日本のネイチャースポーツとは

日本人が一般的に自然の中で行うスポーツに、ハイキングや山登りが挙げられる。特に、高齢者で山登りを趣味とする人々が非常に多い。レースも人気があり、長野県の八ヶ岳を始め、各地の山で自転車によるヒルクライムや山道を走るトレイルランニング、100km以上の距離を走るウルトラマラソンなどのレースが行われている。また、清流として知られる高知県の四万十川は、カヌーやカヤックなどのスポーツが盛んだ。
山のネイチャースポーツ

本州にある日本アルプスなどの高山を縦走する文化もあり、主要な山には山小屋があって宿泊もできる。東京都近郊では、ミシュランガイドで三ツ星を取得した高尾山(写真)が登山スポットとして有名で、ケーブルカーも利用でき初心者でも気軽に登れる。富士山をはじめ、険しい山などは時期を間違えると命を落とす危険がある。ウェアや靴などの装備と登山時期の計画は、しっかりと。
川のネイチャースポーツ

日本各地にさまざまな河川があり、気温が上がる夏季を中心に、カヌーやカヤック、スタンドアップパドルボードなどのパドルスポーツ、ゴムボートに乗り込んで川を下るラフティング、自分の身体ひとつで渓谷を下るキャニオニングやが楽しめる。関東圏では、東京都の多摩川、群馬県の利根川、埼玉県の荒川に加え、長野県の千曲川や北海道の釧路川に沖縄の離島などに川遊びのできる人気エリアがある。
変わったネイチャースポーツ

そのほかに、気球やパラグライダー、パラモーター、ハンググライダー、スカイダイビングに、変わり種のバンジージャンプなども楽しめる。東京都近郊では、栃木県の渡良瀬や長野県の白馬で可能だ。変わったスポーツとしては、洞窟や鍾乳洞を探検するケイビングが奥多摩などで体験できる。他には、山梨県の八ヶ岳など牧場のあるところではホーストレッキングも可能だ。地域の自然の特徴あふれるネイチャースポーツがある。
ネイチャースポーツの日本での注意点

夏場は虫除けの薬を常備し、肌を露出しない格好が好ましい。また、熱射病対策に帽子も必須だ。日本の登山においては、テント場と呼ばれる指定の野営エリア外は基本的にテントの設営は禁止。トイレは山小屋のものを有料で使用するなど細かなルールがあるので、他の登山客にならって利用しよう。万が一、遭難した場合、民間の救援費用は実費で非常に高額となる。可能なら、事前に保険に入っておこう。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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