐しており、英語や中国語だけでなく、韓国語での接客も可能。説明が難しい成分や肌質の悩みなども、しっかりと意思疎通ができる環境が整っているので、安心してじっくり選べます。限られた滞在時間でもストレスなく買い物を楽しめる、インバウンド客にとって心強い存在です。

無料肌診断や体験会を実施するコスメ専門店。国内外の人気ブランドに加え、限定アイテムも充実。

アルビオンやクレ・ド・ポー ボーテなど人気ブランドが豊富。セルフトライアル用のドレッサーもあり、気軽に試せるのが魅力です。

肌カウンセリングが充実したファンケルの旗艦店。化粧品や健康食品のほか、美と健康を意識したレストランも併設されています。

銀座三越内にある空港型免税店。出国前でも高級ブランドの免税コスメが購入でき、旅行中のショッピングがよりスマートに。

まず注目したいのは、シーズンごとに登場する限定商品や新色コスメ。春夏秋冬はもちろん、クリスマスやバレンタインなどのイベントシーズンには、特別なパッケージやギフトセットが数多く並びます。

また、百貨店のコスメカウンターでは、専門スタッフによるタッチアップ（試し塗り）やカウンセリングを受けることができ、肌の色や悩みに合わせたアイテムを提案してもらえるのが魅力。ドラッグストアでも、ビューティーアドバイザーがいる店舗ではタッチアップが可能な場合があります。

セレクトショップやドラッグストアでは、多くの商品にテスター（試供品）が用意されています。特に色味や香りを確認したい場合は、購入前に自分の肌で試してみるのがおすすめです。

免税制度についても注意が必要です。コスメは「消耗品」に分類されるため、免税で購入したアイテムを日本滞在中に使用すると、本来払うべき消費税をあとから請求されることがあります。使用せずに持ち帰るのが原則です。

さらに、免税を受けるには「5,000円以上50万円以下」という金額制限があります。高額なスキンケアや香水などを複数購入する場合には、合計金額にも気を配りましょう。なお、この制度は2026年11月に改正予定とされており、現時点ではこのルールが適用されます。最新情報は訪日前に確認しておくと安心です。

東京には、百貨店、セレクトショップ、ドラッグストアと、さまざまなタイプのコスメショップが点在しています。旅のスタイルや目的に合わせてお店を選べば、より充実したショッピング体験ができるはずです。

新作コスメや限定アイテムに出会えたり、日本独自のサービスを体験できたりと、訪れるたびに新しい発見があるのが東京でのコスメショッピングの醍醐味。自分へのご褒美にも、大切な人へのお土産にも、ぴったりの一品がきっと見つかります。