
日本では、昔から健康維持のために利用されてきた飲み物が複数あります。その中でも、「良薬口に苦し」のことわざにぴったりの、苦いけど健康にいい「青汁(あおじる)」と呼ばれる飲み物は、ぜひ世界の人々にも紹介したいものです。いまではその苦さも見直され、美味しく飲みやすくなり、美容目的で飲む若い世代向けの商品も出てきているのです。
今回は、その青汁の基本や効果、種類のほか、ロングセラーや最近話題、流行になっている商品を、日本のビューティ・ヘルスケアプロダクトに詳しい美容ジャーナリストの筆者が解説しします。
main image:PIXTA
青汁とは?

青汁とは、緑黄色野菜を絞った汁の総称です。原料となる野菜を乾燥させ、粉末状にしたものが一般的で、水に溶かして飲みます。
一説によれば、日本で青汁が最初に飲まれたのは平安時代にまでさかのぼるといわれており、日本最古の医書には、植物の葉を汁にして飲むといった方法がつづられています。これを日本の青汁の起源とする説もあります。さらに近代になって、戦争による食糧難の際に栄養失調が問題となり、ケールという野菜を利用した青汁がつくられました。これが現代の青汁につながっています。
青汁を飲むメリットは?
青汁は、薬ではなく食品です。野菜ジュースと同じようなものです。ですから効果というよりは、毎日飲み続けることで、栄養バランスが整うというようなメリットが得られるでしょう。
青汁の原材料として代表的なのは、栄養価の高いケールや大麦若葉、明日葉などですから、青汁に含まれる栄養素としては、食物繊維やビタミン・ミネラル、カリウムなどが代表的です。
一般的に、高血圧や動脈硬化の予防や免疫への良い影響、便秘解消のほか、アンチエイジングや美肌などの美容の観点からもメリットが期待できるとされています。
日本人にとって青汁とは?

日本人は、青汁を健康維持のために役立てています。
アンケートサイト「ボイスノート」が2022年3月に、日本全国の男女1,452人を対象に行った青汁に関するアンケート調査の結果では、青汁を飲む目的で最も多い回答は、「健康のため」で57.4%となりました。次いで「足りない栄養を補うため」「腸内環境の改善」と続きます。
また青汁を飲むタイミングを決めている人は、「食後」「食前」「起床後すぐ」に飲むことが多いようです。1日に飲む量は、コップ一杯分という人が65.6%で最多でした。
人それぞれ利用のタイミングや量は異なりますが、普段の食事で「最近、野菜が足りてないな」と感じたときに手軽に野菜を補ったり、毎日の健康・美肌ケアとして摂取したりされているようです。高齢者になると、毎日の健康や体力維持のために摂取することもあります。
日本で青汁を入手するのは簡単です。コンビニエンスストアからスーパーマーケット、ドラッグストア、インターネットショッピングなど、いたるところで販売されています。
日本の青汁にはどんな種類やタイプがある?

青汁と一口に言っても、種類とタイプはさまざま。 主に次のような種類の野菜や海藻などが原料として使われています。
●種類
- ケール
「野菜の王様」といわれるほど、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。睡眠ホルモンといわれるメラトニンが含まれることで近年注目を高めています。 - 大麦若葉
大麦の実がつく前の、若い葉のことで、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を豊富に含みます。そのバランスが優れていることから青汁の原料としてよく使われているほか、特有成分として近年は「SOD酵素(スーパー・オキシド・ディスムターゼ酵素)」という余分な活性酸素の発生を抑制し、除去する酵素が注目されています。 - 明日葉
セリ科の多年草であり、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含みます。葉や茎を切ると黄色い汁が出るのが特徴で、抗酸化力のあるフラボノイドという成分です。そのフラボノイドであるカルコンやクマリンは、特有成分として美容や健康に役立つと注目されています。 - ユーグレナ
日本の企業が世界で初めて養殖に成功したユーグレナは、日本名は「ミドリムシ」といいます。実は世界中の様々な水中にいろいろな種類が生きている藻の1種ですが、特に日本の沖縄地方にある有名な観光地の石垣島のものが高品質だと言われており、石垣島ではユーグレナを使ったドリンクが買える自動販売機もあるんですよ。パラミロンという独自の食物繊維や59種類にも及ぶ栄養を含んでいる、近年人気のスーパーフードです。
●タイプ
青汁は大きく粉末タイプと冷凍タイプの2つのタイプに分かれています。粉末タイプは粉を水や牛乳、ジュースなどに溶かして飲みます。冷凍タイプは粉末を冷凍したもので、解凍が必要です。
最近話題のおすすめ青汁商品4選
日本では実に多数の青汁商品が存在します。中でも、ロングセラーの定番品から、最近話題や流行になっている商品まで4つご紹介します。
1.日本の老舗コスメブランド発のヘルシー飲料「グリーングリーン」

いま日本で青汁といえば、美容に気遣う女性の間で飲まれているヘルシー飲料です。日本の老舗コスメブランドで、六本木ヒルズに本社のある「ハリウッド化粧品」が手がける青汁ブランド「グリーングリーン」です。
考案したのは、日本で最初の美容家であり、グレース・ケリーさんなどといったグローバルな一流女優などとも親交のあった牛山メイさん。もう40年以上も愛されているブランドです。
特徴は、国産有機の大麦若葉を粉末化した、100%オーガニックということ。収穫されたばかりの新鮮な大麦若葉を搾って青汁にした後、熱を加えず粉末化。大麦若葉の健康パワーを最大限に引き出した、こだわりの製法で作られています。
「抹茶&レモン」というハリウッド化粧品のドリンク商品を足すと、より美味しくいただけますよ。
2.ロングセラーの青汁の定番!「金の青汁」

日本で人気の総合ディスカウントストアドン・キホーテなどでも買える、売り上げナンバーワンのロングセラー青汁がこちらです。
日本薬研という会社の「金の青汁」は、純国産で、松平健さんという時代劇などで人気の俳優さんがきらびやかなCMに出演していることでも知られています。
すっきり飲める抹茶のような風味で、青汁特有の青臭さがなく、スッキリとした味です。

なんと日本のフルーツの中でも人気である「白桃」が入っているのもあります。さわやかな甘みが特徴である国産白桃を使用しており、フルーティな味わいで飲みやすいですよ。
植物性乳酸菌100億個と、乳酸菌のエサとなる植物性食物繊維1,600mgを一緒に摂取できるので、健康志向の方におすすめです。
3.海からとれる藻類の青汁、ユーグレナ

石垣島で養殖されている「ユーグレナ」を使った藻の青汁ドリンクブランド「からだにユーグレナ」。ユーグレナは、日本が世界に先駆けて養殖に成功し、栄養価が非常に高いスーパーフードです。野菜・魚・肉に含まれ、人間にとって大切な栄養素である59種類がバランスよく含まれているのです。
粉を溶かして飲むパウダータイプのほか、すでにパックのドリンクとして売られているドリンクタイプもあり、味の種類も豊富! フルーツオレ味やいちごオレ味などのほか、日本の一つ星シェフが味をプロデュースしたトロピカルフルーツオレ味もあります。

石垣島にいったらぜひ、ユーグレナドリンクの自動販売機を見つけてみてください。
4.人気タレントがプロデュースした甘酒×青汁「ROUTINE AOJIRU」

人気タレントの優木まおみさんが朝、青汁と甘酒をあわせて飲んでいたことをもとに、それらを一緒に飲めるようにプロデュースした商品がこちらのROUTINE AOJIRUです。
甘酒は、日本の若い女性の間で人気があり、腸に良いといわれている飲み物。その甘酒を作るために使う、酒粕や米麹などと共に、栄養満点の国産農薬不使用の大麦若葉を合わせて、朝からパワーと美活をチャージできるとっておきのドリンクに仕上がっています。
ボディやお肌を美しく保ちたいけれど、時間がない現代女性にとって、サッと水に溶かして飲めるので便利に活用されています。

青汁は、日本が誇る伝統的な身体に美味しいドリンクです。昔と比べて飲みやすくなっていますので、ぜひ健康や美容志向の高い方は、栄養がたっぷりの美味しい青汁を見つけてチャレンジしてみてくださいね。
参照:
青汁のおすすめ23選【2022】成分や特徴、飲み方も解説! | ボイスノートマガジン
株式会社NEXER
Written by:笹山真琴
多数の美容製品企画やビューティブランドのコンサルティングに従事する美容ジャーナリスト。グローバル視点から見た日本製コスメの性能や美学を世界の人へ発信すべく各種メディアでの執筆、コスメブランドのブランディングを精力的に行っている。
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