HOME 「世界よ、これが日本のサービスだ」アメリカ人男性が日本に来て衝撃を受けたおもてなしとは
「世界よ、これが日本のサービスだ」アメリカ人男性が日本に来て衝撃を受けたおもてなしとは

「世界よ、これが日本のサービスだ」アメリカ人男性が日本に来て衝撃を受けたおもてなしとは

Update: 2018/05/29

2018年になり、気がつけば東京五輪まであと2年。歴史に残る「お・も・て・な・し」のプレゼン以降、日本のおもてなし文化を再認識した人も多いのでは。

とはいえ、「日本のおもてなしは素晴らしい!」と思っているのは、実は日本人だけかもしれません……。来日した外国人は、日本のサービスを本当に快く思っているのでしょうか。

そこで、筆者の友人である日本在住5年のアメリカ人30代男性のVさんに、日本で感動したサービスについて聞いてみました。フリーランスのビデオクリエイターとして東京を日々探索する彼の目から、日本のおもてなし・サービスはどのように映っているのでしょうか。意外な声を聞くことができました。

居酒屋サイコー!みんな元気があっていいね!!

居酒屋サイコー!みんな元気があっていいね!!
画像:Shutterstock

居酒屋は素晴らしいよ!おいしい料理が揃っているし、安いし、何よりスタッフが元気で気が利くよね。トイレから帰ってきたと同時におしぼりを渡してくれたときは本当に驚いた。アメリカでも三ツ星レストランなら珍しくないサービスだけど、大衆的なバーで満足なサービスを受けたことはないよ」

Vさんが感動した場所は、なんと居酒屋。日本人にとっても、店員さんたちのハキハキした対応は気持ちがいいものです。

「たまに元気すぎてちょっとうるさいと感じる時もある(笑)。いらっしゃいませー!って言ったら、奥にいる人も全員いらっしゃいませー!って言うじゃん。最初のうちは慣れなかったけど、今は嬉しいかな」

その活気の良さも居酒屋のウリなんですよね。そんな免疫のない外国人の場合、初めて居酒屋に入ったら驚いてしまうかもしれません。

タッチパネルはすごすぎる。外国人には泣けるほど嬉しい!

タッチパネルはすごすぎる。外国人には泣けるほど嬉しい!
画像:Shutterstock

Vさんが居酒屋に感動したのは、店員さんだけではありませんでした。

居酒屋のタッチパネル。あれはすごいよ。ほとんどの料理が写真入りで表示されているから、どんな料理がくるか不安にならない。来日して間もない頃は日本語がほとんど話せなかったから、注文をするのが怖かったんだ。その当時の自分がタッチパネルの存在を知っていたら泣いて喜んだだろうな。このサービスがあるってもっと知られるべきだよ!」

居酒屋チェーン店で当たり前のように設置されているタッチパネル。注文はボタンを押すだけで簡単ですし、外国語対応のものも多いです。テクノロジーとサービスの両方に特化した、日本らしいおもてなしのひとつといえるでしょう。

家電量販店はプロフェッショナルだらけ。なんでそんなに詳しいの!?

家電量販店はプロフェッショナルだらけ。なんでそんなに詳しいの!?
画像:Shutterstock

「大きな家電量販店に行くと、どのスタッフも詳しく丁寧に説明してくれるのがすごい。前に、カメラの部品が欲しくてちょっとマニアックな質問をしたら、さらに詳しい人を呼んできてくれて、30分以上かけて一緒に商品を選んでくれたんだ。僕はそれからこの店のファンだよ!」

なるほど、でも他の国にも電気店はあるし、知識の豊富な店員さんがいるのでは?

「きっと他の国なら、自分の専門外のことを聞かれたり、めんどくさかったりしたら『分からない』『そんな商品はない』の一言で済ますと思う(笑)。スタッフの誰もが詳しくて親切なんて日本だけだと思うよ」

質問に答えてくれるのは当たり前だと思っていました!言われてみれば、そこかしこにある家電量販店の店員さんがみんな、サラッと専門的な回答をしてくれるってすごいことですよね。日本人のある意味オタクな気質が、実はおもてなしにつながっていたとは。

英語が分からなくても一生懸命。その姿勢もまたうれしい

英語が分からなくても一生懸命。その姿勢もまたうれしい
画像:Shutterstock

「日本人は英語ができないってことを気にしすぎ。それより、英語が話せなくても一生懸命に対応しようとしてくれる気持ちが伝わる。日本のサービスする人たちは、肌の色でお客を選ばないし、いつも笑顔だからうれしい」

英語が話せないことにくわえて、シャイな人が多い日本人。言葉が通じなくても、気持ちが伝われば、これより嬉しいことはないですね。

ベタ褒めの一方、こんな不満も……。

ベタ褒めの一方、こんな不満も……。
画像:Shutterstock

店員さんのクオリティをベタ褒めするVさん。「反対に嫌な気分になったことはない?」と聞いてみると、こんな答えが。

「レストランのスタッフは水を注ぎに来すぎ。話を遮られるし、聞き耳を立てられているような気分。水が欲しかったら呼ぶから、会話を楽しんでいる時はそっとしておいてほしいな」

これは盲点。空になったグラスに水を注いでくれるのは、むしろ気が効くサービスなのかと……。しかし彼の言うとおり、店員さんがテーブルに何度も来るたびに会話がストップしてちょっとモヤっとする気持ち、とても分かります。何事もやりすぎは良くないですね。

「でも、日本のレストランはとても好きだよ。居心地がいいからこそ、そんな細かいところが気になっちゃうのかもしれないね」

アメリカ人男性のVさんにとって、日本のサービスは全体的に満足のいくもののよう。一方、店員さんについては、良くも悪くも過剰なところに日本らしさを感じるそうです。

「居心地がいい」と、Vさんのように日本のサービスを気に入ってくれる外国人がこれからますます増えてくれると嬉しいですね!

Written by:

田中ラン

田中ラン

東南アジアが拠点のライター。安いビールが生きがい。

※記事掲載時の情報です。

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