東京駅には、お土産やグッズを買えるショップもあれば、様々なグルメを提供するレストランが多いことでも知られています。中でも、八重洲地下中央口改札を出てすぐの「東京駅一番街」にある「にっぽん、グルメ街道」(以下、グルメ街道)は、日本全国から屈指の名店だけを集め、一カ所で全国津々浦々のご当地グルメが堪能できる魅力的なスポットです。
今回は「にっぽん、グルメ街道」で楽しめるご当地グルメの数々と、中でもおすすめの3店舗として、富山の白エビ、広島のお好み焼き、香川の讃岐うどんが食べられるお店をご紹介!ぜひ東京駅で日本の食を堪能してみて下さい。
「にっぽん、グルメ街道」への行き方
まず、お目当ての場所への行き方を紹介します。グルメ街道はJR東京駅の改札外にあるので、新幹線や在来線ともにまずは八重洲中央口改札を目指します。改札を出たあとは、地下1階へ下りると、そこはもうグルメ街道がある「東京駅一番街」。「東京ラーメンストリート」の向かい側がグルメ街道になります。
もしも荷物がある場合には、東京駅一番街にコインロッカーが点在しているので、そちらに荷物を預けると便利です。ロッカー空き状況は、下記のURLからリアルタイムで確認できます。
また、東京駅地下1階通路内ではフリーWi-Fiの利用も可能です(1回30分まで、1日5回まで。初回のみ設定が必要)。その他、同じ地下街に銀行ATMやおむつ交換ができるベビー休憩所もあるため、日本に到着したばかりの旅行者にも便利な施設になっています。
全国の名店9店舗が出店!
グルメ街道には、全部で9店舗が出店しています。では、どんなご当地グルメが食べられるのか、どんどんご紹介していきますよ。後半に、その中からおすすめの3店舗をピックアップしています。
1.函館の人気立ち喰い寿司が東京に初出店!「函館立喰寿司 函太郎」
日本を訪れる外国人観光客に人気の食べ物の一つといえば、やっぱりお寿司!「函館立喰寿司 函太郎」は、北海道を中心に展開している人気の回転寿司店。東京初出店となったこのお店では、気軽に立ち寄れてさっと食べられる「立喰いスタイル」でお寿司を提供しています。
このお店では、豊富な海産物が水揚げされることで有名な北海道函館を中心に、全国各地から旬のネタを集めています。そんなこだわりのネタを使ったお寿司は、なんと1貫80円(税別)からと、リーズナブルな価格。ネタは大きめ、シャリは小ぶりの握り方なので、いろいろな種類のお寿司を楽しめます。
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函館立喰寿司 函太郎 東京駅一番街店
- 住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街B1F
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最寄駅
JR東京駅八重洲中央口を出てすぐ
- 電話 03-6551-2398
営業時間:10:00~23:00(LO.22:30)
2.厳選された厚切り牛タンを1枚1枚手作業で調理!「仙台牛タン炭火焼 杜」
「仙台牛タン炭火焼 杜」は、牛タン専門店です。厳選された牛タンは舌先は使わず厚切りにし、1枚1枚丁寧に炭火で焼きあげるというこだわり。ふっくらと柔らかい食感が味わえます。
定番の「牛タン定食」(2000円・税別~)のほか、柔らかい牛タンを使った「牛タンシチュー」(1700円・税別)や「牛タンカレー」(1100円・税別)も人気です。また、「特上牛タンおろしポン酢(1380円・税別)や、「茹でタン」(1850円・税別)といった牛タンを使ったおつまみも豊富。お酒のお供にも最適です。
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仙台牛タン炭火焼 杜
- 住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街B1F
-
最寄駅
JR東京駅八重洲中央口を出てすぐ
- 電話 03-3217-4111
営業時間:10:00~23:00(LO.22:30)
3.崎陽軒のシウマイをバルスタイルで!「横濱 崎陽軒(シウマイBAR)」
「崎陽軒」といえば、日本では知らない人の方が少ないであろう老舗。特に、一番有名な「シウマイ」は創業の地である神奈川県横浜市の名物にもなっています。
「横濱 崎陽軒(シウマイBAR)」は、崎陽軒の中では珍しい「シウマイBAR(バル)」スタイル。崎陽軒自慢のシウマイを食べ比べながらお酒を楽しむことができます。写真は「シウマイ6種 盛り合わせ(6個)」(810円・税込)。1品に6種類のシウマイが入って食べ比べができるのは、この店舗のみです。
ランチタイムには、「シウマイ食べ比べ膳」(1000円・税込)や、「シウマイカリー」(1000円・税込)など、しっかり食べ応えのあるメニューもありつつ、点心やおつまみメニューもあるので、お酒を楽しみたい人にもおすすめです。
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横濱 崎陽軒(シウマイBAR)
- 住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街B1F
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最寄駅
JR東京駅八重洲中央口を出てすぐ
- 電話 03-3201-5600
営業時間:10:00~23:00(LO.フード22:00、ドリンク22:30)
4.大人気の明太子入りモツ鍋など博多グルメが目白押し「博多かねふく ふく竹 東京駅店」
店名の「かねふく」といえば、たらこを漬け込んだ明太子の老舗メーカーとして日本では有名ですね。そのかねふくが運営する飲食店が、この「ふく竹」です。
明太子をふんだんに使用した、名物の「明太もつ鍋」(1人前2100円・税込)は1度食べたらクセになる美味しさ!その他、鮮魚が美味しいことで有名な長崎から、その日獲れたての魚介や九州料理を取り寄せているので、本場さながらの味が楽しめます。
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博多かねふく ふく竹 東京駅店
- 住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街B1F
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最寄駅
JR東京駅八重洲中央口を出てすぐ
- 電話 03-6268-0311
営業時間:10:00~23:00(LO.22:30)
5.鹿児島の黒豚を贅沢に頂ける「鹿児島 黒かつ亭 東京駅店」
本拠地である鹿児島県の店舗では常に行列が絶えないという、「黒かつ亭」。鹿児島名産の黒豚を使い、旨味・甘味を引き出すためにじっくり熟成させています。
生パン粉で包んだ黒豚を、特製のブレンド油でカラッと揚げた、サクサクジューシーなとんかつは贅沢なお味。ランチメニューは定番の定食メニューよりも少しとんかつの量が少なめになります。例えば、軽めに食べたいなら「黒かつ亭ランチ」(1290円・税別)、しっかり食べたいなら「黒かつ亭定食」(1890円・税別)が選べます。
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鹿児島 黒かつ亭 東京駅店
- 住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街B1F
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最寄駅
JR東京駅八重洲中央口を出てすぐ
- 電話 03-6269-9123
営業時間:10:00~23:00(LO.22:30)
6.産地や製法にとことんこだわった日本食が味わえる「諸国ひものと」
「魚やお米が美味しい和食が食べたいな」という時には、「諸国ひものと」がおすすめ。干物や発酵食品など、日本古来の食生活に近い料理を味わうことができます。
写真の「鯖の灰干し」(850円・税込)のほか、高級魚「のどぐろ」(3000円・税込)や「金目鯛」(3000円・税込)も楽しめます。
平日のランチなら、鯖やほっけ、鯵などの干物定食(950円・税込~)と、リーズナブルな価格。さらになんと、毎日朝7:00~9:00までは朝食メニュー(600円・税込~)も提供中なのが嬉しいですね。
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諸国ひものと
- 住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街B1F
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最寄駅
JR東京駅八重洲中央口を出てすぐ
- 電話 03-6206-3093
営業時間:7:00~9:30(LO.9:00)、10:00~23:00(LO.22:30)
選ぶのが難しい人に、おすすめ3店舗
いざ行ってみると、甲乙つけがたいグルメばかりで何を食べようか迷ってしまうかもしれないグルメ街道。そこで、初めて行くならぜひおすすめしたい3店舗を選んでみました!
1.貴重な白エビが贅沢に食べられる「富山 白えび亭東京駅店」
店名にもなっている「白えび」は、富山湾で水揚げされた小ぶりのえびのこと。とても希少価値のあるえびです。ここ「白えび亭」は、富山県外ではここが初出店!貴重な白えびをふんだんに使ったメニューが楽しめます。
店外の券売機で食べたいものを選んでチケットを購入するスタイル。メニューのサンプルを眺めて、「ふむふむ、こんな感じのものが食べられるんだな」と確認。英語での説明も書いてあります。
海外からの旅行者のために、外国語のメニュー(英語・中国語)もあります。日によっては英語の話せるスタッフもいるので、気軽に質問してみて大丈夫です。
中でもおすすめなのが、お吸い物と小さな白えび天ぷらがついた、「白えび刺身丼」(2190円・税込)です!丁寧に殻をむき、ほんのり桜色をした白えびが、約90匹ものっています。
その他人気のメニューは、白えびの天ぷらをのせた「白えび天丼」(1490円・税込)、白えび・ブリ・ホタルイカの天ぷらをのせた「富山スペシャル天丼」(1790円・税込)。2019年10月からは、「酢じめサーモン丼」(1190円・税込)が新メニューとして加わっています。ご飯にのせたサーモンは、脂ののった背中側の切り身を酢でしめているそう。
このお店では、上品で繊細な味わいが楽しめるように、素材を活かせるような調理法にこだわっています。天ぷらの衣も薄くてサクサク!駅で手軽に食べる料理とは思えない、高級感のあるお味でした。
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富山 白えび亭東京駅店
- 住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街B1F
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最寄駅
JR東京駅八重洲中央口を出てすぐ
- 電話 03-5223-0525
営業時間:10:00~23:00(LO.22:30)
2.入り口から美味しい匂いが漂ってくる、絶品お好み焼き「広島 電光石火 東京駅店」
「ミシュランガイド広島2013特別版」に掲載されたお好み焼き屋の名店「広島 電光石火」。東京では初出店です。
こちらも店外の券売機でチケットを購入するスタイル。
券売機の隣には、英語のメニューもあります。基本的には、メインとなるお好み焼きを選び、好みでトッピングを付けていく仕組み。初めての人は、まずはお好み焼きだけを選んでもOKです。
店内にはカウンターとテーブル席がありますが、カウンター席なら店員さんが手際よくお好み焼きを焼く光景が見られるのでおすすめ!目の前で具材がお好み焼きになっていく工程も楽しんでみてはいかがでしょうか。
日によって英語が話せるスタッフもいるので、カウンターでお好み焼きについて質問をしてみてもいいかもしれません。
写真は、店名にもなっている「電光石火」(1270円・税込)。上にかかったおたふくソースの香りが食欲をそそります。そして、お好み焼きといえばやっぱり合わせたいのがビール(590円・税込)!店員さんによると、ハイボール(490円・税込)を頼むお客さんも多いそうです。
食べる時は、プレートにのってきたテコを使って大胆にお好み焼きをカット。
切った断面は、キャベツ・豚肉・麺・生地・ネギがクレープのように層になっているのが分かります。
見た感じでは、とってもヘビーな食事に思うかもしれませんが、食べてみるとそれが大きな間違いだったことに気が付きます。見た目に反して、軽い食感と味わいなのです。秘密は、千切りキャベツ。細く切られているので、キャベツで盛り上がりドーム状になったお好み焼きの中はふわっふわ!さらに大葉が入っているので、さっぱりとした味わいになっています。女性でも軽く食べられるでしょう。
その他、良く出るメニューは牡蠣が入った「人にやさしく」(1590円・税込)、目玉焼きがのった「夢」(1480円・税込)、「たっぷりチーズ」(1380円・税込)だそう。常に行列しているこのお店ですが、開店直後と夕方16:00~17:00頃なら比較的すいているそうなので、狙い目です。
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広島 電光石火 東京駅店
- 住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街B1F
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最寄駅
JR東京駅八重洲中央口を出てすぐ
- 電話 03-6268-0313
営業時間:10:00~23:00(LO. フード22:00、ドリンク22:30)
3.伝統的なさぬきうどんが東京で楽しめる「香川 さぬき麺業」
最後は「うどん県」として有名な香川県の名物、さぬきうどんの名店をご紹介します。「香川 さぬき麺業」は、1926年創業の「香川屋」から3代90年渡り継がれた讃岐うどんの人気店、東京初出店です。その日の天候や気温によって、生地の配合や練り具合を変える、伝統的な手打ち製法にこだわりがあります。
店長さんに伺ったモットーは、「うどんが好きな事」「何回も何回も熟練する事」「真心を込めて作る事」というから、まさに職人気質!伝統的なさぬきうどんが楽しめます。
店外にあるサンプルメニューには、日本語の他に英語の説明が書かれています。こちらのお店は店内でオーダーをし、食後にチェックをするスタイルなので、ひとまず店内に入りましょう。
写真は、人気メニューの「天おろしぶっかけ」(1100円・税込)。「ぶっかけ」は、ゆであがった麺に少量のつゆをかける食べ方です。このお店では、つゆにいりこ出汁を使っていて、上品な味わい。
うどんの上に、えび天ぷら・大根おろし・ショウガ・ネギ・白ごま・すだちがのっています。
食べる時にお好みですだちを絞ってかけ、軽く全体を混ぜて食べると美味しいそうです。店長さんに聞いたうどんと合わせたいおすすめの飲み物は、ビールだそう。まずはビールで喉をうるおしたら、つるっとしたうどんの喉ごしを楽しんでみて。
その他の人気メニューは、「天ざるうどん」(1250円・税込)、「とり天うどん」(1080円・税込)、「まんでがんぶっかけ」(1580円・税込)。店内には大抵いつも英語対応が可能なスタッフがいるので、海外の方にはちょっと悩ましい薬味の使い方や食べ方もレクチャーしてもらえますよ。
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香川 さぬき麺業
- 住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街B1F
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最寄駅
JR東京駅八重洲中央口を出てすぐ
- 電話 03-3201-7760
営業時間:10:00~23:00(LO.22:30)
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にっぽん、グルメ街道
- 住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街B1F
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最寄駅
JR東京駅八重洲中央口を出てすぐ
営業時間:10:00~23:00(LO.22:00)店舗により営業時間が異なります。詳しくは各店舗まで。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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