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おしぼりを…外国人がショックを受けた日本人の行動

おしぼりを…外国人がショックを受けた日本人の行動

公開日: 2020/07/01

長年日本に住む外国人の中には「私、日本人みたい…」と思う人もいるようです。来日当初はカルチャーショックを受けていたことでも、住み続けるうちに日本人のような行動になっているのだとか。

今回は過去に公開した記事の中から、在日外国人が来日当初にカルチャーショックを受けたこと、またつい自分でもやってしまいがちな行動をまとめて紹介します。(各コメントは個人の意見です)

日本人って、よく謝るよね?

日本人って、よく謝るよね?

「日本人って、“ありがとう”よりも“すみません”をよく使いますよね。例えば電車の中で席を譲ってもらった時も“すみません”という人が多い印象です。私が席を譲ってもらったとしたらまず“ありがとう”と言います。感謝の気持ちよりも、申し訳ない気持ちが先に言葉に出るのは、日本人の性格なのでしょうね」(イギリス人/女性)

礼儀正しいことは良いことですが、「すみません」という謝罪の言葉を連発する日本人はやはり独特に感じられるようです。日本人自身にとっては、「すみません」=「感謝」の意味を含んでいる場合もありますので、やはり感覚の違いといえるでしょう。

お客様への感謝とサービスがすごい

お客様への感謝とサービスがすごい

「これが礼儀なのかは分かりませんが、日本人はお店で買い物をした時に、ときどき店員さんがお店の外まで見送りに来ますよね。エレベーターでも、扉が閉まるまでお辞儀して見送る人がいます。“おもてなし”という言葉は知っていますが、そこまでしなくてもいいのではないかと正直思ってしまいました」(オーストラリア人/女性)

日本人からすると見慣れた場面ですが、外国人には少し過剰に映る場合もあるようですね。日本は昔から「お客様は神様」という考えが根付いているため、商品を買って頂いたお客様には、最大限の感謝とサービスを提供することが礼儀になっています。国によっては店員と客の立場が真逆の場合もあるようですから、日本を訪れる外国人はさぞかしビックリすることでしょう。

いずれにしても、「おもてなし」を受けて、気分が悪くなる人はいないでしょうから、これは日本人ならではの良いサービスだと受け止めてほしいものですね。

真面目で冷たいと思っていたけど、実際はやさしい!

真面目で冷たいと思っていたけど、実際はやさしい!

「日本人は冷たいという印象をずっと持っていたの。だけど日本に来て、やさしい人が多いなと思ったわ」(中国人/女性)

「日本人って冷たいんだと思っていた。ブラジルではハグやキスで挨拶するのが普通なのに、この国では失礼になることがあるっていうし。会釈するっていうけど、ブラジル人からするとかしこまりすぎて距離がある感じがするね」(ブラジル人/男性)

仕事や勉強にシビアなことや特徴的な礼儀作法が、日本人は冷たい人というイメージを生んでいたそうです。また、日本人は外国人を嫌うイメージもあったそうで、自分は外国人だから冷たい対応を取られるのでは、と思っていた人も。

しかし実際に話してみると、「ただシャイなだけで、打ち解けたらやさしかった」「言葉が不慣れな自分にも、丁寧に寄り添ってくれる!」と、印象が変わった人がほとんどでした。この“丁寧な対応”も、きっと日本人の持つ「真面目さ」の側面。その意味では、外国人が持つ日本人に対する印象も、あながち間違っていないのかもしれませんね。

飲食店ではまず出されたお手拭き・おしぼりを使う!

「日本のレストランって、大抵最初にお手拭きやおしぼりが出てくるんじゃない?それで手を拭いてから食事をする。それにすっかり慣れていて、こないだ台湾に帰って、レストランでお手拭きがなかなか出てこないので反射的に『お手拭きをください』と言おうとした。でもよく考えたら台湾ではそんなものは出ないのがデフォルトなんだよね」(台湾人/男性)

現在は日本も台湾も新型コロナウイルスの影響により新しい生活様式に変化していますので状況は異なるかもしれませんが、この記事を公開した当時(コロナ以前)、日本に来たばかりの外国人の中には、出されたお手拭きが何に使うのかよく分からないこともあったようです。

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