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Twitterで5.6万いいねのフィンランド料理!人生変わるほどおいしいBBQメニューって?

Twitterで5.6万いいねのフィンランド料理!人生変わるほどおいしいBBQメニューって?

更新日: 2021/02/22

ムーミンやMarimekko(マリメッコ)でおなじみの北欧・フィンランド。長くて寒い冬やオーロラが見られるというイメージがある人も多いのでは?

今回は、そんなフィンランドの首都ヘルシンキで新生活を始めたばかりの筆者が、この地で愛されているメニューを2品ご紹介します。

1つは、味付けいらずで超簡単なのにクセになるおいしさのBBQメニュー、そしてもう1つは、フィンランドで長く親しまれている家庭的なメニュー。いつものメニューにひと味違った外国の雰囲気を加えたいときにピッタリなので、ぜひ試してみてくださいね!

main image:画像提供:マロニエ@フィンランドさん(@marony38)

【メニュー①】「サーモンスープ」

フィンランドでは新鮮でおいしいサーモンが豊富ということで、1品目はこのサーモンを使った家庭的なメニューです。フィンランド語では「ロヒケイット」(Lohikeitto)と呼ばれ、これは「サーモンスープ」という意味になります。

スーパーではレトルトのロヒケイットも売られていて、国民にはかなり親しまれている様子。こちらに住む人に聞いたところ、「サーモンスープは定番中の定番料理」とのこと。お店で食べることもできますが、北欧では外食費用がとても高いことから、家庭で作るのが一般的のようです。

スーパーには、迫力のあるサーモンの切り身や何種類ものじゃがいもが売られていて、これらの食材が国民に愛されていることがよくわかります。では、レッツトライ!

<材料> 3人分

じゃがいも 大2個
玉ねぎ 大1個
水 800ml
粒黒コショウ(粗挽きコショウでも可) 小さじ 1/2
ベイリーフ(ローリエ)(なくてもOK)1枚
塩 適量
サーモン 300〜400g
生クリーム 200ml
ディル(生でも乾燥でもOK)適量

※野菜の量や種類、サーモンの量をお好みで調整したり、コンソメを使って味を調整したりしてもOKです

<作り方>
1. に水を入れて沸騰させる。
2. 玉ねぎをみじん切り、じゃがいもを一口大に切る。
3. サーモンは皮と骨を取り除き、一口大に切る。
4. 水が沸騰したら、玉ねぎ・ベイリーフ・粒黒コショウを入れて、中火で約5分煮る。
5. サッと水にくぐらせたじゃがいも・生クリーム・塩をに加えて、中火でやわらかくなるまで煮る。(約10分)
※粗挽きコショウを使う場合は、食べる直前に入れて調整してください

完成したスープがこちら。にんじんを入れると、より具だくさんで彩りも良くなりそうですね。

正直、初めて口に入れた瞬間は慣れないディルの風味がめずらしく感じたのですが、不思議と飲み進めるうちに、どんどんおいしくなってきて(笑)。生クリームをたくさん使っていますが、濃厚すぎないので、けっこうたっぷり食べられます。

やっぱり素材の良さが生きているのが、おいしさのポイントなのかなと感じました。身がギュッとつまっていてやわらかいサーモン、甘みとややねっとり感のあるじゃがいもにディルの爽やかな風味がほどよくマッチして、バランスの良い味わい。ディルは風味にクセがないので、けっこうたっぷり入れても大丈夫でした。

日本で買える食材で作る場合は、ノルウェー産のサーモンを使うと、おいしく仕上がるのではないでしょうか。

パンをひたして食べてもおいしいです。朝ごはんやブランチはもちろん、友人知人を招待したパーティーのおもてなし料理としても喜ばれそうな気がします。

【メニュー②】「マッシュルームのチーズ詰めベーコン巻き」

続いては、「フィンランドのBBQメニュー」としてTwitterで紹介されたところ、なんと5.6万ものいいね!が付き、大反響があった一品です。

子供でも作れるほど簡単で、とってもシンプルなメニューなのですが、素材の組み合わせが絶妙! Twitterでこのメニューを紹介していたフィンランド在住の「マロニエ@フィンランド」(@marony38)さんは、「フィンランド式マッシュルームのチーズ詰めベーコン巻きBBQで人生変わった」と語っているほどインパクトがあったのだとか。

画像提供:マロニエ@フィンランドさん(@marony38)
画像提供:マロニエ@フィンランドさん(@marony38)

フィンランドに住んでいるからには、一度作ってみなければ!と思い、早速試してみました。そのお味はいかに!?

<材料> 3個分

白マッシュルーム 大3個(茶色のものでも、小さいものでもOK)
グリルチーズ(フレッシュチーズ) 適量
ベーコン 3枚(お好みで6枚)
オリーブオイル(またはサラダ油) 適量

※グリルチーズ(フレッシュチーズ)について
グリルチーズは北欧では定番のチーズとしてスーパーで売られていますが、日本では品ぞろえの多いスーパーでないと置いていないかもしれません。分類としては「フレッシュチーズ」となり、焼いても溶けないことからBBQでよく用いられるチーズです。ややお値段がかかりますが、通販で「フレッシュチーズ」で検索してみると、いくつかヒットします。なお、別のチーズで試してみるのもアリです。

<作り方>
1. マッシュルームの軸を手で取る。

2. マッシュルームの軸のサイズに合わせて四角に切ったチーズを軸の部分に詰める。

3. マッシュルームにベーコンを巻く。

4. フライパン、またはホットプレートに適量の油を引いて、弱火〜中火でマッシュルームに火が入るまで両面を焼く。

できあがりの写真がこちら。今回は分厚いマッシュルームを使ったため、弱火で15分ほどかけて、じっくりと焼きました。

断面はこんな感じ。食べてみると、肉厚でプリッとしたマッシュルームと濃厚なチーズの旨み、塩が効いたベーコンのバランスが絶妙で、これはイケる!!

今回はベーコンを6枚使って二重巻きにしたため、しっかりと塩味を感じる味わいで、ご飯のおかずとしてもピッタリでした。次はぜひ、お気に入りのお酒のお供にしたいところ。
BBQで作れば、大人から子供までみんなでおいしく食べられるメニューです。お子さんでも簡単に作れるので、調理の工程も楽しみながら作ってみてはいかがでしょうか?

筆者ホームページ:https://love-trip-kaori.com/
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Written by:
小林香織
小林香織

2014年ライターデビュー。WEB媒体の取材記事を中心に【働き方、ライフスタイル、旅、海外文化】等のジャンルで多数執筆。旅と仕事を両立する海外ノマドワーカー。2019年よりフリーランス広報/PRとしても活動をスタート。好きなものは、旅、テクノロジー、英語、アート、カフェ。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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