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タピオカミルクティーが本当に美味しいお店は? 台湾人も認める東京の名店5選

タピオカミルクティーが本当に美味しいお店は? 台湾人も認める東京の名店5選

更新日: 2020/06/19

タピオカミルクティーの発祥は1980年代の台湾とされている。ミルクティーに大粒のタピオカと氷を入れて混ぜ、太めのストローで飲むのが一般的。1990年代には台湾を代表する国民的飲料水となり、のちに世界にも広く浸透していった。徐々に、日本にもその名が、美味しさが広まるようになったのだが、実は近年日本でタピオカミルクティーのちょっとしたムーブメントが起きているのをご存知だろうか。今回は、その人気の秘密に迫るべく日本在住の台湾人推薦の東京のタピオカミルクティーの名店に赴いた。

タピオカミルクティーの歴史

タピオカミルクティーの歴史

タピオカミルクティーが台湾で発祥してから現在までおよそ30年、その美味しさはもちろん、その特徴的な見た目とタピオカの楽しい食感に多くの人を虜にして止まない。
タピオカとは、そもそも何からできているかご存知でしょうか。これは、キャッサバの根茎から取れたでんぷんのこと。小さな球状のでんぷんがタピオカと呼ばれています。感触も色もキャッサバに使われた材料によって異なるので、見た目は同じに見えても、タピオカには同じものは存在しないとも言われています。
また、タピオカミルクティーと言えど、今日の"タピオカティー"には単なるタピオカミルクティーの枠に留まらない多様な種類が存在する。シンプルで一番ポピュラーなものといえば、当然ミルクティーにタピオカを混ぜたタピオカミルクティー。ただ、今日の日本では、フルーツテイストをあしらったもの、抹茶、ジャスミンティー、ほうじ茶など、ミルクティーだけに留まらず、あらゆるテイストが登場し人気を博している。さらに、タピオカも単なるタピオカでなく、あずき、ココナッツゼリー、フルーツゼリーをタピオカとともに混ぜ合わせたものなど、”タピオカティー”は日々更なる進化を続けている。日本にタピオカティーという文化が入ってきてある程度年月は経過しているが、近年日本でも急激にタピオカティーの認知度は上がっており、そのムーブメントもより大きなものとなってきている。

THE ALLEY LUJIAOXIANG - 厳選素材に拘る絶品タピオカミルクティーとフォトジェニック空間

THE ALLEY LUJIAOXIANG - 厳選素材に拘る絶品タピオカミルクティーとフォトジェニック空間

2017年8月に表参道に日本第一号店をオープンさせて以来、タピオカミルクティー好きの人々の心を掴み、日夜行列の絶えない、台湾発の人気タピオカミルクティー店、「THE ALLEY LUJIAOXIANG ジ・アレイ ルージャオシャン」。原宿・表参道エリアと言えば、竹下通り等いわゆる旅行者が多く行き来するスポットだが、同店が位置するのはこうした混雑するエリアから数分離れた裏路地にある隠れ家的な場所。一見すると、本当にここがタピオカミルクティー専門店なのかと目を疑ってしまうほど、高貴でオシャレな外観だが、それもそのはず、同社のオーナーが元デザイナーということもあり、外観も内観も、カップのデザイン等お店の至るところまで細部までこだわってデザインされているのだという。

そのスタイリッシュで洗練された見た目と同様、味も一級品。厳選したきび砂糖を用いて手作りで煮込んで仕込むことで、 ナチュラルなシロップの風味や飽きのこない甘みを演出。タピオカも、毎日お店での手作りにこだわることで、他には無い特製タピオカのもちもち感と噛んだときの香りを引き立てる。お茶やミルクに至っては、何と台湾から輸入して製造しているという徹底した製法で提供。こうして台湾の本場の味に限りなく近いものが日本で楽しめることが同店の最たる特徴のひとつだろう。

一番人気の商品はロイヤル No.9 タピオカミルクティー、次いでThe Alley アッサムタピオカミルクティーだという。また、盆栽タピオカミルクティーというタピオカミルクティーの上にココアチップとミントを添え文字通り盆栽に見立てたドリンクもあり、飲むとタピオカのもちもち感とココアチップのクランキーな食感のコントラストが魅力的なドリンクなども展開。同店では、提供する商品を通常の「コールド」に加え、寒くても飲みやすい温度に設定された「マイルド」、さらにコーヒーのように温かい状態で楽しめる「ホット」と、季節や気分に応じて温度を変えて楽しむこともできるとあり、こちらも好評を博している。

まだまだ日本では新しいお店ではあるが、デザイン性に溢れフォトジェニックで、質高くスタイリッシュなタピオカミルクティーを今後全国各地に規模を広げ展開していく予定だという。ちょっと小腹が空いたときや休日のお出かけがてら楽しめるスポットとなっているので是非お立ち寄りを。

  • THE ALLEY LUJIAOXIANG
    • 住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-6-6
    • 電話 03-6712-5185
    • 営業時間:10:00 - 22:00

台湾茶カフェ「彩茶房」-はじけるタピオカの食感と独創性

台湾茶カフェ「彩茶房」-はじけるタピオカの食感と独創性

タピオカブームの大きな理由のひとつは、その味はもちろんだが、各社独自に開発された独創的で個性的なメニューにある。
台湾茶カフェ「彩茶房」は、世界各国に800以上の店舗を展開する台湾の ”freshtea” と ”happylemon” が日本向けに新たなアレンジを加えて2015年にオープンしたお店である。ここは近年のムーブメントの中でも特にその独創性が際立つお店で、タピオカミルクティーだけに留まらず、わたあめ・タピオカ・台湾茶などをあわせた、目にも味にも楽しい画期的なメニュー「もこもこミルクティー」を提供するほか、クリームチーズを盛り込んだ「岩塩チーズティー」など、他の店とは一線を画す創造性高いメニューで人気を集めている。

何ともフォトジェニックな綿菓子を用いた「もこもこミルクティー」。ご覧の通り、もはやミルクティーという飲み物の概念を超越しているが、わたあめの中にはアイスクリーム、マンゴー、タピオカが入っていて、そこに濃厚に抽出された台湾茶 (紅茶) を注ぎ味わうという、何ともユニークな食べもの。独創性だけでなく、見た目にも味にもこだわる彩茶房だからこそ生み出せた商品と言えるだろう。

台湾茶 (紅茶) をかけると綿あめがどんどん溶けて、中からバニラアイスやマンゴー、タピオカが顔を出すのである。温かさと冷たさが共存する不思議さ、食感豊かなものを一緒に味わえるのも非常に楽しい、全く新しいスイーツである。

こちらは岩塩チーズティー。商品とともにイラスト付きで飲み方の案内が提供されるのでるのだが、おすすめの飲み方は、まずは上層の岩塩チーズクリームだけを味わい、そのあとにストローでお茶を、最後に全体をよく混ぜて飲むスタイルだという。
一見想像のつきにくい味だが、岩塩をトッピングした甘く濃厚なチーズクリームとお茶とが織り成す絶妙なハーモニーが素晴らしく、上層のチーズクリームはとても濃厚。チーズとお茶の相性がこんなにも良いのか、と驚くこと請け合いだ。印象深い名前に相反しコク深いチーズクリームの味わいに、爽快でフレッシュなお茶が加わって、これが想像以上に美味しいのである。ここにタピオカをトッピングすることもできるので、更なる味わい・食感が加わること間違いなし。一度トライしてみれば、その美しい見た目と味わい深さに虜になるはず。

人々の想像の一歩先をいくユニークな発想や美味しさが口コミで広がり、すでに多くのメディアにも取り上げられている台湾茶カフェ「彩茶房」。一風変わった現在のタピオカミルクティーやドリンクを味わってみたいあなたにも推薦したい。

  • 彩茶房
    • 住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-37
    • 電話 03-6455-5423
    • 営業時間:
      月曜~金曜 11:00 - 21:00 (L.O. 20:30)
      土・日・祝 10:00 - 21:00 (L.O. 20:30)

CoCo都可 - 世界で2000店舗以上展開する台湾発老舗飲料専門店

CoCo都可 - 世界で2000店舗以上展開する台湾発老舗飲料専門店

世界で人気のタピオカドリンク専門店 ”CoCo都可”。 1997年に台北に第一号店をオープンさせ、20年の月日を経て現在は世界各国に2000店舗以上展開する老舗チェーン店だ。日本に第一号店となる渋谷センター街店が誕生したのは2017年2月のことで、同年7月に原宿に二号店がオープン、いずれも若年層を中心に日夜行列ができ非常に根強い人気を誇っている。

人気のタピオカミルクティー以外にも、乳酸菌シリーズのドリンクやチョコレートドリンク、さらにプリンや塩クリームのトッピング、台湾にはないメニューも交えた幅広いラインナップで多くのお客さんを虜にしている。

CoCo都可では、甘さや氷の量が調整できるうえ、台湾同様にスタンドタイプのお店なので、買い物途中や観光の道中、帰り道などにも手軽に飲めるのも嬉しい。常に質の高い商品や期間限定の新商品などで魅了し続ける同店は、すっきりした味わいとのどごしにタピオカのもちもち楽しい食感が相まってひとたび飲めば気分が上がること間違いなし。

  • CoCo都可
    • 住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-13-21
    • 電話 03-6804-5528
    • 営業時間:10:00 - 21:00

Chatime – タピオカの量まで調整可能な台湾発の専門店

Chatime – タピオカの量まで調整可能な台湾発の専門店

2017年11月にGinza SixそばにオープンしたばかりのChatime。こちらも台湾発のタピオカミルクティー専門店で、世界5大陸、29の国と地域に店舗展開しており、銀座店は598店舗目の店舗。その美味しさとタピオカだけに留まらない具材のバリエーション、量に定評のあるChatimeは、レギュラーサイズを何と大容量500mlから提供、もはやちょっと一息甘味を、といったレベルを超越した、一杯で心も身体も満足する体系だ。

Chatimeでも、甘さや氷の量の調整が可能だが、やはり特筆すべきはドリンクのトッピングの量を調整できるうえ、仙草ゼリー、あずき、ココナッツゼリー、QQ (タピオカ+ココナッツゼリー) など、味も多彩だが噛んでも楽しいバラエティ豊かなラインナップを揃えている。

ちょっとのどが渇いたときにはもちろん、タピオカを軽食代わりに食べても簡単にお腹が膨れるので、用途にあわせて気軽に利用できるのがうれしいところ。銀座に買い物に訪れた際にでも足を運んでみると良いのでは。

  • Chatime
    • 住所 〒104-0061 東京都中央区銀座6-12-17
    • 電話 03-6264-6146
    • 営業時間:11:00 - 21:00

Pearl Lady – 日本発のタピオカドリンク専門店

Pearl Lady – 日本発のタピオカドリンク専門店

今回ご紹介するお店の中で唯一の日本発のお店となるPearl Lady。カラフルでキャッチーなキャラクターが印象的なお店は、10代の若い女性を中心に根強い支持を集める。こちらもお店の一番人気と言えばタピオカミルクティーであるが、いちごやマンゴー、桃など色とりどりのフルーツをタピオカとともに、もしくはタピオカの代わりにして味わえるフルーツミックスティー、さらにはハート型のマシュマロやアーモンドまでトッピングができる、デザート感覚でいただけるドリンクだ。

東京に多くのお店を構えるPearl Ladyであるが、日本全国各地に幅広くチェーン展開しており、東京だけに留まらず日本各地旅行先等でも嗜むことができるのも嬉しいポイントだろう。飲みやすいサイズで、お手頃価格、さらにデザート感覚でいただけるドリンクときたら試してみない手はないはずだ。

チョコタピと呼ばれる中にチョコの入ったタピオカもあわせて提供しているPearl Lady。チョコタピとカラータピオカをあわせればレインボーな自分だけの特製タピオカドリンクを味わうことだってできてしまう。気分や好みにあわせて思い思いのトッピング・ドリンクをチョイスしてとっておきのタピオカドリンクを楽しんでみよう。

  • Pearl Lady
    • 住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-23-13
    • 電話 03-3462-4448
    • 営業時間:12:00 - 22:30

東京が個性溢れるものでいっぱいで魅力溢れる街であることは広く知られているが、観光のついでに独創的で遊び心たっぷりで、美味しいタピオカティーを嗜めば、ほっと一息、暮らしにちょっとした彩りを添えてくれること間違いなし。もしお近くにお立ち寄りの際は、心地よいタピオカの食感と香ばしいミルクティーの抜群の組み合わせに癒されてみては。

ライター:リンジー・ショルツ

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