本日11月23日(土)は「勤労感謝の日」。実は2019年最後の貴重な祝日でもありますが、今日休みの人もそうでない人も、日々働く皆さんは、自分の職場にどんな不満やストレスを抱えているのでしょうか。
アンケート調査やLIVE JAPANが実施した過去のアンケート&インタビュー内容から見えた、日本人と外国人それぞれの本音を紹介します。(以下のコメント部分は回答者の個人的な意見です)
【日本人】人間関係がストレス!
akippaが関東・関西に住む1010人を対象に行った調査によると、男女、年代関係なく、日本人が職場で最もストレスを感じているのは「人間関係(29.8%)」。2位は「仕事への責任(19.4%)」でした。
男女別でみてみると、女性の方が男性よりも「人間関係」にストレスを感じている割合は10.1%高い結果に(女性35.4%、男性25.3%)。また、「仕事への責任」「職場の環境」「仕事量」などの2位以下の項目では男性の方が女性よりも割合が高く、男女によってストレスを感じる要因には差があることが分かりました。
【日本人】有給休暇をもっと取りたい
日本では4月1日から労働基準法が改正され、年10日以上の年次有給休暇が付与された労働者(管理監督者を含む)に対して、そのうち5日は使用者が時季を指定して取得させることが義務づけられました。
インテージが労働基準法の改正から半年後の2019年9月、20~69歳の男女2883人を対象に行った調査によると、「有給休暇の義務化」について4割は「知らなかった」と回答。取得状況については、5日以上の取得者は約6割、10人に1人は1日も取れていない結果が分かりました。
有給休暇の取得について気持ちを聞いたところ、62.2%の人が「もっと取得したい」と回答。今より多く有給休暇を取りたいと思っている人が6割程度いる一方で、そうはできない現実があるようです。
【外国人】残業は当たり前のものじゃないよ!
LIVE JAPAN編集部では、日本に住む外国人15人に「日本の会社や働き方でおかしいと思うことは?」というアンケートを実施してみました。すると、出てきたのは耳が痛くなるような意見ばかり……。
「残業が当たり前になっているのが不思議」(カナダ/20代/女性)
「残業が多い。みんな働きすぎ!しかも、残業代が出ない人もいるんでしょう?それなら、もっと効率よく働くべきだと思う。残業代が出ないのに、上司や同僚から残業をしろってプレッシャーが強いのも理解できない。残業するなって文化がある国も多いのに…」(アメリカ/20代/男性)
「それ以上、生産性があがらないのに残業している」(フランス/20代/男性)
「ヨーロッパでも、残業をする国はありましたよ。でも、働く人たちの健康やプライベートを大切にするために、国も会社も制度を変えて、残業しない働き方が根付いたの。日本も変えようとするべき。今の日本の会社は、21世紀的じゃないよ!」(ドイツ/20代/女性)
確かにごもっとな意見。最近はようやく、心身に異変をきたすような働き方を見直す動きが活発になってきていますが、勤労感謝の日を機に、働く私達自身も再度これからの働き方を考えていきたいですね。
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