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ホッピー片手に昭和懐メロ、星野リゾートが手掛ける下町の無料DJナイト

ホッピー片手に昭和懐メロ、星野リゾートが手掛ける下町の無料DJナイト

公開日: 2019/12/19

昭和80年代の懐メロを聴きながら、ホッピーを片手に旅行者や街の人々との交流を楽しむ――。そんなイベントが毎週金曜の夜、東京・大塚にある「星野リゾート OMO5 東京大塚」で開催されています。

宿泊者でなくても、参加OK(入場無料)。ノンアルコールカクテルもあるので、お酒が飲めなくても楽しめる。音楽を流してくれるDJは、なんと星野リゾートのホテルスタッフ。2019年12月に始まったイベント「オーツカ下町DJナイト」は、昭和レトロな大塚の街ならではのカルチャーを体験できる面白い試みです。

旅のテンションを上げる、星野リゾートの都市型ホテル「OMO5 東京大塚」

星野リゾートといえば、日本を代表するホテルグループ。ラグジュアリーホテルブランド「星のや」をはじめ、高級感あるホテル温泉旅館などを運営しています。

「星野リゾート」は日本人なら、泊まったことはなくても、ほとんどがその名を知っています。どちらかというと「リッチ」で「ラグジュアリー」なイメージ
「星野リゾート」は日本人なら、泊まったことはなくても、ほとんどがその名を知っています。どちらかというと「リッチ」で「ラグジュアリー」なイメージ

「OMO(おも)」は、そんな星野リゾートが2018年春から展開している「星のや」「リゾナーレ」「界」に続く第4のホテルブランドです。「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」をコンセプトに、現在は北海道の「OMO7 旭川」と東京の「OMO5 東京大塚」が営業中。2022年4月には「OMO7 大阪新今宮」(大阪府・浪速区)、2023年春には山口県・下関市に「OMO 下関(仮称)」を開業予定です。

毎週金曜日21時~スタート!「オーツカ下町DJナイト」

ホテルスタッフがDJに。星野リゾートではこのイベントのために2019年9月からDJ育成プログラムを行っていたそう
ホテルスタッフがDJに。星野リゾートではこのイベントのために2019年9月からDJ育成プログラムを行っていたそう

「オーツカ下町DJナイト」の会場は、「OMO5 東京大塚」4階にある「OMOベース」。毎週金曜21:00~23:00に、入場無料で誰でも参加できます。

注目は、中央のDJブースで行われるラウンジイベント。OMOスタッフがDJに変身し、80年代に流行ったシティポップからムーディーな歌謡曲などを中心としたユニークな選曲で、ゲストを盛り上げます。

カラフルな看板やネオンサイン、アナログレコードを使った館内の装飾にも注目。どこか温かみがある昭和歌謡曲などのレコードのジャケットが、昭和の下町を想起させる雰囲気です
カラフルな看板やネオンサイン、アナログレコードを使った館内の装飾にも注目。どこか温かみがある昭和歌謡曲などのレコードのジャケットが、昭和の下町を想起させる雰囲気です

会場のすぐ隣にある「OMOカフェ」は、この時間帯「ホッピー酒場」へと様変わり。音楽のお供に楽しめる、下町らしいホッピーを使ったオリジナルカクテルを提供しています。大塚のシンボル、都電荒川線の名を冠した「都電ウィスキー」と黒ホッピ-を使った大人向けカクテル「ウィスピー」 700円(税込)のほか、ノンアルコールも2種類用意。

コーヒーとミルクで割った「ホピラテ」 600円(税込)、オレンジジュースで割った「オレンジホッピー」 600円(税込)は意外だけど飲みやすい組み合わせで、ホッピーに馴染みがない人でも下町の雰囲気が楽しめます。

左から「ウィスピー」「オレンジホッピー」「ホピラテ」
左から「ウィスピー」「オレンジホッピー」「ホピラテ」

イベント会場では来年以降、アナログレコードの販売を予定しているそうです。日本のシティポップや昭和歌謡が好きな人は、自分用やお土産に買っていくのも良さそうです。

12月25日までクリスマス限定イベントも開催中!

「OMO5 東京大塚」ではさらに、12月25日までの期間限定で「ダンボールクリスマス」を開催中。ダンボールアーティスト 島津冬樹さんが監修した世界に一つだけのクリスマスオーナメント作りが無料で楽しめます。さらに、同じくダンボールで作られた高さ2mの「ダンボールクリスマスツリー」や、トナカイや雪の結晶、星などをモチーフにしたオーナメントも、クリスマス気分を盛り上げてくれます。

なぜダンボールなのかというと……下町の雰囲気が残る大塚は、今も商店街が7つもある街。個人店も多く、扱うダンボールも個性的なものが多いのだそう。クリスマスには一見結びつかないけれども、身近な素材であるダンボールを使った「OMO5 東京大塚」らしいユニークなクリスマスイベントというわけです。

「クリスマスオーナメント作り」は無料で誰でも参加OK。サンタクロース・トナカイ・雪の結晶・都電の4種類から形を選んだら、プレス機で型抜きをし、リボンやマスキングテープでデコレーションをします。フルーツショップや輸入食品店などから集めた大塚の街のダンボールを使って、世界に一つだけのクリスマスオーナメントが作れます
「クリスマスオーナメント作り」は無料で誰でも参加OK。サンタクロース・トナカイ・雪の結晶・都電の4種類から形を選んだら、プレス機で型抜きをし、リボンやマスキングテープでデコレーションをします。フルーツショップや輸入食品店などから集めた大塚の街のダンボールを使って、世界に一つだけのクリスマスオーナメントが作れます

OMOベースへ向かうフロアには、ダンボールアーティスト 島津冬樹さんが世界中から集めた貴重な!? ダンボールの数々が展示されています。

「世界一貴重な段ボール」
「世界一貴重な段ボール」

「泊まる」だけじゃない、楽しい都市型ホテル

23区内有数のディープな街、大塚で始まった「オーツカ下町DJナイト」。金曜の夜は昭和レトロな懐メロとドリンクが楽しめ、またクリスマスまではダンボールを使ったユニークな催しにも参加できます。

「OMO5 東京大塚」ではホテルスタッフが「OMOレンジャー」と呼ばれる案内役になり、大塚の街を案内してくれるガイドツアーを提供しています。グルメやお酒、カルチャーなど、大塚の街を楽しめるテーマがたくさんあり、初めての人はもちろん、大塚に来たことがある人でも良い意味で街のイメージが変わる体験ができると好評です。

なお、「OMO5 東京大塚」の宿泊料金は2名1室利用時6500円~(1名あたり、税・サービス料別)と、1人1万円以内で宿泊できる価格設定。国内の旅行者はもちろん、2020年の東京オリンピックで日本を訪れる外国人旅行者にとっても宿泊先の候補に魅力的なホテルとなりそうです。

Written by:

上口翔子

上口翔子

LIVE JAPAN編集部 日本語東京エリアの編集担当。IT系Webメディアの編集記者や地元の富士山エリアで事業を展開する企業の広報宣伝業務を経て、2016年ぐるなび入社。趣味は富士山の撮影と「ぬい撮り」。

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