日本に来てから好きになった冬グルメ第1位は、なんとおでん！ 特にアジア出身の外国人に人気でした。なぜおでんを好きになったのでしょうか。

「韓国にもおでんはあるんだけど、種類が圧倒的に少ないんだ。日本に来てからおでんを好きになったよ」（韓国/20代/男性）

「日本のおでんには感動したわ！ 優しい味だしとっても大根とか野菜も入ってヘルシーなの」（香港/20代/女性）

おでんにハマった理由に一番多かったのが、具材の豊富さ。韓国人や中国人はおでん自体は自国で食べられるものの、日本ほどの種類がないのだとか。また、おでんのスープは日本の方が甘めだそうで、よりやさしさを感じられる味とのことでした。大根など野菜もたっぷりスープに滲みている日本のおでん。外国人にもとっても評判がいい冬グルメでした。

日本の冬グルメ代表ともいえる鍋料理。多くの外国人が自国でも食べたことありましたが、本格的な鍋料理に感動した！ との声が。

「しゃぶしゃぶが本当に大好きなんだ。日本で初めて食べた時はこんなにお腹一杯になるのにヘルシーで驚いたよ。シメのラーメンが最高だね」（イギリス/30代/男性）

「僕もしゃぶしゃぶが大好き！ 台湾にもしゃぶしゃぶ食べ放題があって、正直日本よりも安い。でも日本の方が食材のレベルが高いしとてもおいしいんだ。日本の鍋クオリティは高いよ！」（台湾/20代/男性）

「もつ鍋もおいしいよね。福岡に行った時に初めて食べたんだけど、病みつきだよ」（中国/30代/男性）

その他にもすき焼きや豆乳鍋など、多くの鍋の名前が出てきました。外国でも鍋専門のお店が多くあるほど人気の鍋料理ですが、こんなにも種類豊富なのは日本ならでは。先に紹介したおでんも、鍋料理の一つとされることもあります。

季節問わず人気を集めるラーメンですが、やはりあの熱いスープが体を温めるので、冬に食べたくなるという意見もありました。

「元は中国の食べ物みたいだけど、僕は坦々麺が大好きなんだ。ピリッと辛くて温かいスープ……話をしているだけで食べたくなってきちゃう」（イギリス/30代/男性）

今やミシュランガイドに選ばれたお店があるほど、世界中にその名を馳せる日本のラーメン。とんこつや醤油など味の好みは人それぞれでしたが、ラーメンを嫌う人はいないのではないかと思うほど、人気の冬グルメでした。友達におすすめしたいお店も見つけたという人がいるほど、様々なラーメン屋に通っている人も。日本はそこら中にラーメン屋があることから、寒い季節になるとどうしても食べたくなる冬グルメだそうです。

日本で食べるのを楽しみにしていたら、予想を下回ってしまったという冬グルメもありました。それは、たこ焼き。

「日本に関するテレビで、ハフハフと熱そうな、でもおいしそうなたこ焼きをずっと見てたんだ。日本に来てやっと本場のたこ焼きが食べられるって嬉しかったけど、タコの少なさにびっくりしたよ」（韓国/男性/20代）

たこ焼きというぐらいだから、タコの足が飛び出すほど豪快に入れてくれるのかと思ったと韓国人男性。日本でもたこ焼き屋によってタコの大きさは違うので、一概には言えませんが、想像以上にタコが小さく残念だったとのこと。

「関西で食べたたこ焼きは本当においしかったわ。大きさもちょうど良くて、出汁がしっかりとしてるの」（香港/20代/女性）

一方で本場関西で食べたたこ焼きが忘れられないという女性も。ソースをかけるシンプルなたこ焼きからネギがたっぷりのったたこ焼きなど、種類も豊富。日本に来てからよくたこ焼きを食べているとのことでした。

寒い季節に食べたくなる日本の冬グルメ。例に漏れず外国人の皆さんも、冬の味を楽しんでいるようでした。豚汁や焼きいも、牡蠣料理など、日本の冬グルメはまだまだたくさん！ ぜひ日本にいる間に、様々な食べ物を楽しんでもらいたいですね。