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え、それって有料なの!? アメリカ人が日本の居酒屋で失敗した6つのコト

え、それって有料なの!? アメリカ人が日本の居酒屋で失敗した6つのコト

更新日: 2020/11/20

定番和食に郷土料理、あらゆる種類のお酒。日本の「おいしい」を一挙に味わえるのが居酒屋です。チェーン店から地元のお店まで全国各地に居酒屋はありますが、外国人にとっては未知の世界。

来日6年目になる30代アメリカ人男性Jさんに「日本の居酒屋で失敗したコト」を質問すると、想像以上にさまざまな返答をもらいました。Jさんは来日早々、居酒屋でどんな失敗をしてしまったのでしょうか?(各コメントは個人の意見です)

アメリカ人には席が狭い!足がしびれて動けず……

アメリカ人には席が狭い!足がしびれて動けず……

Jさんが最初に話してくれたのは、日本の居酒屋のスペース問題。大柄なJさんにとって、日本の居酒屋は大変窮屈な場所だそう。

「席が近すぎるし、テーブルも椅子も僕には小さい!特に畳はつらい。あぐらで30分座っただけで、足がしびれて立てなくなりました。ちょっと恥ずかしかったです」

客席同士が近いワイワイ感も居酒屋の醍醐味ですが、狭すぎると楽しめないですよね。

「お通し」ってサービスなのかと思ったら有料なの!?

「お通し」ってサービスなのかと思ったら有料なの!?

おしぼりとともに出される「お通し」も居酒屋独自のメニューです。

「『お通しはいりますか?』と聞かれて、よく分からないまま『いる』と答えて食べました。サービスかと思ったら、しっかりお金を取られるんですよね。一人300円くらい。お金を払うと知らなかったから、損した気持ちになりました」

何も言わなければお通しが自然と出される居酒屋もあるので、初めての外国人がサービスと思うのは当然かも。

明太フライドポテト!? 日本の融合技はクレイジー!

明太フライドポテト!? 日本の融合技はクレイジー!

居酒屋メニューの中で、アメリカの定番料理との違いに失敗してしまったこともあるのだとか。

「アメリカ人が大好きなフライドポテト。日本の居酒屋にもほとんど置いてあるからうれしい!でも、驚いたのは『明太フライドポテト』。明太子を知らなかった頃、普通のフライドポテトと思って注文したら……ピンクのつぶつぶがたくさん乗っている!言葉を失いました(笑)」

明太子を知らなかったら衝撃すぎますよね。さて、お味はどうでしたか?

「意外と悪くなかった。でも、普通のフライドポテトで十分かな」

Jさん、なんて正直な回答!日本人には明太フライドポテト好きも多いのですが……。

これって1人前?ピザが小さすぎてショック!

これって1人前?ピザが小さすぎてショック!

もうひとつ、本場アメリカとは違うメニューでこんな経験が。

ピザを注文したら、想像の半分以下の小ささ!アメリカのピザは直径30cm位が普通。居酒屋ピザは一人前にもならないよ」

映画や海外ドラマでよく見る、アメリカの大きなピザ。あれを想像していたなら、日本の居酒屋ピザは小さすぎる!でも、メニューにあると、つい注文したくなってしまうんですよね。

「たこわさび」って何!? 寿司を注文したつもりだったのに

「たこわさび」って何!? 寿司を注文したつもりだったのに

居酒屋ならではのおつまみでも、衝撃の失敗談がありました。

「『たこわさび』ってあるでしょ?寿司のようなものイメージして注文したら、ヌルヌルの生ものが運ばれてきて。おそるおそる食べたけど、もう注文しないかな(笑)。アメリカでも僕の生まれた地域は生ものをほとんど食べないから、見た目も味も衝撃すぎました」

たこわさびは居酒屋の定番メニュー。生で魚介類を食べる習慣のない方にとって、たこわさびはビジュアルも含めてショッキングかも!?

お会計?お勘定?お支払い?何が正解か教えて!

お会計?お勘定?お支払い?何が正解か教えて!

最後に教えてくれたのは、居酒屋を出るときのあの一声について。

「お金を払いたいとき、何て言うのが正解なの?お会計、お勘定、お支払い、って種類多すぎ!いつも混乱して言葉に詰まるのが恥ずかしいです」

どれを使っても間違いではありませんが、迷ってしまいますよね。ちなみに、「おあいそ」はお店側が使う言葉で、客側は使わないとされています。

アメリカ人男性Jさんが、居酒屋で失敗!と感じてしまった数々の出来事。日本の居酒屋は、料理、内装、システムと独特なものであることも分かりました。これからも、ユニークな料理やお酒にトライしながら、日本の居酒屋を楽しんでもらえますように!

Written by:
田中ラン
田中ラン

旅行会社に勤める現役会社員の日本人ライター。大手ウェブサイトで編集者として従事した後、旅行会社に転職。そのため、旅行系・グルメ系のジャンルを得意とし、日本全国47都道府県で取材実績あり。旅行会社勤務だからこそ知れる秘境や絶景、旅の裏ワザを伝えながら日々取材に奔走している。

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