映画『男はつらいよ』とは、1969~1995年にかけて48本の作品が公開され、国民的な人気を誇った喜劇映画シリーズ。渥美清が演じる主人公、「フーテンの寅」こと車寅次郎の故郷であり、映画の主要ロケ地として登場する柴又に1997年にオープンしたのが「寅さん記念館」だ。 館内では映画に登場する団子屋や印刷工場のセットが再現されているほか、ジオラマや映像で『男はつらいよ』の世界を紹介。また「寅さん」が少年時代を過ごした1930年代の柴又を再現したジオラマ、柴又帝釈天への参道に敷かれていた「帝釈人車鉄道」の実物大模型などもあり、映画を見たことがない人でも充分に楽しめる。 隣接して映画監督・山田洋次を紹介する「山田洋次ミュージアム」が立つ。
「うぶけや」は、1783年に大阪で創業した「打刃物」の店。幕末に江戸店を構え今日に至る。店名は「うぶ毛でも剃れる、切れる、抜ける」と評判になったことから付けられた。毛抜きや和包丁、裁ち鋏のほか、洋包丁やナイフなども取り扱っている。きちんと手入れをすれば孫の代まで使えるという名品の数々だけでなく、趣ある木造の店舗も一見の価値ありだ。
夏になると多くの海水浴客が訪れる「サンビーチ」は、ヤシの木が植えられ、日本とは思えない雰囲気。夜は砂浜がライトアップされ、南国のリゾート地のような景色が広がる。海開きは例年7月の第二土曜日から8月31日まで。
世界初の公立盆栽美術館。日本を代表する名品盆栽や盆器等の道具、盆栽にまつわる文化的資料を観覧できる。
「榛原」は日本橋で200年以上続く和紙店。レターセットや飾り扇など多くの和紙・紙製品を販売している。大正時代には美人画で名高い画家の竹久夢二が、この店の便箋や絵封筒、うちわなどの図案を数多く手掛けたことでも知られている。折り目ごとにミシン目が入り、必要な分だけを切り取って使うことができる「蛇腹便箋」は店の人気商品のひとつだ。
こちらの美術館は住友家が蒐集した美術品が保存・展示され、本館は京都・鹿ヶ谷にある。明治中頃から大正期にかけて蒐集された近代の日本画や洋画、近代陶磁器、茶道具、能面、能装束など、その収蔵品は多種多様。六本木の中心にありながら、緑に囲まれた閑静な環境の中にあり、時間を忘れて心行くまでゆったりと美術品を鑑賞することができる。
都会の真ん中にある大正ロマンスポット「旧朝倉家住宅」。つつじやモミジなど四季折々の情景も見どころ。
[歩程・約2時間15分 一般向き] 要所に設置された石仏が道案内をしてくれる「石仏のあるハイキングコース」。 十国峠山頂駅からは、その名の通り十国(伊豆・駿河・遠江・甲斐・信濃・武蔵・相模・安房・上総・下総)を見渡すことができ、富士山の絶景ポイントにもなっています。
落差15mながら水量は豊か。滝の左側には身代わり不動尊、右側には出世大黒尊が祭られています。滝のそばにはお茶屋さんもあります。 ◎不動滝(ふどうたき)では1931年桜井欽一博士によって湯河原沸石が発見されました。不動滝では発見された湯河原沸石は、伊豆半島で最も古い新第三紀湯ヶ島層から発見されています。沸石は、湯ヶ島層が露出している藤木川をさかのぼり、奥湯河原、湯河原浄水場、蛇態橋の附近でも発見されていますが、ここでは他に◎濁沸石◎モンデン沸石◎剥沸石◎菱沸石などの沸石が産出しています。湯河原沸石の産地は、湯河原温泉の泉源とほぼ一致している点、沸石は温泉と密接な関係があると考えられます。 アクセス: 湯河原駅より奥湯河原・不動滝行きバス乗車(20分程度) 不動滝バス停下車すぐ
夏には江戸川花火大会が開催され多くの人で賑わいます。
天照山神社の近くで目にする二つの滝。落差およそ30mの絹糸を流したように美しい滝は「白雲の滝」(はくうんのたき)。神社の横に落ちるのは「去来の滝」(きょらいのたき)。こちらは去来する人生の思いを忍ぶ山伏修行の滝です。 アクセス: 湯河原駅より元箱根行きバス乗車(45分程度) 天照山バス停下車後徒歩20分
政府代表として米戦艦ミズーリ号で日本の降伏文書に調印した外務大臣の重光葵(しげみつまもる)記念館。外交官・政治家としての軌跡を写真・ビデオなどで追いながら紹介。 アクセス: 湯河原駅より奥湯河原、不動滝行きバス乗車(20分程度) 奥湯河原バス停下車後徒歩5分
天照山(てんしょうざん)神社は昭和6年の建立。 祭神は天照皇大神・猿田彦大神・大成大神で、毎年5月22日の例大祭には全国から多数の信者が訪れ、ひとときのにぎわいにつつまれます。 深い木立と、季節ごとの花に彩られた神社です。 アクセス: 湯河原駅より元箱根行きバス乗車(40分程度) しとどの窟入口バス停下車後徒歩30分
町内を流れる渓流は釣りのメッカ。 やまめ釣りや、初夏からシーズンを迎える鮎釣りをお楽しみ下さい。 ヤマメ 解禁日 平成30年3月4日(日) アユ ・解禁日[千歳川(河口〜川堰橋)] 平成30年6月3日(日)日の出より1時間前 ・解禁日[千歳川(川堰橋〜落合橋)] 平成30年6月17日(日)日の出より1時間前 ヤマメ・鮎 平成30年10月15日より禁漁(但し、鮎のみ12月1日〜31日解禁)
1988年11月にオープンした私設の現代アートの美術館。 油絵が主でデッサン・写真・立体・オブジェなども多数展示されています。 見るだけでなく動かしたり触ったり音を出したりしてアートを身近に感じられる美術館です。 アクセス: 湯河原駅より鍛冶屋行きバス乗車(15分程度) 鍛冶屋バス停下車後徒歩7分
元は名古屋城内にあり、戦後この「福泉寺」(ふくせんじ)に奉納されたという陶製の釈迦像。 名古屋城主徳川光友公が、亡き母を弔わんとして造られたといわれています。 名古屋にあったときには首から下もあったとそうですが、胴体の方はどこへいってしまったのでしょうか? アクセス: 湯河原駅より奥湯河原・不動滝行きバス乗車(5分程度) 泉入口バス停下車後徒歩5分