イベント一覧
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期間限定
ヤマト(倭)王権の成立―宝器の生産― 2025/05/06まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2024/12/16 09:30 - 2025/05/06 17:00
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イベント詳細
平成館 考古展示室
古墳時代前期(3世紀後半から4世紀)には東北から九州地方まで大型前方後円墳が築かれ、各地の有力者が結びついたことがうかがえます。ヤマト(倭)王権は政治的・祭祀的権威を表象する宝器や儀器を自ら創り出し、国産の銅鏡や貝輪形の石製品・銅製品などを生産するようになります。これらは各地域の首長に配布されて、埋葬儀礼で用いられ副葬品として納められました。ここでは4世紀を中心とした王権の伸長を、宝器の分布からみてみます。
34件
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期間限定
新版画―世界を魅了する木版画― 2025/06/15まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/04/15 09:30 - 2025/06/15 17:00
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イベント詳細
平成館 企画展示室
大正から昭和初期に、伝統的な木版画の技法で浮世絵に代わる新しい芸術を生み出そうとした動き、あるいはその作品を「新版画」といいます。江戸時代に流行した浮世絵は、明治末期には新たな印刷技術の普及とともに役目を終えました。しかしその後、技術を受け継いだ版元、彫師、摺師、そして画家が協業し、近代的な感覚を取り入れた芸術作品としての木版画、「新版画」の制作が始まりました。
この新版画を創始したのが、渡邊版画店(現在の渡邊木版美術画舗)の渡邊庄三郎(1885~1962)です。大正4年(1915)、来日中のオーストリア人画家フリッツ・カペラリに描かせた下絵を版画にしたことを皮切りに、渡邊のもとには橋口五葉や伊東深水、川瀬巴水、吉田博、エリザベス・キースなど新進気鋭の画家たちが集まりました。当時から欧米で販売を兼ねた展覧会を開催し、人気を広げていった新版画は、現在もなお国内外で愛好されています。
同時期に開催する特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」、「浮世絵現代」(会期:2025年4月22日~6月15日)とともに、木版画の技術と表現の広がりをお楽しみいただければ幸いです。
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期間限定
黒田記念室 2025/06/29まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/04/10 09:30 - 2025/06/29 17:00
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イベント詳細
黒田記念館 黒田記念室
黒田記念館は、洋画家黒田清輝の遺産と作品が国に寄贈されたことが契機となって建てられた施設です。館内には黒田記念室が設けられ、遺族の方々から寄贈された遺作の油彩画、素描等を展示して画家黒田の芸術を顕彰しています。黒田清輝の画業の初期から晩年までを一覧できる内容で、今回は黒田が留学中にサロン出品を目指して制作した《マンドリンを持てる女》を中心に、同じく留学中に着手されたが未完に終わった大作《夏図》の画稿などからフランスでの絵画学習のあり方を紹介します。また帰国後の作品として初夏らしい風景を描いた作品を取り上げます。
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期間限定
木・漆工-調度 2025/06/08まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/04/10 09:30 - 2025/06/08 17:00
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イベント詳細
法隆寺宝物館 第4室
法隆寺献納宝物のうち、奈良時代に盛行した技法を用いる撥鏤の針筒や漆皮の箱、脆弱な竹で表面を覆った奈良時代の貴重な経厨子、古代から中世の文房具など、調度品を展示します。
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期間限定
刀剣 2025/06/08まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/04/10 09:30 - 2025/06/08 17:00
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イベント詳細
本館 13室
日本刀の時代的な変遷と地域的な特徴を、平安時代から江戸時代にいたる各国・各流派の刀剣を通して紹介します。刀装具は、日本の伝統文化や季節を感じさせる意匠の作品を中心に展示します。
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期間限定
彫刻 2025/07/06まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/04/10 09:30 - 2025/07/06 17:00
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イベント詳細
本館 11室
江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。明治時代以降、寺院や神社から離れた彫刻を博物館や美術館が収蔵するようになり、その代表が国の博物館でした。この部屋では、本館11室のリニューアルを記念して、総合文化展では初展示となる金剛力士立像(仁王)をはじめとする館蔵彫刻の名品を展示し、新しい展示環境で日本彫刻の魅力をご覧いただきます。
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期間限定
キリシタン関係遺品の保存と研究 2025/05/18まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/04/10 09:30 - 2025/05/18 17:00
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イベント詳細
本館 14室
16世紀以降、近世の日本でキリスト教を信仰したキリシタンにまつわる遺品には、様々な来歴のものがあります。東京国立博物館では、長崎奉行所の宗門蔵で保管されていた関連資料を収蔵していますが、これはキリスト教禁教期(17~19世紀)に浦上を中心とする長崎各地の信徒から押収された品々や、江戸幕府の禁制政策に使用された踏絵等からなり、キリシタン信仰史を知るうえで欠かせないことから、一括して「長崎奉行所キリシタン関係資料」として重要文化財に指定されています。
本特集では、このうちイタリア人宣教師シドッチが携行したとみられる「親指のマリア」をはじめとして、プラケット(大型の金属製レリーフ)や十字架、マリア観音といった信仰に用いられた資料をご覧いただくとともに、近年実施している調査研究についてもご紹介します。今回は、寛文9年(1669)に制作されたという真鍮(黄銅)製の踏絵の科学分析とあわせて、ロザリオや旧蔵者の名前等を記した付札の保存処置と保管環境の改善を進めました。当時の信仰に思いをはせつつ、キリシタン関係遺品に対する当館の取組みについてご覧いただければ幸いです。
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期間限定
屏風と襖絵―安土桃山~江戸 2025/05/25まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/04/10 09:30 - 2025/05/25 17:00
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イベント詳細
本館 7室
室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。今回は、特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」の開催に合わせ、蔦屋重三郎と同時代を生きた画家たちの大画面作品を展示します。江戸だけでなく、上方や各地の多彩な活動もお楽しみいただきます。
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期間限定
仏教の美術―平安~室町 2025/05/25まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/04/10 09:30 - 2025/05/25 17:00
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イベント詳細
本館 3室
仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。絵画は、羅漢図の名品を展示します。彫刻は、制作年代と作者が判明する貴重な阿弥陀如来立像を展示します。書跡は、白描の人物下絵のある料紙を用いた「目無経」などを展示します。工芸は、僧侶が日常生活に使用した道具を祖型とする器物や法会にて使用される道具などのいわゆる僧具を展示します。
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期間限定
古代寺院出土の遺宝 2025/09/07まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/04/10 09:30 - 2025/09/07 17:00
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イベント詳細
平成館 考古展示室
奈良時代に創建された寺院出土の品々を紹介します。元興寺、法華寺とも平城京において隆盛を誇った寺院ですが、度重なる兵火や災害を経て創建当時の姿を想起させる建立物は限られています。今回展示する出土品は、発掘調査によるものではありませんが、創建当時に遡る遺品として考えられ、鎮壇具として埋納された可能性を指摘できる作品もあります。本展示を通じて、古代寺院に埋納されたさまざまな遺品を解説します。
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期間限定
清時代の工芸 2025/06/22まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/04/10 09:30 - 2025/06/22 17:00
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イベント詳細
東洋館 9室
中国・清時代にはさまざまな材質・技法の工芸品がつくられました。それらはいずれも精緻な技巧と清雅な作風に特色があります。今回の展示では、七宝製の器物、玉製の香炉を展示します。