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1月スタート!アニメ好き外国人が今ガチで見たいTVアニメを調査してみた

1月スタート!アニメ好き外国人が今ガチで見たいTVアニメを調査してみた

更新日: 2017/03/30

コミケやアニメフェスでは、外国人コスプレイヤーをよく目にするようになり、アニメの“聖地巡礼”のために海外から来日する人も増えるなど、外国人にも日本のアニメは大人気!すっかり日本を代表する文化となった。

コアなアニメファンも急増中で、そうなれば日本のアニメファン同様に「来期は何を見るか」なんていう会話が繰り広げられているはず。そこでLIVE JAPAN編集部では日本在住の外国人10人に「1月スタートのアニメ、何に注目している?」とアンケートを実施。

一体、外国人にはどんな作品が人気なのか?気になる結果をチェックしてみよう。

魔女っ子は永遠!男女問わず、日本でも海外でも人気

(C)2017 TRIGGER/吉成曜/「リトルウィッチアカデミア」製作委員会 ※画像はコミック版
(C)2017 TRIGGER/吉成曜/「リトルウィッチアカデミア」製作委員会 ※画像はコミック版

『リトルウィッチアカデミア』
2017年1月8日(日)よりTOKYO MX、BS11、関西テレビ放送(KTV)にて放映開始

『リトルウィッチアカデミア』は、2013年3月に文化庁による若手アニメーター育成事業「アニメミライ2013」の参加作品として公開されたオリジナル短編アニメ。YouTubeでも英語字幕付きで公開されて話題を呼び、このほど待望のTVシリーズ化が実現した。

「ハリー・ポッターのようなアニメなので、テレビシリーズも面白そう」(10代/男性/ドイツ)

ロシア出身のフィギュア世界女王、エフゲニア・メドベージェワ選手がセーラームーンの大ファンを公言していたりと、キラキラとした夢と希望にあふれた“魔法もの”は男女問わず、海外でも大人気。今回のアンケートでもぶっちぎりで、魔女見習いのヒロインの奮闘を描く本作が支持を集めた。

また、「TRIGGERという、このスタジオの作品が大好き。何年か前に作った『リトルウィッチアカデミア』の映画も好き」(20代/男性/ポルトガル)

「映画版が面白かったからテレビ版にも期待」(20代/女性/アメリカ)

といった声もあり、海外に向けた展開がしっかりと実を結んでいる様子。学園生活を通した物語はまさに『ハリー・ポッター』のようで、TRIGGER制作&吉成曜監督の強力タッグで描かれる主人公の成長を「見守りたい」との思いも大きいのだろう。

神様&悪魔の描き方が新鮮。予想外の展開が見逃せない!

(C)加藤和恵/集英社・「青の祓魔師」製作委員会・MBS
(C)加藤和恵/集英社・「青の祓魔師」製作委員会・MBS

『青の祓魔師 京都不浄王篇』
2017年1月6日(金)より、MBSほか“アニメイズム”枠にて放送開始

神様や悪魔も大胆なキャラクターへと変貌させてしまう作品にも注目が集まった。『青の祓魔師』は、魔神(サタン)の子として生まれ、己の出自を隠して祓魔師(エクソシスト)になることを決意した燐を主人公としたダーク・ファンタジー。

「『青の祓魔師』のストーリーと作風、キャラクターデザインなどもとても好きで、第1シーズンも面白かったので、『京都不浄王篇』も絶対見たい!」(20代/女性/イギリス)

「第1シーズンも見たから、第2シーズンも楽しみ!」(30代/女性/ドイツ)

葛藤を抱きながらも、周囲と絆を育みながら成長していく姿が胸アツ!“サタン”や“エクソシスト”というワードが、日本のアニメ漫画では大胆な解釈がなされることも外国人にとっては新鮮なのかもしれない。

(C)2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会 ※画像は小説版
(C)2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会 ※画像は小説版

『この素晴らしい世界に祝福を!2』
1月11日(水)よりTOKYO MX、サンテレビほかにて順次放送開始

ぶっ飛んだ女神が登場するのが、『この素晴らしい世界に祝福を!2』。不慮の事故により異世界に転生してしまった引きこもりニートの和真が、女神アクアら仲間たちと冒険を繰り広げるファンタジー・コメディだ。

「『この素晴らしい世界に祝福を!』1期のコメディタッチなストーリーが面白かった。2期も見たい」(30代/男性/アメリカ)

「1期が傑作!放送が今から待ち遠しい!」(20代/男性/アメリカ)

にぎやかなメンバーのやり取りがニヤニヤとしてしまうほど面白いが、なんといってもヒロインの女神・アクアがとってもキュート!酒好き&お調子者で、“ダメガミ”とも呼ばれてしまう彼女。神様でさえいじり倒すコミカルな展開も人気で、2期も楽しい時間を提供してくれそう。

シブヤ、アキバ…日本の文化発信地にも興味津々

シブヤ、アキバ…日本の文化発信地にも興味津々

『CHAOS;CHILD』
2017年1月11日(水)よりTOKYO MXほかにて放映開始

『CHAOS;CHILD』は、ゲームブランド「5pb.」が展開するゲーム・シリーズをTVアニメ化したもの。2015年の渋谷を舞台に、少年たちが連続殺人事件を追う新感覚のサイコサスペンスホラーだ。

「『CHAOS;CHILD』は、『STEINS;GATE』のメーカー、5pb.の作品の続きなので見てみたい」(20代/男性/アメリカ)

練りこまれたストーリーで大人気を博した『STEINS;GATE』と同じく、科学アドベンチャーシリーズのひとつとなる本作。結末の見えないスリリングな展開はもちろん、外国人にも人気のある“渋谷”という街の再現度も必見。聖地巡礼者も続出しそう。

『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』
2017年1月4日よりTOKYO MX、BSフジ、AT-X各局にて放送開始

アクワイア社のゲーム・シリーズをTVアニメ化した『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』はアニメゲーム、アイドル、B級グルメなど今の“アキバ=秋葉原”の魅力を詰め込んだアクション・アドベンチャー。本作には、こんな素直な意見も舞い込んだ。

「『AKIBA’S TRIP』はエッチなシーンのために見たい」(10代/男性/ドイツ)

主人公が敵である吸血鬼に対して“服を脱がせる”という手段で戦うため、外国人のアニメファンにとっても馴染み深い街・アキバで、どんな“脱ぎ”を見せてくれるのか。熱視線が集まる…!やはり、お色気シーンの人気は全世界共通のようだ。

そのほか、『ACCA13区監察課』について「マッドハウスの作品がいつも上質。少し『ルパン三世』や『カウボーイビバップ』らしい雰囲気がある。音楽も素晴らしい」(20代/女性/ドイツ)、「A-1 PicturesやJ.C.STAFFなど、好きなアニメスタジオに期待」(30代/男性/アメリカ)といった意見など、制作スタジオを軸にアニメをセレクトしている人も多かった。

アニメをより深く楽しもうとするコアなファンの意見を知り、日本のアニメへの愛をビシビシと感じられた今回。2017年も、好きなアニメの話題で世界一緒に盛り上がりたい!

成田おり枝
シネコン、ミニシアターでの劇場経験を経て、映画サイトの編集者へと転身。現在はフリーライターとして、映画・アニメを中心に、インタビューやコラムなど日々の取材に奔走中。

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