黒部の清水の里に佇む旅館、生地温泉たなかや。 上杉謙信が脚気のため歩けなくなったとき、新治神社の神のお告げにより生地に湧く霊泉で病を治したと言われています。 当館はその霊泉を源泉とし、明治四十四年より湯治宿としてここ黒部の海沿いにある生地で小さな旅館を営んで参りました。 代々大切に育てている約五千坪の庭園は旅館をぐるりと囲み美しい水が育んだ富山・黒部ならではの旬の味覚を心ゆくまで愉しみ、百十年の歴史に思いを馳せながら温泉を愉しむ。 飾り気のない、静かで小さい旅館ではございますが、心ばかりのおもてなしで皆様をお待ち申し上げております。
かたくりの宿は新潟県と長野県にまたがる世界有数の豪雪地帯・秘境秋山郷で108年の歴史ある小学校を改築した7部屋だけの小さな宿です。 かつての体育館には妻有地域で開催されている「大地の芸術祭」の作品であるスゴロクが展開されています。 体育館全体を使った、巨大スゴロクで大人も子供も楽しめる内容になっておりますよ。 宿では山菜や野菜をふんだんに使った和風の創作料理をお出ししています。 味、彩り、栄養のバランスを考え、素材の味を味わっていただけるような料理作りを心がけています。 宿の周辺の野山から摘んできた季節の草花で食卓を彩りながら、お客様の大切なお食事を楽しんで頂けるよう、心を込めておもてなしいたします。 「秘境秋山郷」で沢山の子供たちを見守り続けてきた小学校。 そんな学校の記憶を感じながら、ゆっくりとご滞在を楽しんで頂ければ幸いです。