HOME 東京・東京周辺 東京 東京郊外 大自然残る東京・西多摩の魅力発見!1泊2日旅行におすすめの体験スポット7選
大自然残る東京・西多摩の魅力発見!1泊2日旅行におすすめの体験スポット7選

大自然残る東京・西多摩の魅力発見!1泊2日旅行におすすめの体験スポット7選

更新日: 2020/11/13

わざわざ地方に行かなくても、東京内で大自然に触れられることをご存知ですか? 都心から電車で1時間30分もかからない西多摩は、山々に囲まれた自然が豊かな場所。緑と枯山水のコントラストを楽しみながら、和菓子と抹茶をいただいたり、山に囲まれた築250年の合掌造りの宿に宿泊したりするなど、歴史と自然があるからこそできる体験が、西多摩にはたくさんあります。

先日筆者は、東京都が開催した「西多摩の冬の里山魅力発見ツアー」というモニターツアーに参加し、1泊2日で日本の歴史と自然をたっぷりと体験してきました。そこで今回は、「1泊2日旅行におすすめの西多摩スポット」をご紹介いたします。忍者体験など訪日外国人にもうれしい体験が目白押しでしたよ! 早速見ていきましょう。

旅のスタートはJR武蔵五日市駅から!

旅のスタートはJR武蔵五日市駅から!

今回の旅は、JR新宿駅から約1時間15分、JR五日市線上にある武蔵五日市駅から始まります。秋川渓谷のような、人気自然スポットもこの駅から向かうことができます。ここからレンタカーで、西多摩ならではの体験をしていきたいと思います!

【寺カフェ 岫雲(しゅううん)】檜原の山と枯山水を眺めながら、和菓子を食す

【寺カフェ 岫雲(しゅううん)】檜原の山と枯山水を眺めながら、和菓子を食す

JR武蔵五日市駅から車で約30分。お寺で抹茶や和菓子を楽しめる「寺カフェ 岫雲」。毛氈( もうせん)という赤い絨毯の上で正座をしながら、庭の枯山水と山を眺め、ゆったりとした時間を味わえるのが特徴です。気さくに抹茶体験ができるので、訪日外国人にもおすすめ。日本の文化や空間を楽しみつつ、抹茶を味わうことができますよ。

抹茶だけではなく、煎茶やコーヒー、カフェオレもあるので、抹茶が苦手な人でもおすすめ。朝早くから作られている和菓子は、甘すぎずモチっとしていて、抹茶と相性ばつぐん。

その他こちらの寺カフェでは、写経や座禅体験も行われています。ぜひ大自然に囲まれながらの寺カフェを堪能してみてください。
※ 12月1日より3月31日まで冬期休業
※ 予約制
お菓子は手作りなため、できれば前日までに御連絡ください。
https://www.syu-un.jp

  • 寺カフェ 岫雲(しゅううん)
    • 住所 東京都西多摩郡桧原村人里1705
    • 電話 042-598-6332
    • 10:00〜16:00

【みつばちファーム】目の前ではちみつの巣箱を見学!ろうそくづくり体験も

【みつばちファーム】目の前ではちみつの巣箱を見学!ろうそくづくり体験も

JR武蔵五日市駅から車で7分ほど。目の前で蜂の巣箱を見ることができる養蜂場「みつばちファーム」にやってきました。

ネットを被って目の前で巣箱を見る事ができる、みつばちファーム。びっくりするほどのハチの数が、巣箱にいます。蜜が絞れる4~6月に行くと、巣箱についたおいしそうなハチミツを見ることができるそう。

働きバチの短い寿命や、ハチの世界ではオスよりメスの方が圧倒的に強いことなど、面白い話を聞くこともできますよ。

また、みつばちファームでは、ロウを使った昔ながらの方法で、ロウソクづくりを体験できます。コップいっぱいに入れたロウに、芯を8割ほど浸し、それを何度も繰り返すというシンプルな方法。出来上がったろうそくは、お土産として持ち帰る事ができますよ。

その他、ここで作ったさまざまな種類のハチミツが試食・購入できる他、隣のみつばちファームカフェでは、パンケーキに6種類のハチミツが使い放題、さらにハチミツ入りカレーなどを楽しむことができます。はちみつの味の違いをぜひ試してみてください。

http://88838.net

  • 健康自然工房 養蜂園(みつばちファーム)
    • 住所 東京都あきる野市上ノ台37-3
    • 電話 042-519-9327
    • 10:30~17:00
      定休日:水曜日

【戸倉しろやまテラス】廃校が地産地消のレストランと宿泊施設に大変身!

【戸倉しろやまテラス】廃校が地産地消のレストランと宿泊施設に大変身!

JR武蔵五日市駅から車で約8分。細い住宅地の道を登り、高台にあるこの「戸倉しろやまテラス」は、139年の歴史を持つ廃校舎をリノベーションし、地産地消のレストランと宿泊施設、そしてジオ展示室として生まれ変わりました。

レストランは、小学校らしい趣を残しながら、木の温もりも感じられる室内に変身しています。西多摩で作られた野菜や食材を使用している他にも、テーブルと椅子に多摩の廃材を使っています。人気メニューは揚げパン。ソフトな食感の揚げパンを食べるために、こちらに訪れる人もいるそうです。

2階の宿泊施設は、団体専用。学校でお泊まりという、子どもの頃の夢が実現できますよ!
3階のジオ展示室からは、広大な自然を味わうことができます。また、この施設では体験プログラムも用意。農業、ものづくり体験など、土地柄や歴史を生かした、体験プログラムを豊富に用意しています。大人の林間学校気分で、遊びに来てはいかがでしょうか。

http://tokura-taiken.jp

  • 戸倉しろやまテラス
    • 住所 東京都あきる野市戸倉325
    • 電話 042-595-1234
    • 10:00〜17:00
      定休日:火曜日

【兜家旅館】築250年以上の合掌造りと山の幸を楽しめる、森に囲まれた宿

【兜家旅館】築250年以上の合掌造りと山の幸を楽しめる、森に囲まれた宿

宿泊は合掌造りの宿「兜屋旅館」で。JR武蔵五日市駅より車で約40分で、東京で唯一の村(島嶼部を除く)・檜原村にあります。築250年の合掌造りの建物での宿泊を体験する事ができます。

その合掌造りはまるで兜のように見えることから、兜造りとも呼ばれています。夏は涼しく、冬は暖かい作りになっているこの合掌造り。部屋は畳ばりの日本らしい作りです。囲炉裏のある部屋もあり、訪日外国人にも人気だとか。

この宿でのおすすめは何といってもこの、山菜料理。山の幸がふんだんに使われており、西多摩の味を楽しむことができます。また、コースによって山菜に加え、イノシシも食べる事ができますよ。

夜に空を見上げれば、そこには満天の星空が。自然に囲まれマイナスイオンたっぷりのこの宿で、日々の疲れを癒して行きましょう。

http://www.kabutoya.net

  • 兜家旅館
    • 住所 東京都西多摩郡檜原村数馬2612
    • 電話 042-598-6136

【井上食品】こんにゃくを、昔からの製法と清らかな水で作る

【井上食品】こんにゃくを、昔からの製法と清らかな水で作る

JR武蔵五日市駅より車で約30分にあるのが手造りこんにゃくのお店「井上食品」。こんにゃくは檜原村の名産で、こんにゃく芋から丁寧に製造しています。

ここではこんにゃくを作る工程を見学させてもらえます。昔ながらのバッタ練りを採用し、こんにゃくづくりをしているこちらのお店。しっかりとした食感で、「こんにゃくってこんなにおいしいの!?」とびっくりするほど。刺身のこんにゃくなど珍しい食べ方もあり、こんにゃくの発見が多くあります。

「バッタ練りができなくなったら、こんにゃくづくりは辞めよう」という創業者の遺言の元、今だバッタ練りで作る数少ないこんにゃく製造工場です。おいしいこんにゃくの試食もする事ができますよ!

http://hinohara-kankou.jp/kaiinpage/inoueshokuhin/inoue.html

  • 井上食品
    • 住所 東京都西多摩郡檜原村人里1800
    • 電話 042-598-6068
    • 8:30~17:00
      定休日:無休

【黒茶屋】紅葉を望みながら、里山料理のていねいな味を堪能する

【黒茶屋】紅葉を望みながら、里山料理のていねいな味を堪能する

JR武蔵五日市駅から車で約5分。築270年の建物に庭の紅葉や竹林、そして門にある水車が、厳かな雰囲気を作り出しているのが「黒茶屋」。目でも舌で楽しめる、黒茶屋の里山料理は、名産のこんにゃくや、山で取れた里芋などを使用し作られています。ただの里山料理として出すのではなく、山の食材が得意ではない人でも、食べやすいように工夫してあり、昔から基地に勤める外国人が訪れているというほど、外国人にも知られている料亭だそう。

さらに、夏には野外テラス・水の音もオープンし、秋川渓谷を眺めながら、コーヒーやかき氷を楽しめます。

※ 野外テラス 水の音は、3月中旬~11月末のみ営業です。
https://www.kurochaya.com/top

  • 黒茶屋
    • 住所 東京都あきる野市小中野167
    • 電話 042-596-0129

【東京日の出 武家屋敷】外国人に大人気!明治時代の古民家で忍者体験

【東京日の出 武家屋敷】外国人に大人気!明治時代の古民家で忍者体験

JR武蔵五日市駅より車で15分。明治10年に建てられた「日の出町 武家屋敷」で、忍者体験が行えます。忍者やくのいちの衣装を着て戦い方を学び、実際体験する事ができますよ。この施設は、テレビや映画、CMロケでも使用されている場所なので、かなり本格的。

忍者はなぜ、ニンニン!と言うのか、なぜそもそも忍者が存在したかなど、なかなか知る事ができない忍者についても教えてもらえます。

その他、着物を着てお姫様体験や、茶道体験、さらに武家屋敷で宿泊体験なども行なっているこの施設。忍者になりきって、日常でなかなかできない体験を味わってみてはいかがでしょうか。

https://www.taiyonoie-vc.com/bukeyashiki/

  • 東京日の出 武家屋敷
    • 住所 東京都西多摩郡日の出町大久野5107
    • 電話 042-597-3835

西多摩の豊かな自然や古くからの歴史があるからこそ楽しめ、味わえる体験がもりだくさん。ぜひ週末は西多摩の体験スポットをじっくり時間をかけて巡ってみてはいかがでしょうか。

Written by:

Fujico

Fujico

東京都生まれ。2015年にフリーライターとして独立。北米での留学・就労経験もあり、英日の翻訳・通訳も行う。東京の島・伊豆諸島をこよなく愛し、月に1度はどこかの島にいます!

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