卵はアレンジ次第でさまざまな料理が作れますよね。日本には目玉焼きからオムライスまで、非常に多くのメニューがあります。
今回は過去に紹介した記事の中から、外国人が好きな卵料理&アレンジレシピをまとめて紹介します。
生卵とタレがたっぷり絡んだ「すき焼き」
「すき焼きが大好き!お肉に絡み合う生卵とタレが良い味出してるよね」(韓国/男性/10代)
卵がメインではないけれど卵を使っている「すき焼き」が好きな外国人は多いようです。生卵が苦手・不安という外国人もいますが、生卵を使った料理のなかで一番人気があったのはすき焼きでした。
すき焼きの味は中国料理や韓国料理でも似た味の料理があるようで、慣れ親しんだ味とのこと。また、肉のやわらかさをダイレクトに感じられ、さらにタレのおいしさが高い評価を得ているようです。わざわざ高級料理店に足を運んだという人もいるほど、外国人に愛されていました。
一番人気は、ふわとろっ感がたまらない「オムライス」
「お店で食べたオムライスの、ふわふわした卵がとてもおいしかったの!」(中国/女性/30代)
ケチャップだけのシンプルな味付けから、ホワイトソースやデミグラスソースをかけたものまで、幅広い味付けのバリエーションがあるオムライス。外国人の人気を一番獲得した、日本の卵料理です。
人気の理由はふわっとした仕上がりの卵と、チキンライスのコンビネーションが良いとのこと。洋食なので、外国人にも受け入れやすい味というのも人気の理由の一つです。
簡単そうな料理に見えますが、あのお店で食べるふわふわした卵の食感を作るのが意外と難しく、自分で作るより、ファミリーレストランや洋食料理屋で食べるとのことでした。
懐石料理で初体験し感動!「茶碗蒸し」
「懐石料理を食べた時に初めて食べた茶碗蒸し。やさしい味でおいしかった!」(韓国/男性/20代)
食べた人は少なかったものの、好き!という人が多かったのが、茶碗蒸し。韓国料理のケランチムという蒸し料理に似ているとのことで、アジア人を中心に人気がありました。出汁の効いたやさしい味で、食べやすいとの意見が。和食らしいメニューの茶碗蒸し。海外から来た人にはぜひ試してほしい!という声もありました。
卵焼きに何をかける? アメリカ人は意外にもシンプル
ここからは卵を使った定番メニュー「目玉焼き」について。各国の外国人がどのように食べるのかを聞いてみました。
「少しだけ塩をかけます。卵そのものの味を楽しみたいからかけなくてもいいぐらい。エッグ、ベーコン、トースト、この3つの組み合わせが大好きで、ドリンクはミルクが定番。昔からこのセットが基本だったから今も食べています」(アメリカ/30代/男性)
「塩こしょうをかけるだけ。何かをかけようとは思わない。日本人がしょう油をかけるのがビックリ!」(アメリカ/20代/女性)
「塩をかけるだけ。ほかにソースとかはかけない」(アメリカ/20代/男性)
なんと意外にもシンプルに塩のみという回答が多数!むしろ、かけなくてもいいという意見すらあり、目玉焼きはアメリカ人にとっては、卵の味をダイレクトに楽しむ料理という位置付けであることが分かりますね。
香港では屋台発のB級グルメが目玉焼き料理の鉄板
香港では、屋台は日本でいうファミリーレストラン的な存在。目玉焼きの食べ方も、香港ならではの屋台文化に大いに影響されているようで……。
「目玉焼きといえば、麺に目玉焼きとスパムをのせた『餐蛋麺』。香港のB級グルメで、朝から屋台で食べる人もいるよ!」(香港/20代/女性)
この『餐蛋麺』、初めて聞く香港グルメでしたが、写真を見てみてビックリ。本当に呼んで字のごとく、目玉焼きとスパムをのせた麺ですね!でも、この得も言われぬB級感がかえって美味しそう!朝ご飯だけでなく、夜のお酒の締めなんかにもピッタリきそうなメニューです。
韓国人は目玉焼きにケチャップ!?
韓国ならやっぱり唐辛子?それともキムチ?といろいろ考えを巡らせていたのですが、意外や意外。「ケチャップをつけて食べる」という答えでした。
「ケチャップをかけて食べます。僕が小さい頃は韓国ではあまりドレッシングが売られていなくて、家にある調味料といえばマヨネーズとケチャップでした。だから、ケチャップにつけて食べるのが当たり前になっていますね」(韓国/30代/男性)
ちなみに、韓国式の目玉焼きはしっかり両面を焼くことが多いようですが、ビビンバなどに乗せる場合はトロトロの黄身が必要なので片面焼きにすることも。目玉焼きだけを食べる時は両面焼きで、料理に添えるなら片面焼きと使い分けられているのでしょうか。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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