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グランドプリンスホテル高輪 | 四季を感じる広大な日本庭園と伝統日本文化体験

グランドプリンスホテル高輪 | 四季を感じる広大な日本庭園と伝統日本文化体験

更新日: 2025/03/28

日本への旅行で求めるものは、日本の伝統美や体験、そして四季の美しさである、と考える人もいるのではないでしょうか。東京都港区に位置する「グランドプリンスホテル高輪」は、アクセスが便利な都心に位置しながらも、広大な日本庭園を持ち、ゲストはホテル滞在中に日本の四季を楽しめます。

旅行ライターとして国内外のホテルを数多く評価してきた筆者が、グランドプリンスホテル高輪で体験できるとっておきの和の文化を紹介します。

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目次
  1. 歴史と伝統を継承する「グランドプリンスホテル高輪」
  2. グランドプリンスホテル高輪のアクセス方法
  3. グランドプリンスホテル高輪のおすすめポイント
  4. グランドプリンスホテル高輪の客室紹介
  5. グランドプリンスホテル高輪のレストラン紹介
  6. グランドプリンスホテル高輪周辺の観光スポット
  7. 日本の魅力を堪能できるホテル

歴史と伝統を継承する「グランドプリンスホテル高輪」

画像提供:グランドプリンスホテル高輪
画像提供:グランドプリンスホテル高輪

国内外に多くのホテルを展開している日本最大級のホテルチェーン「プリンスホテル」。同ホテルは「ザ・プリンス」「グランドプリンスホテル」「プリンスホテル」「プリンス スマート イン」と、4つのカテゴリーに分けられていて、ゆったりとしたスケール感で、上質な時間を過ごせるホテルが「グランドプリンスホテル」に分類されます。

国内にはわずか4ヶ所しか存在せず、グランドプリンスホテル高輪はその中のひとつです。

この場所はかつて皇室・竹田宮家の邸宅地で、敷地内には御用邸(ごようてい)として建設された現 貴賓館(きひんかん)も存在しており、今も結婚式場や宴会場として使用されています。

高輪エリアには他にも「ザ・プリンス さくらタワー東京」「グランドプリンスホテル新高輪」といったホテルがありますが、一番歴史が古く、格式を兼ね備えているのがグランドプリンスホテル高輪なのです。

グランドプリンスホテル高輪のアクセス方法

グランドプリンスホテル高輪のアクセス方法

東海道新幹線や複数の在来線が乗り入れる「品川駅」高輪口から徒歩約5分。羽田空港成田空港へのアクセスも便利な利便性に優れたホテルです。

【主要駅から鉄道利用】
東京駅から
各線「東京駅」からJR山手線「品川駅」まで約6分
JR「品川駅」高輪口から徒歩約5分
新宿駅から
各線「新宿駅」からJR山手線「品川駅」まで約20分
JR「品川駅」高輪口から徒歩約5分
【空港から鉄道利用】
羽田空港から
京浜急行「羽田空港第1・第2ターミナル駅」から「品川駅」まで約11分
JR「品川駅」高輪口から徒歩約5分
成田空港から
成田第1ターミナル」からJR特急成田エクスプレスで「品川駅」まで約63分
JR「品川駅」高輪口から徒歩約5分

成田空港からはホテルまではリムジンバスも運行しています

グランドプリンスホテル高輪のおすすめポイント

訪日観光客のみなさんにおすすめしたい「グランドプリンスホテル高輪」の魅力をまとめました。

無料シャトルバスでアクセスが便利

無料シャトルバスでアクセスが便利

新幹線やJR山手線など複数の在来線が乗り入れているJR品川駅。隣接して羽田空港からのアクセスに便利な京浜急行線の品川駅もあります。

品川駅高輪口からホテルまでは徒歩約5分です。ただし、上り坂となるので荷物が多い場合は、ザ・プリンス さくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪、品川プリンスホテルの4つのホテルを周回する無料シャトルバスを利用すると良いでしょう。

無料シャトルバスは、8:00〜20:00の時間帯で1時間につき3本、21:00の最終便は1時間につき2本が運行しており、20分間隔で各ホテル入り口前の乗り場から発着しています。

詳しい時刻表については、こちらをご参照ください。

品川プリンスホテルは、品川駅高輪口を出て目の前の大きな通りを渡り、ビルの間をまっすぐ進んだ先にあり、駅からは平坦な道を歩いて約2分です。

品川駅以外に、ホテルから徒歩約3分の都営地下鉄浅草線「高輪台駅」も利用できます。都営地下鉄浅草線は、東京で人気の観光地「六本木」や「浅草」に出かけるときにも便利な電車です。

快適な滞在をサポートするサービス

快適な滞在をサポートするサービス

ホテル滞在中はフロントスタッフを中心に、快適に過ごせるようサポートしてくれます。すれ違うスタッフが皆にこやかに微笑みながら挨拶をしてくれるので、とても安心できます。

まずは受付でチェックイン。外国語を話すホテルスタッフは、対応できる言語の国旗のバッジを胸元につけています。

説明を聞いた後はカードキーを受け取り、客室へと向かいます。荷物はベルボーイが客室まで運んでくれます。

伝統的な和とモダンが融合する美しい館内

伝統的な和とモダンが融合する美しい館内

エントランスから一歩足を踏み入れると、そこは和の文様を多く取り入れ、クラシカルな雰囲気ながら現代風にアレンジされた明るい空間が広がります。まっすぐに延びる通路の先には日本庭園が広がり、四季の花木が訪れる人を出迎えてくれます。

ぜひ、360度見渡してみてください。天井は和紙で作られた日本の灯り「提灯(ちょうちん)」のようで、柱や壁には伝統的な美しい文様が使われています。

日本の四季が楽しめる日本庭園

画像提供:グランドプリンスホテル高輪
画像提供:グランドプリンスホテル高輪

ホテルの敷地内には、ザ・プリンスさくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪と3つのホテルに囲まれた、約2万平方メートルもの日本庭園があります。

常緑樹に加え、桜やツツジ、紫陽花、モミジなど四季の花々が庭園を美しく彩り、訪れる人の目を楽しませてくれます。

池では「泳ぐ宝石」と呼ばれている日本の「錦鯉(にしきごい)」にエサをあげることもできます(有料)。

また、庭園内には歴史的建造物もあり、観音堂(かんのんどう)・鐘楼(しょうろう)・山門(さんもん)は「港区指定有形文化財」に指定されています。

鐘楼は毎日17:00(冬季は16:00)より合計10回、ホテルスタッフが実際に鐘をついて時を知らせます。その場で希望するとゲストも鐘をつく体験ができます。

日本文化を体験できるイベント

日本文化を体験できるイベント

夜の庭園には竹あかりが灯り、見る人を魅了する幻想的な美しさが広がります。これは江戸時代、高台にあった高輪エリアで月が出るのを待って拝む「月待ち文化」を、現代風にアレンジした高輪廿六夜(たかなわにじゅうろくや)体験によるもの。都心とは思えない豊かな緑の中に浮かぶ、どこか懐かしさを感じる灯りを見ながら、古き良き日本文化を体験してください。

季節ごとに趣向を凝らした期間限定の竹あかりライトアップも行われています。

皇族ゆかりの建物「貴賓館(きひんかん)」

画像提供:グランドプリンスホテル高輪
画像提供:グランドプリンスホテル高輪

江戸時代には侍が住む武家屋敷(ぶけやしき)が並び、明治時代に入ると皇族や財政界の要人の別荘地として栄えた高輪。竹田宮家の御用邸として建設されたのが、今もホテル敷地内に残る「貴賓館」です。

17〜18世紀初頭の様式を取り入れ、細部まで繊細な細工が施された格式ある建物です。今は結婚式場や宴会場として利用されており、品格の漂う建物は外観だけでも一度見る価値ありです。

グランドプリンスホテル高輪の客室紹介

グランドプリンスホテル高輪には全部で388室あります。そのうち16室は和室で、洋室とは異なるエントランスを有する「高輪 花香路(たかなわ はなこうろ)」という旅館になっています。今回はホテルで人気のお部屋とサービスについて紹介します。

ワンランク上の贅沢なホテルステイ「クラブフロア」

ワンランク上の贅沢なホテルステイ「クラブフロア」

ホテル12Fから15Fはクラブフロア。写真は「クラブデラックスツイン」です。

クラブフロアは備品やバスアメニティもハイグレードなものが揃っています。

クラブフロアの宿泊者は、1Fの「クラブラウンジ 花雅(はなみやび)」とグランドプリンスホテル新高輪の「クラブラウンジ」の2ヶ所を利用できます。

クラブラウンジ 花雅では、和洋ビュッフェの朝食、ティータイム、カクテルタイム、ナイトキャップと、時間帯によって和のフードとドリンクが用意されています。窓際のテーブルからは、日本庭園がよく見えます。

窓から日本庭園を見下ろす「アッパーフロア」

窓から日本庭園を見下ろす「アッパーフロア」

10F・11Fはアッパーフロア。客室タイプにはキングやツインがあります。日本庭園を見下ろすことができる客室もあります。

写真の「デラックスキング」では、日本の伝統色である柿渋色(かきしぶいろ)や、藍色(あいいろ)が随所にあしらわれています。カーペットの模様は窓下に広がる日本庭園を水墨画の技術を用いて表現されています。

使い勝手の良いコンパクトな「スタンダードツイン」

画像提供:グランドプリンスホテル高輪
画像提供:グランドプリンスホテル高輪

3Fから9Fは清潔感のある白で統一された、キングやツインタイプの客室です。各部屋定員は2名ですが、3人で利用できるトリプル対応のツインのお部屋も3Fと4Fにあります。

窓の目の前に桜の花を見ることができるお部屋もあり、春の旅行におすすめです。

快適なホテルライフをサポートする設備とサービス

快適なホテルライフをサポートする設備とサービス

すべての客室でフリーWi-Fiが利用できます。

Wi-Fiの接続方法や、そのほか困ったことは24時間体制で対応してくれます。客室内の電話にある「プリンスワン」ボタンを押すと、ホテルスタッフに繋がります。

マルチ充電器も各部屋の引き出しに用意されています。部屋着はサラリとした肌ざわりのロングシャツタイプで、「起こさないでください」などのメッセージはボタンを押すとドア横に表示されます。

快適な滞在をサポートする細かい配慮がうれしいですね。

ホテルの中にある旅館「高輪 花香路(たかなわ はなこうろ)」

ホテルの中にある旅館「高輪 花香路(たかなわ はなこうろ)」

ホテル内に設けられた旅館である高輪 花香路(たかなわ はなこうろ)は、16室の和室を持つ旅館です。畳のお部屋には障子や襖といった伝統的な日本建築の空間が広がり、ホテルスタッフによる「おもてなし」を通して、気軽に日本の文化に触れられます。

写真の「花香路スイート」は、畳に布団を敷いて4名まで利用可能です。

客室のお風呂もひのき風呂をイメージしています。部屋着として浴衣と草履(ぞうり)が用意されており、草履はお土産として持ち帰れます。

高輪 花香路専用の「ラウンジ 桜彩(おうさい)」では、自分で抹茶の原料となる「碾茶(てんちゃ)」の葉を石臼で挽いて作った抹茶をかけて仕上げるスイーツや、日本酒のテイスティングなどが海外の方に喜ばれています。

その他、ザ・プリンス さくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪のラウンジも利用でき、4つのラウンジホッピングを楽しめます。

有料でボディトリートメントが受けられる高輪 花香路宿泊者専用の「SPA たゆた」もフロア内にあります。

また、隣接するザ・プリンス さくらタワー東京にあるサウナ&ブロアバス付きのフィットネスジムを無料で利用できます。

グランドプリンスホテル高輪のレストラン紹介

ここからは、ホテルに泊まったらぜひ訪れたい、とっておきのレストラン情報を紹介します。

江戸時代から愛されてきた天ぷら料理の「天婦羅 若竹」

江戸時代から愛されてきた天ぷら料理の「天婦羅 若竹」

海外からのお客様に人気の「天ぷら」が食べられるお店。衣のサクサクした食感とこだわりのブレンドの油の香りが評判です。季節の食材を使用しているので、四季折々の味が楽しめるのも人気の理由です。

おすすめは、お刺身や一品料理も一緒に楽しめる15,000円(サービス料別途)の「下鴨」コースです。

その日の食材を見せながらの説明からはじまり、その後、目の前で調理して天ぷらを揚げていきます。食材の大きさ、その日の気温や季節により揚げる時間を見極め、食材の風味を最大限に引き出すのは、まさに職人技。

苦手なものや食べられないものがある場合は、最初に伝えると他の食材に変えてもらえるので安心です。

揚げたての天ぷらは、一品ずつ皿に盛りつけられ、まるで芸術作品のようです。特にワカサギは、泳いでいる状態がそのまま天ぷらになっているかのような美しさ。

天つゆ、もしくは塩でいただくのですが、食材ごとに一番旨味を引き出す食べ方を教えてもらえるので、初めてでもおいしく味わえます。

魚のキスやアナゴは、骨をそのまま油で揚げて骨せんべいとして提供。海外からのお客様は、恐る恐る口に運び、その食感とおいしさに驚いていました。

目の前で食材を豪快に焼き上げる「鉄板焼 桂(かつら)」

目の前で食材を豪快に焼き上げる「鉄板焼 桂(かつら)」

もう1軒、訪日観光客に人気なのが「鉄板焼 桂(かつら)」です。こちらも目の前の鉄板で和牛をステーキにするパフォーマンスが人気です。見て楽しく、お肉の焼ける香りが鼻から胃を刺激し、五感で楽しめます。

画像提供:グランドプリンスホテル高輪
画像提供:グランドプリンスホテル高輪

天ぷら鉄板焼きのように目の前で調理してくれるレストランは海外にもありますが、日本では特に人気です。席が空いていれば予約なしでも利用できますが、特に遅い時間は混みあいますので、予約しておくと安心です。

ビュッフェスタイルのモーニング「グランカフェ パティオ」

ビュッフェスタイルのモーニング「グランカフェ パティオ」

朝食は大きな窓から朝の日差しが差し込むレストランで、ビュッフェ形式で料理が提供されます。爽やかな庭園の緑は、ここが都心だということを忘れさせてくれます。

メニューは洋食が中心。ライブキッチンで作るオムレツなどの卵料理は特に人気です。

画像提供:グランドプリンスホテル高輪
画像提供:グランドプリンスホテル高輪

おすすめはグランドプリンスホテル高輪のメインダイニング「フランス料理 ル・トリアノン」初代シェフが考案したプリンスホテルオリジナルカレー。日本のカレーは独自の進化を遂げており、もはや世界に通じる日本食となっています。

ライブキッチンで作ってもらったオムレツやソーセージ、温野菜をトッピングして、自分だけのカレーを楽しみましょう。

焼き魚や玉子焼き、煮物など和食の用意もあるので、日本の朝ご飯にもチャレンジしてみてください。

日本庭園を眺めながら楽しむ和のラウンジ「ラウンジ 光明(こうみょう)」

日本庭園を眺めながら楽しむ和のラウンジ「ラウンジ 光明(こうみょう)」

日本庭園に面した和のラウンジ。天井が高く開放感があり、心地よいソファやクッションでゆったりとくつろげます。

日本庭園四季をイメージしたオリジナルハーブティーやドリンク、カクテルなど楽しめるほか、ブランチから夕方の軽食まで、さまざまなシーンで利用できます。

グランドプリンスホテル高輪周辺の観光スポット

滞在中は周辺観光も楽しみたいですよね。ここでは、ホテルから散歩がてら遊びに行けるおすすめの観光スポットを紹介します。

まるでパブリックアートのような「高輪消防署 二本榎出張所」

まるでパブリックアートのような「高輪消防署 二本榎出張所」

ホテルから徒歩約9分。まるで灯台のようなレトロな建物は1933年に建てられた現役の消防署です。アールヌーボー風のガス燈は当時のまま。館内は無料で見学できます。

3Fの講堂では日本の消防の歴史を知ることができます。布に糸で模様を刺し縫いする日本の伝統手芸「刺し子」でできた大正時代の消防服は一見価値あり。1Fには日本の消防車第一号が展示されています。

日本の歴史に興味がある人におすすめ「泉岳寺(せんがくじ)」

何度もドラマや映画になった日本人に大人気の物語「忠臣蔵(ちゅうしんぐら)」。江戸時代に実際にあった史実に基づいた話で、中心となった47人の侍「赤穂浪士(あこうろうし)」のお墓があるのが泉岳寺です。記念館ではゆかりの品も展示されています。ホテルからは徒歩約15分。

光と音のショーが楽しめる水族館「マクセル アクアパーク品川」

画像提供:Klook
画像提供:Klook

ホテルから徒歩約2分。品川プリンスホテルの中にある「マクセル アクアパーク品川」は、デジタルテクノロジーを駆使した水族館。ライトアップした水槽や光と音とともに行われるドルフィンパフォーマンスなど、東京の最先端エンターテインメントが楽しめます。

日本の魅力を堪能できるホテル

朝起きてカーテンを開けたとき、食事をしているとき、お茶を楽しんでいるとき、視線の先には常に豊かな緑と花々が広がり、心和らぐ風景にここが都心だということを忘れてしまいそうになります。

日本の伝統美や四季折々の美しい景色を楽しみ、日本文化も体験できるホテル。グランドプリンスホテル高輪でなら、贅沢なひとときを過ごせるでしょう。
ぜひホテルに滞在して日本の魅力を存分に堪能してください。

※この情報は2025年3月の記事執筆時のものです。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。

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