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年末年始の旅行計画は早めに!新幹線の「特別ルール」を理解して快適&お得に旅行しよう

年末年始の旅行計画は早めに!新幹線の「特別ルール」を理解して快適&お得に旅行しよう

更新日: 2024/09/11

日本では、年末年始に遠く離れて暮らす家族のもとに帰省したり、旅行に行ったりする人が多くいます。そのため、この時期の公共交通機関はとても混雑します。これを緩和するため、2024年12月27日(金)から2025年1月5日(日)にかけて、東海道・山陽新幹線「のぞみ」が「全席指定席」として運行することになりました。この記事では、年末年始に快適に新幹線を利用するために知っておくべきことやヒントをご紹介します。

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目次
  1. まずは新幹線の種類について知っておこう
  2. 要注意!年末年始の東海道・山陽新幹線「のぞみ」の運行について最新情報
  3. 年末年始の新幹線での日本旅行を快適にする3つのヒント
  4. ①シーズン別の指定席特急料金を把握して、お得にオフピーク移動をする
  5. ②予約時間に縛られずに移動したい人は「ひかり」と「こだま」の「自由席」を利用する
  6. ③Japan Rail Passも使える!「ひかり」や「こだま」の「指定席」を予約する
  7. 年末年始の旅行計画は早めに!しっかり予約しておこう

まずは新幹線の種類について知っておこう

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日本国内での移動に欠かせない東海道・山陽新幹線には、主に「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種類があります。それぞれ停車駅やスピードが異なるため、目的に合わせて使い分ける必要があります。

のぞみ
  • 特徴:最速の列車で、主要な駅(東京、名古屋、京都、新大阪、広島、博多など)に停車
  • 所要時間の目安:東京~新大阪間は約2時間30分
  • こんな人におすすめ:主要都市に向かう人、移動時間をなるべく短縮したい人など
ひかり
  • 特徴:のぞみより停車駅が多い(主要駅に加えて、静岡、浜松、岡山などの駅にも停車)が、こだまよりは速い
  • 所要時間の目安:東京~新大阪間は約3時間程度
  • こんな人におすすめ:時間の短縮にそれほどこだわっていない人など
こだま
  • 特徴:東海道・山陽新幹線の全ての駅に停車する
  • 所要時間の目安:東京-新大阪間は約4時間
  • こんな人におすすめ:移動も含めてゆっくり楽しみたい人、主要駅以外を利用したい人など

※停車駅は、同じ列車でも便によって異なる場合があるため、乗車予定の列車の停車駅を個別に確認してください。

この他にも、山陽新幹線から九州新幹線に直通の「みずほ」「さくら」もあります。

新幹線の「料金」と「座席」の仕組み

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新幹線を利用する際は、基本的に以下の料金を支払う必要があります。

  • 基本運賃:
    移動する距離に基づいて計算される料金で、「のぞみ」「ひかり」「こだま」すべて共通
  • 特急料金:
    「ひかり」と「こだま」は基本的に同料金。「のぞみ」は他の列車よりも速いため、特急料金が数百円程度高い設定

指定席のチケットを購入する場合は、これらに加えて、指定席料金を支払う必要があります(座席にゆとりのある指定席として「グリーン席」もあり、料金はさらに高額になります)。

指定席料金を支払わないチケットは「自由席」となり、直接駅のホームに並んで順番に乗車し、空いている座席に座ります。指定席と自由席の料金の差は時期によって異なりますが、数百円程度であるケースが多いです。

自由席で乗車しても座席が空いていない場合は、自由席の通路やデッキなどに立って乗車することになります。この際、指定席やグリーン席のエリアに立って乗車することはできないため注意が必要です。

新幹線チケットの予約方法

新幹線の指定席特急券は、JRのさまざまなオンラインサービス、駅のチケット窓口、自動販売機などを通して購入できます。乗車日の1か月前の午前10時から発売されます。JRの「スマートEX」では、乗車日の1年前から指定席の予約が可能です(一部対象外のものもあります)。詳細は公式HPでご確認ください。

LIVE JAPANのサービスから新幹線のチケットを予約することもできます。

要注意!年末年始の東海道・山陽新幹線「のぞみ」の運行について最新情報

上記でご説明した通り、主要都市のみに停車し最速で移動することができる「のぞみ」ですが、多くの乗客で混み合う「3大ピーク期」(年末年始、4月末~5月上旬のゴールデンウィーク、8月中旬のお盆休み)には特別ルールが適用されます。2024年から2025年にかけての年末年始も、12月27日(金)~1月5日(日)は「のぞみ」が「全席指定席」での運行になると発表されました。この運用は2023年の年末年始から開始されましたが、ホーム上での混雑防止などに効果がでているとのことです。

年末年始の日本旅行で、スピード重視で「のぞみ」の利用を検討している人は、必ず早めに座席予約をするように注意しましょう。

年末年始の新幹線での日本旅行を快適にする3つのヒント

除夜の鐘 (※写真はイメージです 画像素材:PIXTA)
除夜の鐘 (※写真はイメージです 画像素材:PIXTA)
京風お雑煮(※写真はイメージです 画像素材:PIXTA)
京風お雑煮(※写真はイメージです 画像素材:PIXTA)

年末年始の日本には、昔ながらの独特で伝統的な雰囲気もあり、このタイミングでしか楽しめない旅行ができます。せっかく年末年始の日本を訪れるのであれば、新幹線での移動を少しでも快適にするために、以下の3つのヒントを参考にしてください。

①シーズン別の指定席特急料金を把握して、お得にオフピーク移動をする

年末年始にかけては、指定席特急料金のシーズン設定があります。以下を参考に、オフピークで移動する旅行計画を立てることで、混雑を避けられるだけでなく経済的にもお得になります。

12月23日(月)~25日(水)…閑散期(-200円)
12月26日(木)…通常期価格
12月27日(金)…繁忙期(+200円)
12月28日(土)~29日(日)…最繁忙期(+400円)
12月30日(月)~31日(火)…繁忙期(+200円)
1月1日(水)…通常期価格
1月2日(木)~3日(金)…繁忙期(+200円)
1月4日(土)~5日(日)…最繁忙期(+400円)
1月6日(月)~9日(木)…閑散期(-200円)

※カッコ内は通常期の料金との比較です。(片道おとな一人あたり)

詳細や最新情報はこちらをご確認ください。

②予約時間に縛られずに移動したい人は「ひかり」と「こだま」の「自由席」を利用する

「のぞみ」は12月27日(金)~1月5日(日)の年末年始期間に全席指定となりますが、「ひかり」や「こだま」には通常通り、自由席があります。予約時間に縛られずにフレキシブルに移動したい人は、これらの利用も検討しましょう。

③Japan Rail Passも使える!「ひかり」や「こだま」の「指定席」を予約する

一定期間定額で、JRの新幹線や特急列車、普通列車、BRT(Bus Rapid Transit)などが乗り放題になる外国人旅行客向けの「Japan Rail Pass」を利用することもおすすめです。Japan Rail Passは「のぞみ」では利用できませんが、「ひかり」や「こだま」は利用可能で、座席予約をすることもできます。日本旅行中に複数の都市を訪れる予定がある人にとっては、コストパフォーマンスが良いでしょう。

年末年始の旅行計画は早めに!しっかり予約しておこう

年末年始は日本国内外の観光客に加えて、帰省する日本人も一斉に移動するため、新幹線などの公共交通機関の混雑が予想されます。早めに計画を立ててしっかりと予約し、ストレスフリーで快適な旅を楽しみましょう。

Written by:
Timothy Sullivan
Timothy Sullivan

Chief English Editor

LIVE JAPAN

ティモシー・サリバンは、2017年からLIVE JAPANで働いているシニア英語編集者です。アメリカ・ニューヨーク出身で、日本での経験は20年以上、デジタルメディアの分野では15年以上のキャリアがあります。ティモシーは、日本企業や地方自治体が国際的なオーディエンスとつながるための重要な役割を果たしてきました。旅行をしていない時は、日本最大級の観光プラットフォームであるLIVE JAPANのために、洗練された記事の制作に取り組んでいます。ニューヨーク州立大学ジェネシオ校でコミュニケーション学の学士号を取得しています。

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