
オープン以来、日本人のみならず海外の方々からも大好評のデジタルアートのミュージアム「チームラボボーダレス」。そんなチームラボボーダレスは、施設面積10,000㎡と広く、大きな5つの世界に分かれており、約60もの作品、さらには案内図も順路もないなど、初めての人にとっては未知数なことばかり!
注目施設だから行ってみたい気持ちはあるけど、楽しみ方がわからない…という人もいるかもしれません。そこで、初めて行く人でも満喫できるように、事前に知っておくと役立つ10か条をご紹介します!
チームラボボーダレスとは?
チームラボボーダレスとは、アート集団「チームラボ」が手掛けた新感覚のデジタルアートのミュージアムです。2018年6月にお台場パレットタウン内にオープンしました。
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表現されているのはボーダーレス、つまり境界のない世界。作品一つひとつの境目があいまいで、作品と作品とが影響し合って別の新しい作品になったり、自分が作品の一部として入り込んでしまうなど、新しいアートを作り出しています。案内図も順路もなく、館内で作品と一緒に写真が撮れるなど、一般的なアート作品、美術館の概念を超えた楽しみ方ができる空間なのです。
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今まで見たことのないような美しく幻想的な光景を来場した多くの人がSNSで投稿し、連日多くの人で大盛況。海外の著名人や有名アーティトも来場するなど、今、世界中から注目されています。
その1:大人気のチームラボボーダレス、チケットは事前予約がオススメ!

連日人気のチームラボボーダレス。現地で購入できる当日券もありますが、早々に売り切れたり、前売り券が完売している場合は販売されません。そのため確実に行くには、事前のチケット購入が大事。前売りチケットは、オフィシャルサイト(スマホによるeチケット)か各種チケットサイト、プレイガイド(ローソンチケット、セブンチケット、イープラス)で購入できます。
その2:ロッカーを利用して、なるべく軽装で楽しもう!

ミュージアム内は広くて暗いので、できるだけ身軽に行くのがおすすめ!手荷物は、入り口横のロッカーを利用しましょう。数はかなりあるので安心。
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使用時に入れた100円は返却時に戻ってくるタイプなので、実質無料で利用できます。館内のカフェを利用する際には別途料金がかかるので、必要な小銭は手元に少し用意していきましょう。
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また、ベビーカー、スーツケースは専用の置き場があり、ダイヤル式のキーチェーンも完備!大きな荷物をもった旅行者や、お子さん連れでも荷物の心配なく楽しめます。
その3:おすすめの服装や、持っていくといい持ち物は?
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館内をさまようことこそ、チームラボボーダレスの醍醐味。つまり、歩き回るので、服装は動きやすいパンツスタイルで。存分に楽しむにはパンツスタイルがおすすめです。また、靴はスニーカーなどのフラットシューズがベスト。
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ヒールだと疲れてしまううえ、「チームラボアスレチックス:運動の森」は、入ることができません。
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万が一、ヒールで来てしまった場合には、運動の森に入る前に無料のレンタルシューズがあるので、そちらを利用してください。
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さらにもう一つ、より楽しめる上級テクニックとしては白い服もおすすめ!
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自分の服がキャンバスのように作品が投影されるので、より一体感のあるアートが生み出せます。
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こうした白い光が多い作品では、逆にビビットなグリーンやピンクといったカラフルな服も映えるので◎。服の色は、お好みのイメージにあわせて選んでみてください。
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チームラボボーダレスは、写真撮影も大きな楽しみのひとつ。そのため、カメラやスマートフォンは必須です。館内は、動画、写真の撮影がOK。ただし、フラッシュや照明の使用はNG、セルフィースティック(自撮り棒)や三脚の持ち込みはできません。入ってみたら電池残量がない!なんてことがないように、事前の充電も忘れずに。
その4:言葉も国籍もボーダレス!インバウンド対応もあるので安心!
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来場する約4割は外国の方。注意事項も日本語、英語、韓国語、中国語に対応しています。中に入ってしまったら、そこはもう言葉はいらないすべてボーダレスな空間。すべての境界を取り払って、思う存分楽しんでください。
その5:ここだけは押さえておきたい!人気の撮影&体験スポット!
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チームラボボーダレスは、「Borderless World」、「運動の森」、「学ぶ!未来の遊園地」、「ランプの森」、「EN TEA HOUSE 幻花亭」の大きく5つの空間に分かれています。どれも想像を超えて楽しめる作品ばかりですが、来場した人たちに特に人気の撮影&体験スポットを、厳選して紹介します。
<人々のための岩に憑依する滝>
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滝の流れの変化で「自分が作品に入り込む」という感覚がわかりやすいこの作品。さらに花の森から続く花々も咲き渡り、ダイナミックな美しい写真が撮影できるポイントです。
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<呼応するランプの森>
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SNSにアップされている写真を見て、「この空間に足を踏み入れてみたい!」という人も多いのではないでしょうか?
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どこからどこが床や壁などの境界なのかがわからなくなってしまうような不思議な感覚に陥ります。たくさんのランプにぶつからないように、気をつけてくださいね。
<運動の森>
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運動の森は、特に子どもに人気。クライミングをしたりジャンプをしたり、身体を使って作品と一体感を感じられる空間。大人でも童心に返ってはしゃいでしまうこと間違いなしです。
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ボルダリングやトランポリンなど立体的な作品が満載なので、躍動感ある写真や動画が撮影できます。
その6:上手に撮影するにはどうしたらいい?知っておくと役立つ撮影テクニック!

チームラボボーダレスの作品はすべて撮影OK。時間や人で作品が変化するため同じものは二つとなく、瞬間を切り取った写真はそれだけで最高の一枚ですが、よりいい写真を撮るためのコツをいくつかご紹介します。
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作品の動きをうまく利用して、人物に光を当ててみましょう。ちょうど白い波が顔に来るように立ってみるとよく写ります。さらに、白い服だと映像がさらに映えますね!
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顔に光が当たるように立ってみると、フェイスペインティングのような写真も撮れます。
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光をスクリーンのように利用して、かっこいいシルエット写真というのもおすすめです。こういう時は、身体を大きく使ったポーズをとってみましょう!
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真下からレンズを向けてみると、光のラインがきれいに浮き出るアーティスティックな一枚も。
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光の動きが速い作品では、動画や連写で撮影すれば、目では追いきれない瞬間も切り取れるので◎。
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できるだけ床にレンズを近づけた下からのアングルがおすすめです。
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自分が写らないように、できるだけ斜めからのアングルを狙うのもコツです。
その7:子供たちに大人気!お絵かき水族館では自分の絵が泳ぐ!
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老若男女関係なく楽しめるのが、チームラボボーダレス。「お絵かき水族館」は子どもにも大人気の作品です。自分の描いた絵をスキャンすると、自分の目の前の水族館で泳ぎだすというもの。さらに周りの人が描いた魚たちも泳ぎ、刻一刻と見える景色が変わっていきます。泳いでいる魚に触れてみるとサーッと逃げ出したり、エサ袋に触ると魚にエサをあげられるなど、その動きは本物さながらです。
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あらかじめ、どんなものを書いてみたいのかイメージを膨らませて行くもよし、実際の作品を見たその場でひらめいたものを描いてみるのもまたいいですね。
その8:ミュージアム内は暗い?迷子になる?ミュージアム内で気をつけたいこと!
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チームラボボーダレスには、作品紹介のパンフレットや順路、館内図などはありません。それは、自由にさまよって楽しんでもらいたいから!迷ってこその空間なのです。館内全体は薄暗く、途中に階段があったり、暗闇の中で動き回ることもあるので、足元には十分注意して遊びましょう。
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一度はぐれてしまうと、合流するのがかなり難しくなってしまうので、できるだけ少人数で、かつはぐれないように家族やグループは一緒に進むこと。それでも、作品に吸い込まれて我を忘れてしまったり、写真に夢中になっているといつの間にか同行者を見失ってしまうことがあるかもしれません。そんなときのために、あらかじめ「いざというときの合流場所」を決めておくといいでしょう。
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もっともわかりやすくおすすめなのは、最初の作品である「花と人の森、埋もれ失いそして生まれる」からまっすぐ進み、大きくひらけている作品「人々のための岩に憑依する滝」。
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ここであれば、比較的明るく、わかりやすいのでいいかもしれません。
その9:アプリを使えば数倍楽しめる!事前にアプリをダウンロードしていこう!
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作品の中には、アプリと連動して楽しめるものがあります。来場前に、「teamLab Exhibition App(チームラボ エキシビション アプリ)」をダウンロードしておくことをおすすめします。Android版、iOS版いずれもあります。
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このアプリで参加できる作品が「Wander through the Crystal World」。
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あらかじめBluetoothと位置情報をONにし、アプリ内の「Wander through the Crystal World」をタップ。スタートさせると、象形文字が並んでいます。好きな文字を選んで上部にスワイプさせると、空間内の光の動きや色、音が変化していきます。どんな瞬間が見られるのか、ぜひ実際に使って試してみてください。
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まるで空間が無限に広がっているかのようです。つい見とれてしまって、光源にうっかり触れたり中にはいったりしないようにご注意くださいね。
その10:作品に境界はなく、すべてがオリジナルの連続!「自分なりの発見を探す」が楽しむコツ!
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チームラボボーダレスの作品は、空間にいる人、時期や時間、タイミングによって見られるものは常に変化しているので、すべてがその瞬間しか出会えないものばかり。何度行っても、その都度、新しい発見があります。
目的の作品を目当てに探し回ったり、空間を飛び越えていく作品を追いかけるように進んでいったり、偶然の出会える作品を楽しみにさまよったり、楽しみ方も無限。見たいもの、触れたいもの、感じたいこと、すべて自分の感覚に身を任せてめぐってみるのが一番です。
絶対に見逃せないチームラボボーダレス、その目で確かめに行ってみよう!

「気づけば数時間過ぎていた!」という人もいるほど見どころだらけで、一度のみならず何度でも、そして東京滞在が短い観光客の方でも、絶対に一度は行っておきたいスポット。前売りチケットがあっても午前中だと入場までに行列必須ですが、夕方近くにはスムーズに入れることもあります。想像を超えたチームラボボーダレスの世界、今すぐ確かめに行ってみよう!
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森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
- 住所 東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン
【電話】
代表:03-6368-4292 (10:00-18:00)
【営業時間】
平日/10:00-19:00
土日祝/10:00-21:00
【休館日】
第2・第4火曜日
※但し、営業時間・休館日は、シーズンによって異なります。
詳しくは公式HP(https://borderless.teamLab.art/jp#information)
をご確認ください。
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