海外から本場の味に馴染む人が日本にやってきたとき、日本アレンジの食事に驚くことがあるそうです。本場中国のラーメンしかり、インドのカレーしかり、日本は日本人の味覚に合わせて別の食べ物に仕上げ、“国民食”にしてしまうほど「アレンジが得意な国」といわれています。
今回は過去に公開した記事の中から、「外国人が日本のパンにショックを受けたこと」をまとめて紹介します。(各コメントは個人の意見です)
【焼きそばパン】炭水化物×炭水化物。どうせなら別々に食べたいかな
最も多かったのは「焼きそばもパン」について。
「炭水化物×炭水化物なんてありえない!絶対に食べないよ」(台湾/20代/女性)
「焼きそばもパンも嫌いじゃないけど、どうせなら別々に食べたいかな」(中国/30代/女性)
「韓国では焼きそばを食べる習慣があまりなかったけど、日本の焼きそばはおいしいから好き!でも、パンに入れるのは違和感がある。来日してから7年、一度も自分で買おうと思ったことがないし、おそらくこれからも買わないと思う」(韓国/30代/男性)
「焼きそばをパンに挟む意味がわからない。日本人って、餃子でご飯を食べるよね?でも、そもそも餃子の皮って小麦でできているし、それをご飯に合わせるなんて中国では絶対にしないの。そう考えると、炭水化物で炭水化物を食べるのって、日本ならではなのかもしれないね」(中国/30代/女性)
焼きそばパン以外にもそば飯、モダン焼き、力うどん、ラーメン定食などなど……。日本人からすると炭水化物×炭水化物はあまり違和感がないものばかりだけど、結構異様なものなのかもしれません。
【カレーパン】同じカレーならパンよりライスを食べたい
同じく惣菜パンについて。カレーパンや明太子パン、ピザパンについても違和感があるようです。
「カレーパンが嫌いです。カレーならカレーライスを食べたほうがいいよ。なぜカレーパンにするの?」(アメリカ/30代/男性)
「明太子パンは嫌い。明太子をパンに乗せて焼くなんて信じられません!」(韓国/30代/男性)
「僕はピザパンとか、肉が入っていたり味が濃いパンが好きじゃないな。パン自体の味を楽しみたいのに、ピザパンはパンの味を殺してるよ」(ミャンマー/10代/男性)
米を主食とする日本人は、ごはんの感覚でおかずとパンをドッキングさせてしまいがち。その組み合わせが、外国人をギョッとさせているようですね。独自のアレンジを喜んでくれる人もいれば、奇妙なものとして嫌ってしまう人もいるようです。
【チョコパン】【蒸しパン】美味しいけど、お腹にたまらない
少数はではありますが、こんな意見も。
「ジャムパンやチョココロネはちょっと……。カロリーが高いのに、お腹にたまらないから満足できないし」(アメリカ/30代/女性)
「蒸しパンは食感が苦手」(韓国/30代/男性)
「食パンが嫌い。味がないし、フワフワしすぎな気がする」(ドイツ/20代/女性)
なかなかみんな手厳しい……。けれど、うれしいことにこんな意見を持つ人もいました。
「日本のパンは、全部おいしいと思うよ!」(香港/40代/男性)
日本人にとってカリフォルニアロールは寿司じゃないでしょ?でも美味しい。それと同じ
最後はパンの本場、フランスから。フランス人から見ると、日本のパンは邪道を含めて“チョイス”ができるのが魅力のようです。ヨーロッパからやって来たパンに、日本のものを組み合わせることで受け付けないものもありますが、一方で「おぉ、これはあり!」という衝撃の出合いもあったと言います。
「日本人にとってカリフォルニアロールは寿司じゃないでしょ?でも美味しい。それと同じよ」
もしかしたら日本のパンは新たな発見に満ちているのかもしれません。そのためには、本場パンを知っておくのも大事。私達も日本人も海外に行った際には、本番のパンを食べておきたいですね。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
-
花魁と花火の競演!2024年10月19日(土)・26日(土)、11月9日(土)・16日(土) 江戸ワンダーランド日光江戸村「Edo Wonder Night」開催!
-
【2024年8月】伝統の盆踊りやデジタルを駆使した夏祭り、テーマパークのイベントも!東京&近郊の夏祭り・盆踊り・花火大会に行こう
by: 木村かおり
-
渋谷がますます便利に!7月25日開業の「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」でしかできない食や体験は?その全貌を解説!
by: 島田みゆ
-
【2024年11月】見ごろを迎える紅葉も、クリスマスムードも楽しもう!東京近郊イベント&お祭り情報
by: 木村かおり
-
日本酒だけじゃない!ビックカメラで買うべき伝統からトレンドまで注目のお酒特集
by: 島田みゆ
-
旅行者も知っておきたい! 誰もが安心して楽しめる六本木の街をめざす「六本木安全安心プロジェクト」