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本当に!? 外国人が「白川郷」でショックを受けたこと

本当に!? 外国人が「白川郷」でショックを受けたこと

公開日: 2020/08/28
更新日: 2020/09/29

国内外を問わず、高い人気を誇る岐阜県の「白川郷」。1995年には、日本独自の建築様式である「合掌造り集落」が世界遺産文化遺産)に登録されたことでも有名です。そんな白川郷を観光で訪れた外国人は、どのような感想を持つのでしょうか。

今回は白川郷に行ったことがある外国人に「感動したこと」「カルチャーショック」を受けたことなどを聞いてみました。(各コメントは回答者個人の意見です)

白川郷はまるで寓話の世界みたい!

白川郷はまるで寓話の世界みたい!

「私にとって白川郷は、和風という感じはしなかったです。日本だと知らなかったら北イタリアやドイツの昔の建物かなと思ってしまうでしょうね。屋根の形とか色合いとか、空や緑の感じがヨーロッパみたいです。吊り橋を渡って村に入ると、別の王国に入った気持ちになりました。小さい頃読んだ寓話の世界みたいですね。白雪姫の小人が住んでいそうな感じがして、ワクワクしました。日本の文化の幅広さに驚きました。和風っていろんな姿があるのですね」(イタリア人女性)

「冬に行きました。一面に雪が積もっているだけでも綺麗なのに、夜に建物に灯りが灯っている様子がとても綺麗で感動しましたね。ただ日本を歩いているだけでは、決して巡り合えない景色なので、行った甲斐がありました。近くで見てみると茅葺きが綺麗にまとまって屋根が造られていて、素晴らしいと思いました」(アメリカ人男性)

「山に囲まれ、田んぼが広がっている中に集落があるという、自然のなかの日本らしい風景に感動しましたね。実際に合掌造りの中に入ることができたので、見学しました。思ったより屋根裏が広くて驚きました」(イギリス人男性)

白川郷といえば、日本のさまざまなアニメ作品の舞台となった場所だといわれています。そんなモデル地の一つに「白川八幡神社」があります。白川八幡神社は、伝承によると708~714年頃に創建、1636年に再建された由緒ある神社です。

海外のアニメファンにとって白川八幡神社は憧れの場所であり、実際に訪れたときには「いつか行ってみたいと思っていたので、夢が叶ったよ!」と話をする人もいるそうです。

例年、冬の時期に実施しているライトアップも人気です。合掌造りの家々にライトが灯り、幻想的な風景を引き立たせます。白川郷を一望できる絶景スポット「城山天守閣展望台」から眺めるライトアップは、特に評判が高いです。城山展望台までの徒歩による移動は、他の時期に比べて寒さと積雪から大変だという話を聞きます。しかし苦労した分、ライトアップによる一大パノラマを眺めたときの達成感も大きくなると聞きますので、訪れたときにはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

白川郷のライトアップは年々、増加する観光客対応のために2019年から事前に申し込みが必要な完全予約制になりました。そのため、ライトアップを目的に白川郷を訪れる場合は、注意が必要です。

想像していたより広かった!

想像していたより広かった!

「自分で運転して行きましたが、迷わずたどり着けました。気軽に行けるので友達にもお勧めできる場所です。例えば夜着いてホテルに泊まって、1日白川郷を散策して、次の日は金沢に行くなんていうルートがいいと思います。ただし、車で行く場合は人が多く、駐車場が混んでいるのは少し困りましたね」(イタリア人女性)

世界遺産だからなのか、観光客の数がとても多くて、思うように写真が撮れなかったのが残念でした。公共交通機関もかなり混んでいたので、時間に余裕をもって観光プランを組んだ方がいいと思います。展望台に行ってみたかったのですが、とても混んでいたし寒かったので、諦めました。もう一度、機会があれば、観光客が少ない時期を調べて行きたいです」(アメリカ人男性)

「困ったことは、白川郷が思ったより広かったことです。どこから見て回ればよいか分からず、うろうろしてしまいました。朝、石川県の兼六園に行ったときは、晴れていて雪がなかったのですが、白川郷は屋根に雪が残っていました。思っていたより寒かったので、手袋を持っていけばよかったと思いました」(イギリス人男性)

白川村役場が公開している「白川村の観光統計」によると、新型コロナウイルス発生前の2018年の観光客は174万5000人、そのうち訪日外国人観光客は全体の46.65%の81万4000人でした。

イギリス人男性が話しているように白川郷は意外と広く、観光スポットが多数あります。そのため、事前に目的地までのルートを調べておかないとすべての観光スポットを回れない恐れがあります。特に「和田家」や「旧遠山家民俗資料館」「であい橋」「白川八幡宮」などは人気が高いので、迷わずたどり着けるようにしておくといいでしょう。

白川郷には本当に住んでいる人がいた!?

白川郷には本当に住んでいる人がいた!?

「他の観光地はアジア人が多い印象ですが、白川郷はヨーロッパ人が多いような気がしました。母国ではあまり有名ではないですが、日本好きの友達は白川郷に行ってみたいといっていました。やはり世界遺産なので、注目されていると思いますよ。レストランの注文やお土産屋では、簡単な英語なら通じました。お土産屋さんやレストランも合掌造りの建物なので面白かったです」(イタリア人女性)

「歴史ある建物だということは分かっていたのですが、実際に住んでいる人がいると知ってショックを受けました。世界遺産を守りながら暮らすのはなかなか想像できませんが、すごいことだと思います」(アメリカ人男性)

「『合掌造り』は木造で、1本もくぎを使っていないと聞いて、その造りの素晴らしさにカルチャーショックを受けました。建物の木の色から歴史を感じましたね。ドイツ、オランダなどでも茅葺き屋根を見たことがありましたが、日本にもあるとは思いもしませんでした。合掌造りという名前もユニークですよね。手と手を合わせて合掌したときの腕が屋根の形に似ているからと聞いて、なおさら興味深いなと思いました」(イギリス人男性)

白川郷で、特に人気が高いといわれている観光スポットの一つが「和田家」です。和田家は白川郷に数ある合掌造りのなかでも最大級の大きさと保存状態の良さを誇り、重要文化財に指名されています。そんな和田家が建てられた時代については諸説ありますが、築後約300年が経過していると言われています。

和田家は、現在も展示スペース以外は住居として使用されており、日々の生活が営まれているそうです。今回インタビューに回答してくれたアメリカ人男性同様に、多くの外国人が重要文化財に指名された後も人が住み続けているという話を聞くと「にわかには信じられない」とショックを受けるそうです。また和田家では土地が狭く、分家することが難しかったことから一時期は、一つの家に20人以上が一緒に住んで生活していたという話も多くの観光客を驚かせます。

季節ごとの素敵な景色を楽しもう

季節ごとの素敵な景色を楽しもう

一度は絶対に訪れたい観光地として評判が高い白川郷。これだけ素晴らしい景色が拝めるのなら、そのようにいわれているのも納得ですね。白川郷といえば、冬の時期のイメージを抱く人が多いかもしれません。しかし、冬以外の季節にもそれぞれの素晴らしさがあり、きっと訪れる人に最高の景色を堪能させてくれるはずです。

Written by:

株式会社ダリコーポレーション 佐藤 祐(さとう ゆう)

株式会社ダリコーポレーション 佐藤 祐(さとう ゆう)

人事・労務・法務・キャリアジャンルなどの硬めのジャンルを中心に手がけているライター。コラム記事をメインに作成している。

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