海外の観光客から人気の「日本のお菓子」。ジャンルごとに種類豊富で、日本ならではの味もたくさんあります。また、原料、食感、見た目、パッケージなど、各メーカーが細部にこだわって作られているお菓子は、日本の文化のひとつといえるのではないでしょうか?
今回はそんな日本のお菓子の魅力&おいしさを、3人の日本ツウにたっぷり紹介してもらいます。
※この記事は広告内容を含みます。
■日本のお菓子の魅力を伝えてくれるのは、こちらの3人
LIVE JAPANスタッフ中国担当、2016年より日本在住のコウさん。「日本のお菓子は大好きで、来日してからたくさん食べています!今日は“日本に住む外国人の目線”で魅力を紹介したいと思います」
台湾をはじめ中華圏で絶大な人気を誇るYouTubeチャンネル「Ryuuu TV」のYUMAさん。「私は台湾に留学経験があり、いまはユーチューバーとして、日本の魅力を海外に発信しています。日本のお菓子は大好きで、小さい頃からいろんな種類を食べてきました!今日は海外のみなさんに日本のお菓子の良さ、おすすめをお伝えします」
韓国の若者に大人気のインフルエンサーYUNIさん。「私は普段韓国に住んでいますが、来日すると必ず日本のお菓子を食べているほど大好き!今日は知らないものや初めて食べるものなど、たくさん教えてもらえると聞いて楽しみにしています」
■日本全国でお菓子が買えるコンビニでお菓子調査
日本のお菓子はスーパー、コンビニ、ドラッグストアなど、日本全国いつでもどこでも買うことができます。その点もお土産にしやすいポイント。
今回は、日本全国に店舗を展開し、24時間いつでも買い物できる便利なコンビニエンスストア「ローソン」でお菓子をリサーチ。
■特長① 味やフレーバーの種類が多い!
お菓子コーナーに並ぶ商品の種類の多さに改めて驚く3人。
「日本のお菓子は、本当に種類が豊富ですよね。チョコレートやクッキーなど、中国にも商品自体似ているものはありますが、ここまでいろいろな味はありません。しかも、期間限定や季節のフルーツなど、その時しか食べられないものがたくさんありますよね」とコウさん。
「グミやキャンディーは、同じフレーバーでもハードorソフトなど食感の違い、ミント感の強さ、すっぱさのレベルなど、本当に種類が多いですよね!」とYUMAさん。YUNIさんも「韓国に似ているソフトキャンディーはありますが、こんなに種類は見たことがないです」とのこと。
■特長②「個包装」「ファミリーパック」「食べ切りサイズ」…パッケージの工夫がたくさん!
日本のお菓子は個包装が多く、この点はコロナ禍に衛生面で評価されたポイントだと言います。さらにパッケージの大きさやタイプ、バリエーションが豊富だと言うコウさん。
「オフィスの休憩時間に食べる、家でお酒を飲みながら食べる、持ち歩き用など、食べるシーンや時間、人数までイメージして、それにあわせたパッケージになっているところがすごいと思いますね」
YUMAさんは「一人での食べ切りサイズ、保存できるジップ付きなど工夫がありますね。また同じ商品で大きいサイズとひと口サイズなど、サイズのバリエーションがたくさんあると思います。」
YUNIさんは、パッケージのかわいさ、デザインの良さに目がいきます。「動物や果物の形をしていたり、イラストが描かれていたり、お菓子そのものの写真もわかりやすいし、パッケージもカワイイです。箱を見たら食べたくなりますね!」
「人にあげたくなるようなパッケージデザインで、実際渡すとすごく喜ばれますよ。」とコウさん。
■特長③あたりやおまけなど、遊びがある
コウさんが来日して特に面白い!と感じたのが“遊び心がある”ところだそう。
「ひとつだけ違うイラストのクッキー、形の違うチョコがあるといった遊び心が日本っぽいなと。こういうサプライズは、お子さんならより喜びますよね。」
まさに子どもの頃よく食べていたYUMAさん「『あたりがでたらもう一つもらえる』という駄菓子は、ほぼ毎日食べてました(笑)。大人になった今でもワクワクします!」
■特長④本物のグルメを再現している質の高さ
チーズケーキ、ティラミスといったスイーツや、ポテトフライなど、素材や料理をそのまま再現した高クオリティのお菓子のバリエーションも増えています。
スナック菓子が好きなYUNIさんは「実は朝もポテトスナックを食べてきたんですが、まるで本物のじゃがいもみたいですごくクオリティが高いです」とのこと。
■特長⑤日本独自の味、日本生まれのお菓子がたくさんある
日本のお菓子には、しょうゆ味、昆布味、抹茶味など、他国にはなかなかない独自の味がたくさんあります。中でもYUMAさんの台湾の友人は、抹茶味のお菓子を必ずお土産に買って帰るそう。抹茶味のお菓子類は、特に海外の方から人気です。
また、日本の伝統的なお菓子といえば和菓子。大福、ようかん、どら焼き、きんつばなどオリジナリティがあるものばかりです。
特にどら焼きは日本のアニメの影響で、中国でもよく知られているもののひとつだそうです。
YUMAさんはコンビニスイーツのなかでもケーキや和菓子などの生菓子系が好きで、良く買うそう。
「もちもち食感にこだわった大福や季節のフルーツを使った商品など、ディテールが細かい!いつ行っても季節限定のものや新商品があって目移りします。」
ちなみに日本のコンビニでは、ほぼ毎週新しいお菓子が発売されており、お菓子売り場においてある商品も頻繁に変わるそうです。
「商品サイクルが早く季節限定のものも多いので、日本に来るたびに新しいお菓子に出会えるはず。訪日旅行の楽しみのひとつとして、ぜひ最新のお菓子を味わってほしいと思います」とコウさん。
リサーチしながら気になるお菓子をどっさり買った3人。さっそく実食してみます!
■お菓子を食べながらの座談会スタート!
購入したお菓子は、こちら!ジャンルごとに食べていきます。
【スナック菓子】
まず、スナック菓子から。
YUMAさんは食感がしっかりしている固いポテトチップスがお気に入り。
「折れ曲がって重なっているものだと、よりザクザク食感が楽しめて特においしいんです」とこだわりぶり。初めは固くてびっくりしていた台湾の友人も、一度食べたらやめられないとハマってしまったそうです。
コウさんは、甘じょっぱい味のスナックがクセになるそう。「甘い&しょっぱいを繰り返して止まらなくなるんですよね‥(笑)」
スナック菓子好きのYUNIさんは「チーズ味のスナック菓子がとても好きです。スティックタイプ、ポテトチップスタイプ、チーズの味もいろんなものがあってすごく美味しいです!友達にも薦めたいですね」とこの笑顔。
【チョコレート菓子】
次はチョコレート菓子。
チョコレート専門店で売っているようなオレンジの皮のチョコが気になっていたYUMAさん。「すごくいい香りがして、高級感があります。こういった商品が身近に買えるのも、うれしいです」
特に個包装のチョコは手が汚れず食べやすく、手軽に持ち歩けて便利だとコウさん。「個別パッケージにメッセージが入っている面白いものもありますよね」
「動物のチョコの形がかわいくて・・・柄もいろいろあるんですね。季節によっても違うのにはびっくり!」とYUNIさん。特にチョコレート菓子は季節限定、地域限定などがたくさんあります。YUMAさんの海外の友人は、日本限定フレーバーのお菓子は、必ずお土産に持って帰るのだとか。
「マレーシアにチョコをお土産で持って行ったら『日本のチョコはおいしい』とすごく喜ばれました。高いブランドでなく、コンビニやスーパーで手軽に買える安いものでも味がおいしいと言っていますよ。」とYUMAさん
コウさんは、朝食でも日本のチョコレートを食べるほど、日本のチョコレート菓子が大好き。「特に板チョコは、自分でいろいろアレンジできて使いやすいんです」。
YUNIさんは「サクサクのクッキーにチョコレートがかかっているお菓子、食感が良くておいしいですね!」と、初めて食べるチョコレート菓子に手が止まりません。
【米菓】
続いて、おせんべいなどの米菓。日本の名産品であるお米を原料にしたお菓子がたくさんあるのも日本ならではです。
「原料は全部同じお米なのに、それぞれに全く違いますね!しかもこんなにいっぱい!」とコウさん。
しょうゆ味のぬれせんは日本人のYUMAさんも初めて食べたそうで「食感が面白い!しっとりもちもちでおいしい!」。「韓国ではきなこ餅は食べますが、こういうお煎餅タイプは初めて」とYUNIさん。バリバリと硬くて食べごたえのあるもの、軽い食感で口に入れたとたんに溶けてなくなってしまうもの、食感の面白さに驚く2人です。
「ふわふわ食感で溶けちゃった!これも個包装、食べきりサイズがいいです。山椒のお煎餅は日本ならではの味でお酒のつまみにもよさそう!」とコウさん。
特に湿気りやすい米菓は、ジップがついて簡単に保管できるものが多くて便利です。
YUNIさんは食感だけでなく、形にも注目しています。「星形など、形がかわいいと、よりおいしく感じますね」
【キャンディー系】
グミは色が鮮やかで形がユニークなものが多く、映えるお菓子だという3人。
「果汁が入ってるグミは、本物の果物みたいなおいしさがひろがります。口の中が一気にフルーツ!」とYUMAさん。
YUNIさんはひと口食べたグミにびっくり!「外と中の食感が違っていて面白い!でも周りのパウダーがすごくすっぱいです!!」
一方、すっぱいものの代表格「梅」が大好きなYUMAさん。「日本は梅のお菓子が多くてどれも海外では見かけない、独特なお菓子が多いので、お土産にいいかもしれませんね」
他にも、甘いものが食べたい時にマシュマロを食べることがあるというYUNIさん。YUMAさんもマシュマロはキャンプに行ったときに、焼きマシュマロにして楊食べると言います。
またコウさんは、冬になるとミルクキャンディーなどのミルク系のお菓子が食べたくなると言い、「良質な牛乳がとれるのも日本の特徴ですよね。特に北海道の牛乳を使ったミルク味のお菓子は海外の方におすすめしたいです」
最近は自分で作るお菓子も、人気のお土産のひとつ。「基本的には子供向けですが、大人でも作って遊ぶ人も増えているみたいです。モノによっては結構難しくて意外と楽しめるんですよね」とコウさん。
「お寿司をお菓子で作れるんですね!見た目は不思議だけど自分で作ってみるのはおもしろそう!」とYUNIさん。
■日本のお菓子を食べた3人の感想は?
「今回、私でも初めて食べるものがあって、改めて種類が豊富だと思いました。スナック菓子の塩味ひとつとっても、塩の種類がいくつもあったり、切り方、揚げ方などを工夫していたり…日本のこだわりを感じますね。素材のうまみを生かしているものが多いと思います。また、季節や地方の限定品もたくさんあるので、海外の方が日本に来るときは大きなスーツケースでたくさんお土産に買って楽しんでほしいです」とYUMAさん。
「初めて食べるものがたくさんあって、すごく楽しかったです!パッケージだけでなく、お菓子自体の形や柄がかわいいものが多いというのが印象的でしたね。チーズが増量されていたり、すっぱさにレベルがあったり…友達とゲーム感覚で食べるのも面白そう。ぜひこの酸っぱさを体験してほしいなと思います(笑)!」
「これだけの種類があるのは本当にすごいと思いますし、どのジャンルもおいしかったです。日本でのお菓子選びはまるで宝さがしみたい。誰にどんなお土産を買っていこうと考えている時間そのものも楽しいと思います!」とコウさん。
また、「日本ではスーパーやコンビニなど身近にあるお店以外にも、お菓子の専門店がたくさんあります。場所によっては数千種類のお菓子が常時販売されていて、すべての商品を見てまわると、あっという間に時間が過ぎてしまうほどです。」
観光地に近いお店のお菓子売り場や専門店には、日本人のみならず連日多くの外国人観光客が訪れており、たくさんのお菓子をお土産として購入しています。
売り場には、日本でしか販売していない限定商品や、その季節しか味わえないフレーバーの商品が所狭しと並んでおり、見て回るだけで楽しくなります。
日本のお菓子は、ジャンルだけでなく、さらにその中で味、パッケージ、形、大きさのバリエーションが豊か。また、いつ来ても新しいお菓子が発売され、現地でしか食べられない生菓子も豊富にあるなど、まさにお菓子天国です!日本に来たら、色々なジャンル・種類のお菓子を食べてみてくださいね。
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