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[MOVIE] ロボットレストランに潜入!

[MOVIE] ロボットレストランに潜入!

更新日: 2020/08/27

煌めくネオン、ド派手なコスチュームに身を包んだダンサー、ロボットとのバトル・・・ここは東京の夢の国・・・?!
テーマレストランともよばれるユニークなロボットレストランへGO!

編集部注:
  • ロボットレストランは2020年に閉店しました。現在、同じ場所で新しいショー「サムライ・レストラン」が開催されています。

レストランはこうして生まれた!

レストランはこうして生まれた!

2012年7月、総工費100億円をかけてオープンしたロボットレストランは、名前は「レストラン」だが、いわゆるレストランではなく、エンターテインメントショーを提供するナイトスポットだ。
 当初は日本のビジネスマンをターゲットとしていたが、「日本にしかない」ユニークなレストランとして世界中で人気をよび、いまやお客の大半は外国からの旅行者で子供連れも多いそうだ。

歌舞伎町にロボットの家?!

歌舞伎町にロボットの家?!

ロボットレストランは東京随一の歓楽街である新宿歌舞伎町にある。周辺は大人の街だがロボットレストラン周辺だけは、国や世代を問わず多くの人で賑わう。アクセスはJR新宿駅東口から徒歩5分、丸ノ内線新宿駅B11・B12から徒歩4分と便利な立地だ。
 「ロボット、ロボット、レストラン・・♪」という音楽に誘われ、お店に到着すると入口に鎮座する「ロボコ」という巨大な女の子のロボットがお出迎え。足元にあるベンチに座ればロボットを操縦している気分に。またすぐそばにはボディガードのような小さなロボットもいる。
 チケット購入カウンターは英語表記があるのでご安心を。チケットを購入したら、人ひとり通れるほどの狭いネオンゲートを通りぬけ、煌びやかなエレベータに乗り、ロボットワールドへ・・・。

ゴージャスなラウンジ

ゴージャスなラウンジ

3階のラウンジに到着。エレベーターの扉が開くと、別世界に迷いこんだかのよう。
ラウンジはミラーやカラフルなライト、シャンデリア、ビデオスクリーンで飾られ、何とも煌びやか。ロボットによるギターの生演奏を聴きながら、王座のようなゴージャスなイスに座り、リッチにウェイティングタイムを過ごした。
 ジャミーというロボットがそばにいるドリンクカウンターでは、お土産、ソフトドリンク500円、日本酒500円、ビール600円、メガバーガー1400円などを用意。
(フラワー模様の、キラキラ金色のトイレもぜひチェックを)
 「まもなく開演」と放送があり、甘いポップコーンの香りに包まれるステージのある地下1階へ向かう。ステージが真ん中にありその両脇に客席があること、また客席からステージが近距離であることに驚く。
 開演前には、売り子さんがスナックやドリンクを販売していた。寿司1000円やお弁当など、しっかりごはんを食べたい人は事前に要予約。

「女戦による和太鼓の演奏」

「女戦による和太鼓の演奏」

スナック販売が終わると、会場での注意事項の説明が流れ、いよいよショーの始まりだ。ワイルドな衣装に身を包み太鼓を力強くたたく女性を乗せた3台のフロートがステージを練り歩く。一つ目のショーでは御神輿、ロボット達磨、超巨大な寿司のフロートなど日本の伝統文化をテーマにしておりエレクトリックギター演奏者、三味線を弾く巨大な鬼の饗宴も見ごたえ抜群。
 このショーのストーリーは、「女戦(女性戦士の略)」が、平和や幸せを揺るがすロボットとの戦いだ。女戦や忍者などのダンシングショーなど盛りだくさん。ロボットドラゴンが煙を吐き出す演出の後、レインボーカラーヘアーのダンサーたちが会場を盛り上げた。
 ブレイクタイムに入ったが、私は、「今一体何が起こったのか」混乱してしまうほど、このショーに圧倒され、「消化」するのに時間がかかるほどだったのだ。

「ロボット対戦」

「ロボット対戦」

薄暗い雰囲気の中、ステージと客席を仕切るチェーンが張られ、何か危険なことが起こるのか?と、緊張感がただよう。
 会場にあるスクリーンには、ユニコーン、妖精、マーメイドやゼウスが映し出され、平和だった森が、悪いロボットにより破壊されたというストーリーが語られた。
 すぐに幕が上がったが、叙事詩的で、言葉に表現できるものではなかった。
 女戦のダンスの後、武器となるロボットに乗ったライバルとの戦いが続く、そして、黒い革の衣装に包まれたカーニバルスタイルの犯人が「美しい森を破壊するぞ!」と言い放った後、次幕へ・・・?!

恐竜、猿、マーメイドが悪魔と戦う!

恐竜、猿、マーメイドが悪魔と戦う!

牛に乗ったアニメ風忍者パンダのショー、グリフィン(伝説上の生物)が口から煙を吐いた後、クライマックス。ネオンに装飾された蜘蛛に乗った戦士、鮫に乗ったマーメイド、空飛ぶモンスター猿などが登場し、悪魔のロボット侍との戦いが始まる。
 戦いがクライマックスにさしかかったとき、悪魔は恐竜に食べられ、戦いが終わる。

「ELダンス」&「ロボットパレード」

「ELダンス」&「ロボットパレード」

ステージには入らないようにとアナウンスがあった。「さあ、いよいよ始まります」というアナウンスとともにファイナルステージスタート!
 先のショーとは一転、サーカスのようなポップな雰囲気のEL(Electro-Luminescence)ダンスが始まった。ブレイクタイムの時に観客全員に配られたペンライトの効果で、会場一体が大盛り上がり! 
 フィナーレは巨大なロボットや派手な衣装に身を包んだシンガー、虹色の衣装を着たダンサー、ロボットレストランのマスコットである、ロボコが次々と登場し、会場を盛り上げた。

ぜひロボットレストランへ!

ぜひロボットレストランへ!

入場料は1人8000円、お寿司1000円(要予約)など食事をしながも楽しめる。ショータイムは約75分、1日3~5公演行われているがスケジュール詳細はHPを参照。前売り券もあるので確認を。
 ショーは、大きな音、きらびやかな装飾などもあるため、お子様には耳をケアするためのヘッドフォン(無料)を借りてくださいね。

Written by:
Holly Neslusan
Holly Neslusan

アメリカのマサチューセッツで育ち、新たな冒険と、おいしい緑茶を探しに日本へやってきました。様々なことを追求し、そして書くことを通じて、大都市・東京で私だけの生き方をみつけることができました。

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