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日本のカップ焼きそば『ペヤング』12種類を中国人が食べ比べ!焼きそばの本場、中国の人が認めたペヤングは?

日本のカップ焼きそば『ペヤング』12種類を中国人が食べ比べ!焼きそばの本場、中国の人が認めたペヤングは?

公開日: 2018/10/31

熱湯を注ぐだけで手軽に食べられるカップ焼きそばは1974年に初めて日本で発売されたといわれています。なかでも印象深いのが、業界初となる角型容器で斬新なデビューを遂げた『ペヤング ソースやきそば』。ペヤングのファンであることを公言する有名人もいるくらい、多くの人から支持を得ていますよね。

送られてきた段ボールの中には、はじめて見る味もいっぱい。編集部のテンションもあがります!

そのペヤングには現在、アグレッシブともいえるラインナップが次々と出てきていることをご存知でしょうか?
これは、ぜひ食べ比べなければ! せっかくなので、焼きそばのルーツとされている炒麺(チャオメン)の国、中国の人に食べてもらいたい!

ということで、ペヤングの製造・販売をしている群馬県のまるか食品から12種類のペヤング(ペヨング、ピーヨングを含む)を送ってもらいました。

そして、今回ペヤングを食べ比べてもらうのは中国・広州出身の女性、秦 芳燕(シン ホウエイ)さんです。

日本に住んで2年が経つけれど、カップ焼きそばは未経験とのこと。
「中国にもカップ焼きそばは少しあるんだけど……。というか、これはどうやって作るの?」
カップ焼きそば超初心者の中国人の素直な感想が聞けそうでワクワクします。

さあ、今回食べてもらうペヤング達の登場です。

「日本のカップ焼きそばって、こんなに種類があるの?」と驚きながらも、思わず笑ってしまいます。日本人のわたしたちでも衝撃を受けるラインナップですから無理もありません。

まずは、パッケージ・デザインから気になるペヤングを選んでもらいました。

手に取ったのは『ペヤング たこやき風やきそば』と『ペヨングやきそば 油そば風』。
「タコのイラストが可愛らしいし、たこ焼きが好きだから食べてみたい!あと、このモノトーンのパッケージのほうは、おいしくなさそう……。食べ物なのに白黒を使うなんて信じられない(笑) 逆に興味がわきます」

実際の味はどうなのでしょうか? 早速、食べてもらいましょう。

★ペヤング ソースやきそば/「甘い!焼きそばのイメージとちょっと違う気もします」

最初は、やはり『ペヤング ソースやきそば』ですよね。

ペヤング ソースやきそば <メーカー希望小売価格:170円(税別)>

本格的鉄板焼きそばをイメージした、ペヤングの看板商品です。

まろやかさにこだわった独特のソースに絡まるコシのある麺が特徴で、日本人にはお馴染みの味ですが……。

「甘い!すごく甘く感じるので、私の焼きそばのイメージからはちょっと離れてるよ。香辛料のにおいもあまりしないし……」

中国の焼きそばには数種類の香辛料と老抽(ラオチョウ)や生抽(ションチョウ)という醤油を使うのが一般的だそうなので、日本風の甘いソース焼きそばは合わないみたいですね。

★ペヤング ピリ辛野菜炒め風やきそば/「香辛料がしっかりと効いていて好み!」

刺激のある味が好みのようなので、次は『ペヤング ピリ辛野菜炒め風やきそば』にしましょう。

ペヤング ピリ辛野菜炒め風やきそば <メーカー希望小売価格:175円(税別)>

香辛料を効かせたピリ辛の焼きそばなら満足してくれるかもしれません。

「ソースの色が薄いけど、味があるのかな」と不安を抱きつつも、色とりどりの野菜には興奮気味。「具材は、こんな風にたっぷり入っていてほしいですよね!」

「においも、すごくいい! 香辛料のにおいがするから期待できるかも」

さて、お味のほうは……?
「うん、おいしい! ソースの色がほとんどなかったから不安だったけど、香辛料がしっかりと効いていて好みの味です」
どうやら、気に入った様子。中国人には香辛料が決め手なのでしょうか。

★ペヤング たこやき風やきそば/「たこ焼きというより、中国の焼きそばに近い味」

次は、タコのイラストがかわいいと目を付けていた『ペヤング たこやき風やきそば』。まるか食品のホームページでは“まるでたこやきを食べているような商品”と紹介されています。

ペヤング たこやき風やきそば <メーカー希望小売価格:175円(税別)>

たこ焼きが好きだから期待しちゃいます!」とフタを開けてみると、こんなものが入っていました。

“後入れかやく”として入っていたのは、たこ焼き風天かす。
「ポテトチップスみたいにサクサク!これだけで食べたいくらいおいしい」と、かなりのお気に入り。
では、麺と一緒に食べていただきましょう。

たこ焼きというより、中国の焼きそばに近い味がする」と予想外のコメント。
「どちらかというとおやつとして食べたいですね。天かすがおいしいし、中国人好みの味だし、中国の友達にお土産で渡したら喜ばれそう」とのこと。

★ペヨングやきそば 油そば風/「トウガラシの刺激があれば文句なし!」

それでは、パッケージで印象の悪かった『ペヨングやきそば 油そば風』も食べてもらいましょう。

ペヨングやきそば 油そば風 <メーカー希望小売価格:オープン価格>

「汁なしラーメン」や「まぜそば」とも呼ばれることのある油そばは、とろみのあるタレを絡めて食べるのが特徴。そんな油そばをイメージして、濃厚な豚骨醤油ベースで作られているようです。
作り始めるやいなや、「かわいい!」と感激したのは小さな“なると”。

「中国に“なると”はないから、日本のラーメンっていう感じがしてうれしい!」
たしかに、焼きそばというよりもラーメンっぽいビジュアルです。

「においはあまり強くないけど、油とニンニクの味がすごく出ているから中国料理に近くておいしい! これにトウガラシの辛さが加わっていたら最高なんだけどなあ」
第一印象に反して、かなり気に入った味のようです。しかし、トウガラシの刺激が足りないとのこと。

★ペヤング 塩ガーリックやきそば/「ニンニク好きにはたまらないパンチ力!」

★ペヤング 塩ガーリックやきそば/「ニンニク好きにはたまらないパンチ力!」
ペヤング 塩ガーリックやきそば <メーカー希望小売価格:175円(税別)>

ニンニクが入っているのもポイントが高いことがわかったので、次は『ペヤング 塩ガーリックやきそば』にしましょう。ニンニクの主張が激しいパンチのある味に注目です。

「ソースの色が薄くてパスタに見えるけど、作っているときからニンニクの香りがものすごく漂ってくるから期待できそう。本物のニンニク(チップ)を使っているなんてビックリ!」
部屋中に充満するニンニク臭。さて、お味のほうは?

「さすがに、ニンニクが強いような気がする(苦笑) チップのニンニクの量はちょうどいいんだけど、ソースの中にもニンニクエキスが入っているのかな? その刺激が強すぎるのかも。けど、ニンニクたっぷりでうれしくなっちゃいますね」

★ペヤング 豚骨醤油やきそば/「焼きそばというよりラーメンを食べている感覚」

それでは、豚骨の味はどうでしょうか? 次は『ペヤング 豚骨醤油やきそば』を食べてもらいます。

ペヤング 豚骨醤油やきそば <メーカー希望小売価格:185円(税別)>

超特選こいくち醤油とたまり醤油をベースに豚骨のうま味を合わせたという、濃厚な味付けの焼きそばです。

「このにおい、中国を思い出しちゃう。中国にも豚骨ラーメンがあるから馴染み深いにおいです」と、混ぜている段階から好感触。

味のほうも満足な様子。
「油がしっかり使われているし、肉とネギもたっぷり入ってる。これはうれしいポイントですね。中国では豚の油を使った料理が多いから、中国で食べる料理と近いです。だけど、焼きそばというよりラーメンを食べている感覚ですね(笑)」

★ペヤング 激辛やきそば/「韓国のラーメンに似た辛さがする……」

次は、ペヤングの新たな人気商品ともいえる『ペヤング 激辛やきそば』を食べてもらいましょう。

ペヤング 激辛やきそば <メーカー希望小売価格:175円(税別)>

パッケージをよく見ると、“辛みが強いので、小さなお子様や辛味が苦手な方の喫食には十分ご注意ください”とあります。

なるほど、麺を混ぜる箸も赤くなってしまいました。ところが……。
「辛そうなにおいはしないですね。どちらかというと、懐かしいにおいがします。中国で食べていた焼きそばを思い出しますね」
もしかして、中国人には『ペヤング 激辛やきそば』の味がスタンダードなのでしょうか?
と思いきや、口に入れて少し経ってから辛さが効いてきたようです。

「韓国のラーメンに似た辛さですね。甘さのある辛さ。でも、激辛というほどではないですよ」

★ペヤング もっともっと激辛MAXやきそば/「かなり辛い……でも中国人は食べちゃうヨ!」

中国人にとってはそれほど激辛ではなかったようなので、こちらを試してもらいましょう。『ペヤング 激辛やきそば』の数倍も辛いとウワサの『ペヤング もっともっと激辛MAXやきそば』です。

ペヤング もっともっと激辛MAXやきそば <メーカー希望小売価格:185円(税別)>

インパクトのあるパッケージから悶絶するほどの辛さを想像してしまいます。

混ぜている最中ににおいで思わずむせてしまっていましたが、口にすると意外にも……。

「ん?思ってたよりは辛くないかも。たしかにかなり辛いんだけど、中国人からしたら驚くほどではないかもしれないですよ」とのこと。
さすがにお水を飲むペースは早まりましたが、辛いと感じた表情はこの程度です。

ちなみに日本人の筆者は辛さのあまり汗が噴き出すし、パッケージと同じ顔になりました。激辛が苦手な方はやめておいたほうがいいかもしれません。秦さんの辛さ耐性が高いだけであって、しっかり辛いです!!

★ピーヤング 春雨/「中国の家庭でよく食べる春雨料理そのもの!」

『ピーヤング』というシリーズの春雨ですが、パッケージに「やきそば」と堂々と書いてあるので『ピーヤング 春雨』も食べてもらうことにしました。

ピーヤング 春雨 <メーカー希望小売価格:205円(税別)>

カロリーが控えめなので、女子向けの商品かもしれませんね。中には、春雨がこのような感じで入っています。

「お湯を入れるだけで本当に大丈夫なのかな?」と疑いつつ待つこと3分。

カップ麺とは思えない春雨の出来上がりです。
「ごま油の香りがすごくしてくる!中国人はごま油が大好きだから、これは期待できそう」

口にした途端、驚きの表情に。
「中国の家庭でよく食べる春雨料理そのもの! 味付けが中国とほとんど一緒で、おいしいですね」

★ピーヤング 麻婆春雨/「日本人って、何でも麻婆味にしちゃうよね(笑)」

それでは、同じく春雨の『ピーヤング 麻婆春雨』はどうでしょうか。

ピーヤング 麻婆春雨 <メーカー希望小売価格:205円(税別)>

その名のとおり、ピリ辛な麻婆味の春雨です。

「日本人って、何でも麻婆味にしちゃうくらい好きだよね(笑)」とちょっぴり辛口コメントを混ぜつつ作り始めたので酷評される流れかと思いきや……。

「見て! これ、本物のトウガラシが入ってるよ!」と、今回で一番のテンションの高さ。「トウガラシが入っていると、見た目も味も中国料理にグンと近くなるの。さっきの春雨もおいしかったけど、これはトウガラシが入っているから最高!辛さもちょうどいい」


他にも、カレーと納豆の組み合わせが意外とイケると高評価だった『ペヤング カレーやきそばプラス納豆』

ペヤング カレーやきそばプラス納豆 <メーカー希望小売価格:185円(税別)>

と、精力がみなぎりそうなマカ入りの『夜のペヤング やきそば 夜食ver.』も食べてもらいました。

夜のペヤング やきそば 夜食ver. <メーカー希望小売価格:175円(税別)>

『夜のペヤング やきそば 夜食ver.』は、『ペヤング ソースやきそば』と似たような味で辛さもほとんど感じられず、残念ながら一番苦手な味に選ばれました。中国人には甘い味付けの焼きそばは合わないのかもしれないですね。

というわけで、今回は12種類のペヤングを食べ比べてもらいました。

中国人の秦さんが一番好きなペヤングはコレ!

それでは、もっとも気に入ったペヤングを選んでもらいましょう。

「『ペヨングやきそば 油そば風』と迷ったけど、やっぱりコレ!」と手にしたのは……。

『ペヤング 塩ガーリックやきそば』でした!

「ニンニクがこれでもかってほど入っているのが、たまらなく魅力的でした。箸が止まらなくなっちゃいますね。大好きな味です!」
実は日本人スタッフがギブアップするくらいのニンニクの強さだったのですが、中国人は日本人以上にニンニク好きなのかもしれませんね。

本場の中国料理にもっとも近い味はどれ?

次に、中国の味に一番近いと感じたペヤングも選んでもらいました。
「これは中国で食べる味とそっくりと言ってもいいくらい、本当によくできてる!」と太鼓判を押されたのは、なんと『ピーヤング 麻婆春雨』でした!

「中国料理にはトウガラシが欠かせないから、たっぷり使われているのが中国人にとってはうれしいんです」とのこと。

ちなみに、台湾人スタッフが一番気に入ったのは『ピーヤング 春雨』でした。「台湾の味に近くて、野菜がたっぷり入っているところがうれしい」とのこと。
そして韓国人スタッフが選んだのは、なんと『ペヤング もっともっと激辛MAXやきそば』です。「あんまり辛く感じない。おいしいよ」と驚きのコメントを口にしつつ、ほとんどひとりで食べてしまいました。さすが激辛の国出身、恐るべし……。


いかがでしたでしょうか。中国人には、発売当初から守り続けている『ペヤング ソースやきそば』よりもパンチの効いた味が好まれるようですね。日本人からすると、むしろあっさりとしたちょうどよい甘さに感じられるのですが、日本の屋台で出されるようなまったりとした焼きそばは食べ慣れていないのかもしれません。国によって味覚が異なるというのは、本当に興味深いですね。

みなさんも、いろいろなペヤングを友達と一緒に食べ比べてみてはいかがですか。出身地によって好みの違いを感じられて盛り上がるはずですよ。

まるか食品株式会社
http://www.peyoung.co.jp/

Written by:

陽子

陽子

グランドホステス、webディレクターなどを経て2013年にライターとして独立。恋愛・家庭問題・日本文化などを中心に幅広く執筆中。空港や基地が癒しスポット。

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