出社が早く、退社が遅く、下手をすると深夜残業の連続。資料を作ってはやり直せと叱られ、結論が出たはずの案件が何度も蒸し返される。そんな辛い社畜生活、ささやかなものでもいいから何か癒しがなければとてもやっていけそうにありません。
日本で働くビジネスパーソンは一体どのように自分を癒し、労っているのでしょうか?日本在住で台湾人の筆者が、日本で働く日本人と台湾人数名にインタビューし、彼らの「オフィスでの癒し」を聞いてみました。(以下はインタビューに応じてくださった方の個人的な意見です)
キャラクター/アイドルグッズ系
①ベイマックスの縫いぐるみ
「ディズニーのベイマックスの手のひらサイズの縫いぐるみをパソコンの横に置いて、たまに頭を撫でて癒されています。お座りタイプの小さいもので、見ているだけでも癒されます」(建設業、29歳、女性、日本人)
好きなキャラクターグッズを眺めていると、なんとなく元気が出ますね! 縫いぐるみだと見るだけではなく、撫でることもできるから素敵です。
②防弾少年団のアルバムの付属カード
「うちの会社のデスクには透明マットが敷かれていますが、カードをマットの下に挟んで、疲れた時にちょっと眺めて癒されます。デスクトップ画像も防弾(防弾少年団)の写真なので、デスクトップから何かフォルダを開くときに幸せな気分になります」(文房具・雑貨・おもちゃ製造業、23歳、女性、台湾人)
キャラクターグッズと同じで、好きなアイドルの存在を身近に感じるととても癒されますよね。現実世界の中でこっそり非現実を味わうような気分かもしれません。
③リラックマ卓上カレンダー
「リラックマの卓上カレンダーを使っています。絵柄が可愛くて癒されるし、カレンダーだから実用的でもあります。これを使っていると、嫌なタスクもちょっとだけやる気が出てきます」(旅行業、30~35歳、女性、台湾人)
今の会社員はパソコンかスマートフォンでスケジュールを管理している人がほとんどだと思いますが、やはり紙の卓上カレンダーの癒しの効果はPCでは発揮できないのかもしれませんね。
アロマ/香り系
④マッサージオイル
「デスクワークなので肩が凝りやすいです。凝っている時はマッサージオイルを使ってマッサージしています。瓶が小さく、ボールヘッドタイプのやつ」(製造業、30代、女性、台湾人)
肩凝りはもはやデスクワークの職業病ではないでしょうか。マッサージオイルでマッサージすると肩凝りも和らげられるし、香りも楽しめますから、一石二鳥。
⑤ポータブルアロマディフューザー
「無印良品のポータブルアロマディフューザーを机に置いて、その香りを楽しみながら仕事をしています。USBポートに繋げると充電できるし、内蔵電池があるのでコードレスでも使えます。小さいので持ち運びも便利」(旅行業、20代、女性、台湾人)
家ならお香を焚いて香りを楽しむことができますが、オフィスだとそういうわけにもいきません。最近はソニーの「AROMASTIC」など、香りが楽しめるポータブルな商品がたくさん出ている気がしますが、無印良品のポータブルアロマディフューザー(型番:MJ-PAD1)も良さそうですね。
のんびりお茶系
⑥紅茶
「お気に入りの紅茶を会社に持っていって、疲れた時はそれをゆっくり入れて飲むようにしています」(建設業、29歳、女性、日本人)
疲れが溜まってきた午後、紅茶を入れてゆっくり優雅なひと時。さまざまな香りを用意しておけば、その日の気分に合った香りが選べます。好きなキャラクターやアイドルのマグカップで飲めばもっと完璧です。
ストレス解消系
⑦サボテン
「100円ショップで売っているミニサボテンを机に置いています。何故かは分からないですが、なんとなく見ていると落ち着きます。あとドMなので、刺を触るのが好きです。触ると元気が出るし、眠気を覚ます効果もあります」(出版業、20代、女性、日本人)
なるほど、ドMですね……まあ、ドMかどうかはともかくとして、ミニサボテンって可愛いですね。色々な種類もあるし、上手に育てると小さいサイズからどんどん大きくなるのを見守るのもまた癒されます。
⑧カオマル
「ストレスが溜まってくると何かを握り潰したり殴りつけたりしたくなることがありますが、その時に役立つのがカオマルです。色々な表情がありますがどれもキモかわいくて、見ていると何となく腹が立ってきます。だから思いっきり握り潰します。程よい柔らかさで握ると気持ちいいし、握り潰すと変顔になるので眺めるのもなんとなく癒されます」(製造業、30代、女性、日本人)
これもまた奇抜な道具……確かに見ているとなんとなく腹が立ってきますね。思いっきり握り潰すと良いストレス解消になりそう……。
番外編:癒しのイベント「◯◯の日」
いかがでしたか?
もともと、日本人女子と台湾人女子で何か違う特徴があるのかなとも思いましたが、取材してみるとはっきりした特徴はないように思います。日本人でも台湾人でも、癒しを求め、ストレスを解消する方法ってたいして変わらないようですね。みんな日本で働く会社員という点で共通しているの点が大きいかもしれません。
本記事は商品化されているものを中心に紹介しましたが、人によっては家族やペットの写真をパソコンのモニターなどに貼り付け、眺めることで癒されることも多いようですね。
しかし、そんな癒しグッズやアイテムよりも遥かに役に立つ「癒しのイベント」もあるようで……。
「給料日が一番癒されます。これと比べるとアイテムなどどうでもいい」(IT、30代、女性、台湾人)
身も蓋もない言い方ですが、確かにその通りかもしれません。そしてこんな身も蓋もないことを率直に口にするのは、やはり台湾人と言いますか……はて、どうなんでしょうね。
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