
日本人にとって、はずせない身近なスイーツと言えばケーキ。お誕生日やクリスマスなどのお祝い事で食べるホールケーキやお土産用の豪華なケーキ、手軽に買えるカフェやコンビニエンスストアのケーキまで、バラエティは豊か。子供はケーキがあれば大喜び!という幼い頃からの習慣で、華やかなイベントなどのシーンではもちろん、ティータイムのお供にも、日常的にケーキを楽しんでいる。
ケーキの種類

日本で味わえるケーキは、バラエティ豊かで世界各国のケーキからヒントを得たものも少なくない。なかでも定番は「ショートケーキ」で、スポンジケーキに生クリームとイチゴ、時にはキウイやみかんを挟みこんだ上に、イチゴを飾り付ける。その他、マロンクリームをスポンジやメレンゲの土台の上に糸状に絞り出した上にマロングラッセを飾る「モンブラン」や、オーブンで焼き上げるベイクドからスフレ、レアと作り方も多彩な「チーズケーキ」なども、日本ではごく日常的に食べられるケーキだ。
ケーキが食べられる場所

日本では、どこにいてもケーキが食べたい!と思ったらすぐにケーキを味わうことができる。レストランやカフェでデザートメニューに常に数種類のケーキを用意しているお店は多く、また「ケーキ専門店」も多い。テイクアウトも一般的で、特に華やかなのはデパートの食品売場で、人気のパティシエによるケーキ専門店がショーケースに宝石のようにケーキを並べ、腕を競い合っている。さらに、近頃のコンビニエンスストアに並ぶケーキは、研究が重ねられ価格以上のクオリティを感じる味わいで、ヒットを連発している。
日本のケーキのトレンド

ケーキが身近でよく口にする日本だからこそ、たくさんの種類のケーキがブームになってきた。数え上げればきりがない程で、イタリア料理が人気となった頃には「ティラミス」が爆発的人気に、90年代にはフランス語で「千枚のクレープ」という意味の、クレープ生地を何枚も重ねた間にクリームを挟んだ「ミルクレープ」が大きなブームとなった。2010年以降はハワイへの海外旅行のブームに端を発した、ホットケーキではない「パンケーキ」の人気が続いており、東京都の表参道を中心に、専門店が次々にオープンしている。
イベントにおけるケーキ

お祝い時には、人々の心がグッと盛り上がることからケーキは重宝されている。結婚式では凝ったデザインの「ウェディングケーキ」が登場し、新郎新婦が結婚後、初めての共同作業としてケーキカットを行う。誕生日パーティにおいては料理以上の存在感で、火を灯し年齢の数だけ立てたろうそくを主役が吹き消す。どちらの光景も、イベント最大のシャッターチャンスとなっている。また、クリスマスには、日本の老舗菓子メーカーが年1922年頃から広めたのが初まりで、メレンゲでできたサンタクロースやモミの木などで飾られたケーキを食べてきた。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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