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こだわりのコーヒーと豊富な輸入食材、厳選された日本の食品など、独自の魅力がいっぱいで人気のカルディコーヒーファーム。店内でコーヒーを飲みながら買い物ができたり、他のお店ではあまり見ない商品、オリジナル商品(カルディグッズも!)などがあるので、KALDIファンは急増中です。
輸入食材のなかでも、特にパスタやオリーブオイルなど、イタリア食材を多く扱っているイメージが強いという人も多いのではないでしょうか?
そんなわけで、今回はパスタの本場イタリア人がカルディコーヒーファームへ潜入!本当におすすめしたいイタリア食材を存分にご紹介します。
今回お邪魔したのは「カルディコーヒーファーム仙川店」
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コーヒー豆に始まり、お菓子から調味料、メイン食材まで、様々な種類の食材が店内いっぱいに並び、見ているだけでワクワクするカルディコーヒーファーム(KALDI COFFEE FARM)。第一号店がオープンしたのは1986年で、現在は全国に400店舗以上を構えています。
今回うかがったのは、カルディコーヒーファーム仙川店。都内近郊の店舗の中でも大型の店舗で、今年リニューアルし店内はより大きく、商品ラインナップもさらに充実しています。
イタリア食材を紹介してくれるのは、イタリア出身のアントニオさん
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「カルディにはいろんなイタリア食材がありそうなので楽しみですね!」
料理についての知識が豊富なアントニオさん、いろいろリサーチしてもらいたいと思います。
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さっそく店内をいろいろと見て回ります。
「他の店舗のカルディは行ったことがありますが、この店舗はものすごく広いですね!こんなに商品がたくさんあるところは初めてです!」
とアントニオさんもびっくりです。
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カルディコーヒーファームにあった、めずらしいイタリア食材!
●オリジナル「ナポリサラミ(60g)」(345円、税込)
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「ナポリサラミがあるのは珍しいですね!サラミには、ミラノサラミやナポリサラミなどがあって、地域によって作り方や味が違うんです。日本でいえば、関東と関西のダシみたいな感じですかね。ナポリサラミは、ペッパーがついてます。僕は、実はミラノサラミのほうが好きなんですけどね(笑)」
どちらのタイプのサラミが好きか、家族で対立することもあったのだとか。まさに日本の関西vs関東の味対決のようです。
●alce nero(アルチェネロ)の「有機タリアテッレ」(298円、税込)
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「これがあるのも珍しいと思いますよ。アルチェネロは有機栽培でとてもいいものです。値段もほとんどイタリアと変わらない価格だと思います!」
オーガニックの良質なものとしてイタリアでも認知度が高いのがアルチェネロなのだそうです。
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「パスタを選ぶときは、ブロンズかテフロンって書いてあるのも見るといいですよ。」とアントニオさん。
パスタは「ダイス」という穴がたくさん開いた型を使用して様々な形になり、このダイスがブロンズ製とテフロン製の2種類あるのだそうです。
ブロンズダイスは昔からの製法で、表面がザラつきソースがよく絡みやすく、テフロンダイスは新しい製法でつるっとした食感が特徴で、比較的価格も安めなのだとか。
パスタの選び方にもいろいろな基準があるとは!勉強になります。
イタリア人がよく使う、本格イタリアンに欠かせない食材は?
●LaPreziosa(ラ・プレッツィオーザ)の「トマト缶」(98円、税込)
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「やっぱりトマト缶はよく使いますね。パスタには欠かせないです!」
こちらは大人気のロングセラー商品「LaPreziosa(ラ・プレッツィオーザ)の「トマト缶」。価格も安く、日本人でもカルディコーヒーファームで必ず購入する定番商品という人も多いのではないでしょうか?
●CYNARA(シナラ)の「アーティチョーク水煮缶」(398円、税込)
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「アーティチョークは日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、イタリアではよく食べますよ。グリルにしてもサラダにしても美味しいです。」
ヨーロッパの家庭ではよく出る、定番野菜のひとつが、アーティチョーク。CYNARA(シナラ)のアーティチョーク水煮缶なら、下準備なしで、そのままパスタやサラダに使えます。缶で保存も利くので便利な一品です。
●SOの「ケーパー」(240円、税込)
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「ケーパーも、イタリアではよく食べます。ケーパーとツナを混ぜたパスタなんかはすごくおいしいです」
ケーパーは、風鳥木(ふうちょうぼく)という木の実で、酢漬けにしたものが良く使われます。酸味がいいアクセントになる一品です。
●モンスーロの「乾燥パスタ」(238円~ ※種類による)
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「モンスーロのパスタはソースが絡みやすいのでよく食べています。」
カルディコーヒーファームで買える、イタリアでもメジャーな商品は?
●COLAVITA(コラビータ)の「EXVオリーブオイル」500ml(939円、税込)
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「COLAVITA(コラビータ)のオリーブオイルは、イタリアでよく見る質のいいオリーブオイル。しかもこれはエクストラバージンオイルですね!最近は、イタリアでもスペインやポルトガルなどのオリーブオイルが入ってきています。でもやっぱり100%イタリア産のほうが、品質がいいんですよね」
と、イタリア愛が溢れているアントニオさんです。
●Loaker(ローカー)の「クワドラティーニ バニラ」(298円、税込)
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「Loacker(ローカー)は、よく知られている有名なお菓子メーカーです。懐かしい!」
Loacker(ローカー)はチョコレートやウエハースを製造するイタリアの老舗お菓子ブランド。アントニオさんが懐かしむのも納得です。ちなみにLoackerは、2017年、2018年連続でイタリアのProduct of the Yearに選ばれるほど、イタリアでは多くの人に人気のブランドです。
アントニオさんが選ぶ、カルディコーヒーファームでイタリア食材を買うならコレ!
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「パスタを作るならこれ!ということで選びました!」
先ほどのラ・プレッツィオーザの「ホールトマト缶」、そしてイタリア ザネッティの「パルミジャーノレジャーノ」、ラニエリの「オリーブオイル」とDE CECCO(ディチェコ)の「ショートパスタ」です。
●ザネッティの「パルミジャーノレジャーノ」(1015円、税込)
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「日本人はあまり食べないかもしれないけど、イタリアではパスタに削ったりしてよく食べます。日本で残念だなと思うのは、チーズ。モッツアレラチーズが高い(笑)!イタリアはもっと安いからたくさん食べられるんですけどね。ちなみに、イタリアのブルーチーズは、マスカルポーネが混ざっているものが多いんです。だから、味がマイルドで美味しいんですよ」
●Ranieri(ラニエリ)のオリーブオイル(578、税込円)
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「このオリーブオイルは、100%イタリア産ですが安いと思います!イタリア産のものですが、イタリアとほぼ変わらない値段で買えるんじゃないでしょうか」
イタリア産のオリーブオイルでコスパのいいRanieri(ラニエリ)。ちなみに、このラニエリというのはイタリアによくある苗字だそうです。
●DE CECCO(ディチェコ)のPenne Rigate(ペンネリガーテ)(321円、税込)
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「DE CECCO(ディチェコ)は、イタリアでも有名なメーカーです。質がいいものとして、イタリアでも知られていますよ。そんな中でもオススメがこのショートパスタ、これはソースがよく絡んで美味しいです。これに、生ニンニクと塩を加えれば、シンプルで美味しいパスタの完成ですよ」
このブルーが特徴的で、よく見るディチェコ。イタリアでも、パスタメーカーのなかで良い食材としてメジャーなのだそうです。
「いいパスタっていうのはプロテイン(タンパク質)が13~14g。安いものは11gとかもう少し少ないものもあるんですよ」とアントニオさんからお役立ち情報。
麺類の中でもタンパク質含有量が多いパスタですが、商品によって微妙に違うようですね。ほとんどのパスタに100gあたりの栄養成分が書いてあるので、ぜひ今後はタンパク質(protein)欄をチェックしてみてください。
揃った材料はとてもシンプルですが、だからこそ素材の味を生かして簡単に美味しいパスタができそうな予感です。
アントニオさんが気になった、カルディコーヒーファームの日本の食品は?
●オリジナルブランド「もへじ」の「塩けんぴ」と「黒糖くるみ」
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「サツマイモの芋けんぴ、実は昔からよく食べるほど日本のお菓子で好きなものなんです。甘くてしょっぱい感じがとても美味しくって…」
芋けんぴが好きとはなかなか渋い!芋けんぴの塩味「塩けんぴ」(226円、税込)はしょっぱさが甘さをより引き立ててくれ、癖になる一品です。
「この黒糖くるみは、中にくるみが入ってて美味しそうです」
黒糖くるみ(321円、税込)は、和のテイストながらコーヒーにも合うとお客さまにも人気のお菓子だそうです。
●チーズファクトリー たまり漬けクリームチーズ & 金元醸造 ごろごろにんにく
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「僕にんにくが大好きなので、調味料としても使えそうなので気になりました」
というのは「ごろごろにんにく(432円、税込)」。そして、
「チーズは外せないですね!これは日本ならではの味で美味しそうです」
と選んだのはたまり漬けクリームチーズ(530円、税込)。なかなか渋いテイストのものをチョイスしたようです。
カルディコーヒーファームといえば、外せないコーヒーの量り売り
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カルディコーヒーファームといえば、その名の通りやはりコーヒーは外せません。世界中からフレッシュな豆を仕入れて、こだわりのコーヒーが随時約30種。200g単位の量り売りで、好みを言えば好きなタイプに豆をひいてもらえます。
一年中店頭に並んでいて、一番人気なのはマイルドカルディ(496円、税込)。ブラジル豆本来のやさしい甘さを引き出したこだわりのコーヒーは自宅でも試したい一品です。
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コーヒーに続き、ワインも豊富。カルディコーヒーファームでは甘口のワインもたくさん取り揃えているので、女性でも飲みやすく、ワインを楽しむ入り口として入りやすい商品がたくさんあります。
アントニオさんは、こちらのフルーツの果肉たっぷりフルーティーなカクテル、ベリーニ(1625円、税込)がお気に入りだそうです。
「ベリーニはイタリアにいた時に飲んで、すごくおいしかったです。」
店舗おすすめ!リピ買い必至の人気商品
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ここでお店からのおすすめ商品もご紹介。
【画像左上】ブルスケッタザク切りオリーブグリーン(513円、税込)は、バゲットにのせたり、パスタに使ったり、そのままでも料理にも幅広く使える手軽さが人気です。
【右上】オリジナルハリッサ(415円、税込)は、パプリカベースに赤唐辛子と数種のスパイスを加えた調味料、エスニックな風味を加えたいときに便利です。
【下】仙川店のイチオシは、オリジナルさばの水煮(189円、税込)。今年2018年5月に発売された新商品で、大振りの身がたっぷりでボリューム満点。
オリジナル商品から輸入食材、厳選国産食材が豊富なカルディコーヒーファーム!
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「珍しい食材もたくさんあって魅力的ですね。海外にも売っている材料で、いろいろな国の料理が作れるところがいいですね!店内も広くて、すごく清潔感がありますよね」
とアントニオさんも商品の種類の豊富さに魅力を感じていました。
「食材はもちろんですが、今度はコーヒー豆を買ってみたいです」とのこと。
イタリア食材は、現地で売っているものも多く、カルディコーヒーファームなら本場の味をそのまま再現できそうです。つい手に取りたくなる新しい商品が続々登場するのでさっそく近くの店舗に足を運んで、独特なカルディワールドに浸ってみましょう!
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※価格は取材日時点(2018 年8月現在)、店舗によって取り扱いアイテムは商品は異なります。あらかじめご了承ください。
【今回伺った店舗】
-
カルディコーヒーファーム 仙川店
- 住所 東京都調布市仙川町1-49-2 パール仙川 1F
-
最寄駅
京王線「仙川」駅より徒歩2分
- 電話 03-5384-5217
営業時間(年中無休)
10:00-21:00
旅ライター×海外ツアーコンダクター。社会人向け教育コンテンツの企画開発・編集担当として11年従事。プライベートでは学生時代から旅に魅了され、これまで世界約50カ国150都市以上をめぐってきた大の旅好き。世界中、日本中のグルメを味わい、自然を感じ、世界遺産や歴史的建築を見て、温泉めぐりをするのが生きがい。そんな旅好きが高じて、会社員から旅ライター×海外添乗員へと転身。現在は、年間100日以上海外を飛び回りながら、旅ライターとしても活動。旅の楽しさ、日本の魅力、世界の多様な価値観をより多くの人に広めるべく、インバウンドの添乗や旅ライターの取材等で、日本各地を訪れて情報発信をしている。
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※特記以外すべて税込み価格です。
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