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ユネスコ無形文化遺産に登録されている「和食」をはじめ、「日本の料理は何を食べても美味しい!」と評価してくれる人もいるほど、訪日外国人にも人気の日本グルメ。
ただ、中には「それを食べるの!?」「そんな食べ方をするの??」といった文化の違いからくる、訪日外国人の想像を超えた料理があるのも事実。
そこで今回は、過去にインタビューした中から、来日3年以上のアメリカ人男女に聞いた「日本に来て想像以上にビックリした、ちょっと苦手な日本のグルメ」の中から筆者が衝撃を受けたものをまとめてご紹介します(以下はアンケートに応じてくださった方の個人的な意見です)。
香りや食感がキョーレツ!…「納豆」
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「なんであれが食べられるのかわかりません(笑)。私は無理ですね…」
日本のグルメを語るうえで欠かせないのが、納豆。あの強烈な香りと、ねばねばとした見た目、日本人でも苦手な人はたくさんいます。やはり苦手なものとして名前があがりました。
しかしながら、納豆の不思議は、「大好き」という外国人の方も多くいるところ。
「白いご飯に乗せて食べるのは最高です」なんていう意見もあり、もはや日本人以上に日本的な感覚の持ち主です。日本にはさまざまな発酵食品があり、なかでも納豆は他国にはなかなかないタイプの食品だと思いますが、その独特さが癖になってしまう人もいるのでしょう。
怖くて食べられない…「生シラス」
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「日本って、生のシラスを食べますよね?目まで食べるのが本当にびっくりして……いまだに食べられないです。怖いです」
意外な食材の登場に驚きましたが、生のしらすは少々グロテスクなのだとか。煮干しやししゃも、うるめいわしなど、頭まで食べてしまう人もいますが、中には食べないという人もいます。
ただ、シラスについてはわざわざ頭や目を外す人もいないですし、なにも考えずに食べてしまうのが日本では普通。それが信じられないのだそうです。確かに、言われてみれば、少々残酷な気もしてきます。
正体を知ったら、もう食べられない…「白子」
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「味にも見た目にもびっくりしました。正直、あまり美味しいとも思えなかったです。魚のどの部分か知ったら、ますます食べられない」
白子といえば、日本人にとっては貴重で、珍味ともされるごちそうですが、見慣れない人には少々違和感があるかもしれません。口に入れたときの何とも言えない食感と口溶け、それこそが白子の美味しさでもあるのですが、想像できないあの食感こそが苦手の部類に入ってしまうことも。
さらには白子自体、魚の精巣です。正体を知ったらさらに食べられなくなってしまった、という話も聞きます。
かわいそうすぎて、びっくり…「活き造り」
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「見た目で一番衝撃的だったのは活き造り。だって、魚が生きているんだよ!なんて残酷なことをしているのかとショックだった。日本の文化だから尊重するけど、僕はお断りするよ」
活き造りに慣れ親しんでいる日本人にとっては、魚が新鮮であることを証明していると感じますが、初めて見ると衝撃を受けてしまうのは当然です。「踊り喰い」もおそらく同じ理由でダメなんでしょうね……。
甘いものは大好き。でも…「あんこ」
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「あんこは甘い。いや、甘すぎてびっくりした! アメリカでいろんなケーキやアイスを食べて甘いものには食べ慣れているはずなんだけど、あんこの甘さはまた違うね。口の中にいつまでも残る感じなんだ」
スイーツ大国のアメリカ出身でも、あんこの甘さはまったく別物で、苦手だそうです。あんこが苦手な人は「喉が焼けるような甘さ」と表現することもありますが、まさにそのように感じていそう。
大好きな人もいるけど…「たこ焼き」
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最後に紹介するのは、まさかのコチラ。お好み焼きと並び、人気の粉もんグルメ「たこ焼き」です。外国人も好きな人が多いのかと思いきや……意外な回答が待っていました。
「たこは食べられない!特にたこ焼きには、大きなたこが入っているだろ? 絶対いやだよ」
今回インタビューに答えてくれたアメリカ人の中にはタコやイカが苦手な人が多く、その結果たこ焼きが嫌だという声も。たこはヌルヌルしていて見た目も気持ち悪いので、あまり自国では食べないそうです。
いかがでしたか? 今回は想像を超えたグルメということで、意外なラインナップも登場しました。やはり、「生の魚を食べる」「発酵食品が豊富」という、いわゆる日本的な食文化に当てはまる食べ方や食材が受け入れにくいところがあるようです。
ただ、「日本のご飯は本当においしいです」というのが、第一声。想像できないNGグルメがありつつも、ほとんどのグルメはお気に入りということでした。ここはひとつポジティブに、想像以上に美味しいものが多いのが日本!ということで、まとめておきたいと思います。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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