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ここぞというときに食べたい勝負メシ。カツ丼(=勝つ丼)、納豆(=粘り強さを連想)など、日本では縁起を担いだ食材や料理を食べる習慣があります。同じように、縁起を担いで勝負メシを食べる習慣は、海外にもあるのでしょうか?
先日「ぐるなび杯第39回世界アマチュア囲碁選手権戦 東京大会」が開催され、来日した外国人棋士60人に食にまつわるアンケートが実施されました。
今回はその中から「あなたの勝負メシは?」という質問に注目。世界の棋士たちはどんな料理を試合前に食べているのか、早速教えてもらいましょう!
意外な!?人気No.1は「パスタ」、支持される理由は?
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もっとも多く選ばれたのは、「パスタ」でした。日本ではあまり勝負メシのイメージはありませんが……どうして?
「パスタはエネルギー源になります。特にカルボナーラがお気に入りです」(フランス)
「長い時間、集中できるのでパスタをよく食べます」(ベルギー)
「好きだから!」(シンガポール)
しっかり炭水化物で、肉や野菜をまとめて摂取できるパスタは、手軽なエネルギー源として考えられているようです。好きなものを食べる、というのは試合前に気合を入れたいからなのでしょうか。
日本の「SUSHI」は海外で勝負メシになっていた!?
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次に人気があったのは、なんと「寿司」。日本では縁起を担ぐ勝負メシというよりご褒美のイメージですが、外国人たちはこんな理由で選んでいました。
「寿司が好きだから。日本でも食べたい!」(セルビア)
「おいしいし、良い気分になれるから。ワサビは強くなった気分になれます」(ドイツ)
ワサビの辛みが、骨の髄からシャキッとさせてくれる感覚。日本人ではなくても万国共通のようです。でも、強くなった気分、というのはドイツならではかも!?
エネルギー源として「フルーツ」も人気高し
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フルーツを勝負メシにしている人も多くいました。
「エネルギー補給のため、バナナやリンゴを食べます」(イスラエル)
「対局の前は何も食べませんが、食べるのであればフルーツのような軽いものです」(ポーランド)
エネルギーを補えて、胃が疲れない。大きな勝負をする人たちにとって、大切なポイントですね。しかし、縁起を担ぐより、「勝負をするための準備」という位置付けのようですね。
試合前こそガッツリ!お肉で勝負をしかける人も
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反対に、ガッツリお肉を食べるという人も、少数ですが存在しました!
「ビーフかマトン。エネルギーになるから」(モンゴル)
お肉も、フルーツと同じく、エネルギー源になるという理由から選ばれているようです。さらには、こんな驚きの発言も。
「カツ丼。勝負の前に食べると良いと前に聞いたことがあるから」(マレーシア)
マレーシアでカツ丼を勝負メシとして食べている人がいるとは! 日本のこんな文化も海を渡っていたとは驚きです。
実は最多数「何も食べない」人たちの声とは……
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外国人60人に勝負メシを聞いたところ、実はもっとも多かったのが、「何も食べない」という答えでした。勝負メシ、どうして食べないのですか!?
「たくさん食べて消化にエネルギーを取られてしまうのを避けるためです」(オーストリア)
「対局前は緊張で胃が張るので何も食べないようにしています」(イタリア)
「試合前は集中力を保ちたいためあまり食べないようにしています」(ブラジル)
どの棋士の理由もごもっともです。ほかにも、「一度たくさん食べて集中できなかったことがあるので、軽いものにしています」(スロバキア)といった意見も。ごはんのあとは眠くて力が入らなくなりますし、本気の勝負の前には何も食べないのが一番なのかも?
何も食べない人が多かったにせよ、外国人たちの勝負メシは意外な答えであふれる結果となりました。日本人以外、意外とゲン担ぎとか気にしてなさそうです……。エネルギーとしていいものを補充して、いつもの自分で勝負!という感じなのかもしれませんね。
参考・取材協力:ぐるなび杯第39回世界アマチュア囲碁選手権戦 東京大会
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2018年5月4日〜7日の4日間、東京都千代田区の日本棋院東京本院で開催。参加国と地域数は61(アジア14カ国・地域、中近東2カ国、ヨーロッパ地区32カ国、アフリカ地区1カ国、北・中央アメリカ地区3カ国、南アメリカ地区7カ国、オセアニア地区2カ国)。各国の選手権を勝ち上がった棋士たちによる白熱の試合が繰り広げられた。
今年度の優勝者は、チャン・イーテンさん。日本代表の村上深さんは5位。
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旅行会社に勤める現役会社員の日本人ライター。大手ウェブサイトで編集者として従事した後、旅行会社に転職。そのため、旅行系・グルメ系のジャンルを得意とし、日本全国47都道府県で取材実績あり。旅行会社勤務だからこそ知れる秘境や絶景、旅の裏ワザを伝えながら日々取材に奔走している。
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