IKEAがコンビニやカフェもある都心型店舗を東京にオープン！原宿に続き渋谷も

更新日: 2021/02/09

イケア・ジャパンは2020年、東京の原宿と渋谷に都市型店舗をオープンします。6月8日（月）には「IKEA原宿」を原宿駅前の複合施設「WITH HARAJUKU（ウィズ原宿）」内に開業。冬には「IKEA渋谷」を渋谷スクランブル交差点近くに開業予定です。

IKEAといえば郊外にある大型店舗のイメージですが、東京の店舗はいずれも比較的小規模な都市型店舗となっています。売り場や商品、食事メニュー、気になる新型コロナウイルス対策などをチェックしてみました。

手頃な商品や原宿限定フードもある「IKEA原宿」

「原宿」駅から徒歩1分のWITH HARAJUKU内に開業した「IKEA原宿」

6月8日（月）にオープンしたIKEA原宿は、ユニクロ原宿店なども入店する複合商業施設「WITH HARAJUKU」内ある都市型店舗です。総面積は約2500平米。1～2階で構成され、約1000点の家具を展示しています。気に入った商品は後日配送で購入でき、約900点の商品は当日の持ち帰りが可能です。

特徴は「眠る」「整える」「くつろぐ」「料理する」という4つの「暮らしのニーズ」によって売り場を構成していること。ルームセットは、日本、特に東京都心部の限られたスペースが課題であることを踏まえ、レイアウトやサイズを調整し、スペースの有効活用を提案しています。

1人暮らし向けの部屋や低価格で実現する部屋など、都市部の暮らしを反映した部屋が充実しているのも特徴です。

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グローバルでも国内でも初の売り場「スウェーデンコンビニ」

IKEA原宿には、IKEA初の試みとなる「スウェーデンコンビニ」があります。エコバッグや植物由来の素材でできたフリーザーバッグISTAD/イースタード、プラントラーメンなど、お手ごろな商品が揃っています。コンビニ内のコーヒースタンドでは、コーヒーやシナモンロール、プラントベースのソフトアイスやサンデーなどがテイクアウトできます。

スウェーデンの伝統料理フラットブレッドに具材をのせたメニューも楽しめる！

2Fの「スウェーデンカフェ」で販売する「TUNNBROD/ツンブロード」は、スウェーデン伝統のフラッドブレッドに具材をのせた新しいメニューです。クレープや食べ歩きカルチャーの発信地としての原宿と、スウェーデンの文化の融合を図って作られました。

IKEA原宿のみでの販売となる「TUNNBROD/ツンブロード」

新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止策も

イケアではIKEA原宿のオープンにあたり、新型コロナウイルス対策も準備を進めてきました。店内の混雑緩和のため、店頭のチケットシステムで入場整理券を発行するほか、店内の状況によっては入場制限を行います。

レジなど顧客と対面する設備には、ビニールカーテンを設置。従業員はマスクを着用し、必要に応じてフェイスシールドを着用して接客を行います。

そのほか店内の複数個所に手指消毒液のスプレーボトルを設置し、飲食エリアについては余裕を持った席配置を行っています。

来客者に向けては「開店前に店頭に並ぶこと」「長時間の滞在」を控えるように呼びかけ、ピーク時を避けて少人数で、マスクを着用し、周りの人と2メートル程度の距離を空けて来てほしいとしています。

IKEA原宿
- 住所東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU内
- 最寄駅 JR「原宿」駅から徒歩1分、東京メトロ千代田線「明治神宮前〈原宿〉」駅から徒歩1分

フォーエバー 21の跡地にオープン予定の「IKEA渋谷」

2020年冬にオープン予定の「IKEA渋谷」は、日本市場から撤退したファストファッション「フォーエバー21（FOREVER21）」の跡地に開業する店舗。渋谷スクランブル交差点から徒歩数分の西武渋谷店と渋谷ロフトの向かい、井の頭通りと渋谷センター街の2方道路に面する1～7階の建物「髙木ビルディング」に入店します。総面積は約4800平米で、IKEA原宿の約2倍となる予定です。

イケア・ジャパンは、2020年2月に同法人初のビジネスオーナー向けのプランニングスペース「IKEA for Business」を渋谷にオープン。6月8日に開業したIKEA原宿、そしてIKEA渋谷でデモクラティックデザインの商品を通して、都市部の暮らしのニーズにあったソリューションを提供していくとしています。