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餃子

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更新日: 2017/04/12

中国が発祥の餃子だが、日本では本場とは大きく異なった食べられ方で広く親しまれている。日本人にとって「庶民の味」ともいえ、仕事帰りの人々が食べる姿を目にすることも多い。

日本の餃子の歴史

日本の餃子の歴史

日本で初めて餃子が食べられたのは、1700年より前という説がある。広く普及したのは1900年代に入ってからで、餃子の有名チェーン店が話題となり、毎日行列ができた。2000年以降になると栃木県宇都宮市や静岡県浜松市など「餃子の有名な地域」が話題となり、地元の名産品としても親しまれるようになる。

日本の餃子の種類

日本の餃子の種類

発祥の中国では、白菜や豚肉、ニラなどを餃子の皮で包んで茹でる「水餃子」のことを「餃子」と言うが、日本では主に、豚肉にキャベツ、ニンニクなどを皮で包み、鉄板で焼く「焼き餃子」のことを指す。地域によっては名物の餃子があり、白菜を多く使う栃木県の「宇都宮餃子」と、キャベツを多く使う静岡県の「浜松餃子」は、日本で特に知られる名物。また、福岡県では通常の餃子よりサイズが小さい「一口餃子」も有名だ。

日本で餃子が食べられる場所

日本で餃子が食べられる場所

中華料理店はもちろんだが、それと並んで餃子を食べる機会が多いのはラーメン店。ラーメン店のほとんどは餃子をメニューに据えており、ラーメン店でありながらその店の餃子が有名になることもある。全国展開する餃子の有名チェーン店も多数。さらに、東京都池袋には餃子専門店が集まった施設も存在する。スーパーに行けば、調理済みのものや冷凍のものが売られている。

餃子の食べ方

餃子の食べ方

餃子を食べる際は、タレにつけるのが一般的。タレは、醤油と酢を半分ずつ入れ、辛味のあるラー油を数滴たらすのが一般的な作り方。それぞれの分量は各人の好みによって、変えても良い。酢にコショウをふりかけ、それを餃子につけて食べる方法もある。醤油や酢、ラー油やコショウといった調味料が店のテーブルに置かれているので、好みのタレを自分で作ろう。

餃子とセットで食べるもの

餃子とセットで食べるもの

中国などと違い、日本では餃子を「おかず」として白飯と一緒に食べたり、ラーメンと一緒に食べたりする。餃子専門店では「餃子と白飯のセット」が、ラーメン店では「餃子ラーメンのセット」がメニューとしてある。値段が手頃なこともあり、子どもから大人まで多くの日本人が普段の食事として食べる。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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