映画『男はつらいよ』とは、1969~1995年にかけて48本の作品が公開され、国民的な人気を誇った喜劇映画シリーズ。渥美清が演じる主人公、「フーテンの寅」こと車寅次郎の故郷であり、映画の主要ロケ地として登場する柴又に1997年にオープンしたのが「寅さん記念館」だ。 館内では映画に登場する団子屋や印刷工場のセットが再現されているほか、ジオラマや映像で『男はつらいよ』の世界を紹介。また「寅さん」が少年時代を過ごした1930年代の柴又を再現したジオラマ、柴又帝釈天への参道に敷かれていた「帝釈人車鉄道」の実物大模型などもあり、映画を見たことがない人でも充分に楽しめる。 隣接して映画監督・山田洋次を紹介する「山田洋次ミュージアム」が立つ。
1871年に開設された日本最初の郵便役所の1つ『東京中央郵便局』。2012年に現在のJPタワー低層棟へ移転し、観光スポットのひとつとして注目を集める。その東京中央郵便局でしか買えない東京駅丸の内駅舎をモチーフにしたクリヤーホルダーやマスキングテープ、ハガキなどは新しい東京土産として人気。東京駅の各所に設置されたポストにハガキを投函すると、東京駅の風景入通信日付印を押印してくれる。
江戸時代の三代将軍・徳川家光が、国家安泰・安全祈願、そして武道の鍛錬のため、この場所に京都に習った三十三間堂を創建したのが始まり。「矢先」の名も、武道にまつわる“弓矢”が由来と伝わっており、七福神の福禄寿は本殿の手前に建立されている拝殿の右手に祀られている。
四谷消防署併設の博物館。大正6年に日本に初導入された消防ポンプ自動車や、東京消防庁に初導入された消防ヘリコプターなどの実機展示が見もの。また、屋外に設置された消防ヘリコプターでは座席に乗ることもできる。
夏になると多くの海水浴客が訪れる「サンビーチ」は、ヤシの木が植えられ、日本とは思えない雰囲気。夜は砂浜がライトアップされ、南国のリゾート地のような景色が広がる。海開きは例年7月の第二土曜日から8月31日まで。
平成20年(2008)3月15日、JR雄琴駅がおごと温泉駅に駅名変更されたことを機にできた足湯。おごと温泉は、比叡山延暦寺の開祖である伝教大師最澄が発見したと伝わる温泉で、足湯の建物はその最澄が自作したと伝わる石地蔵が祭られている早尾地蔵尊に立つ六角形のお堂を模したもの。
奈良時代、吉城川沿いの春日野に造られた氷池や氷室(氷の貯蔵庫)の守り神を祭ったのが始まりといわれ、のちに現在地に移された。製氷・販売業者の信仰が篤く、毎年5月1日には献氷祭を開催。現社殿は江戸時代の修復といわれ、境内の枝垂桜も美しい。
大人から子どもまで多くの人に親しまれる、相模湾に面した海岸。夏は海水浴として多くの人でにぎわう。
錦ヶ浦の山頂にある「熱海城」。天守閣の展望台からは熱海全域の景色が一望できる。熱海はリゾートホテルや美しい海が広がることから、「東洋のモナコ」に例えられる。 天気のいい日には、1階の足湯(無料)に浸かりながら景色を眺めよう。
白良浜海水浴場に隣接した温泉露天風呂。プールのような丸い湯船には水着で入るので、夏は海水浴の後にも便利。湯はもちろんかけ流しの源泉だ。夏以外は足湯として利用されている。
都会の真ん中にある大正ロマンスポット「旧朝倉家住宅」。つつじやモミジなど四季折々の情景も見どころ。
緑豊かな毛利庭園に面して立つテレビ朝日の本社ビル。その1階にあるのが「テレアサショップ」。海外でも人気の『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』などのアニメをはじめ、ドラマやバラエティー番組のグッズ、アナウンサーのオリジナルグッズなど約2000アイテムが揃う。ここでしか手に入らない限定品もあり、お土産におすすめ。
世界初の公立盆栽美術館。日本を代表する名品盆栽や盆器等の道具、盆栽にまつわる文化的資料を観覧できる。
「うぶけや」は、1783年に大阪で創業した「打刃物」の店。幕末に江戸店を構え今日に至る。店名は「うぶ毛でも剃れる、切れる、抜ける」と評判になったことから付けられた。毛抜きや和包丁、裁ち鋏のほか、洋包丁やナイフなども取り扱っている。きちんと手入れをすれば孫の代まで使えるという名品の数々だけでなく、趣ある木造の店舗も一見の価値ありだ。
黒や朱の色が美しい漆器は日本を代表する伝統工芸品のひとつ。1689年から日本橋で営業を続ける「黒江屋」は漆器の名店だ。店内には全国各地の漆器や、オリジナルの商品が並んでいる。お椀や箸などの定番商品のほか、洋食のテーブルコーディネートにも合うスプーンやフォーク、ワイングラスなども揃う。手鏡やアクセサリーは自分用にはもちろん、プレゼントにも最適だ。
六甲山系の中央部に位置する標高約700mの山で、山頂近くの掬星台[きくせいだい]から見る神戸市街の夜景は日本新三大夜景に認定。弘法大師が釈迦の生母・摩耶夫人[まやぶにん]の像を祀ったことから、この名が付いたといわれている。
こちらの美術館は住友家が蒐集した美術品が保存・展示され、本館は京都・鹿ヶ谷にある。明治中頃から大正期にかけて蒐集された近代の日本画や洋画、近代陶磁器、茶道具、能面、能装束など、その収蔵品は多種多様。六本木の中心にありながら、緑に囲まれた閑静な環境の中にあり、時間を忘れて心行くまでゆったりと美術品を鑑賞することができる。