日本旅行中は、朝から晩まで観光を楽しみたいですよね。しかしその一方で、実は多くの旅行者が体調を崩しているのをご存じでしょうか。実際、ひと月あたり訪日外国人の約4%（およそ15万人）が滞在中に体調不良を経験しているというデータもあります（*1）。
最も多い症状は風邪や熱で、次いでアレルギー、腹痛・下痢と続きます。これらは誰にでも起こりうる身近な症状で、「健康には自信がある」という人でも、旅先では環境や食事、気候の変化などが重なり、体調を崩すケースが少なくありません。軽症だからと我慢を続けてしまうと、症状が悪化してしまうことも。万が一に備えて、体調不良の際の対応を知っておくことはとても大切です。
とはいえ、いざ実際に病院に行こうと思っても、言語の壁や手続きの不安が大きなハードルになるのが現実。そんな時に頼りになるのが、オンライン診察サービス「HOTEL de DOCTOR 24」です。

*1：令和5年度 「訪日外国人旅行者の医療に関する実態調査」（国土交通省）

「HOTEL de DOCTOR 24」は、24時間対応の医療通訳付きオンライン診療サービス。日本語が話せなくても、安心して診療を受けられるのが大きな特徴です。スマートフォンやPCを使って予約から診療まですべてオンラインで完結でき、ホテルなどのプライベート空間で診察を受けられます。

この サービスを運営するのは日本の医師の9割以上が登録する医療情報サイト「m3.com」を運営するエムスリー株式会社のグループ会社、エムスリーキャリア株式会社です。医師や看護師、薬剤師など医療関係者との広いネットワークを持っているため、安定した運営基盤を構築しています。

さらに、HOTEL de DOCTOR 24はホテルとの提携も進めています。現在、サービスを導入しているホテルは約170施設 にのぼり、24時間医療通訳付きオンライン診察ではNo.1の規模を誇ります（エムスリーキャリア株式会社調べ）

ここからは、「HOTEL de DOCTOR 24」が選ばれる理由と、その特徴や強みについて紹介します。

登録希望医師は現在3,000人以上おり、常時100～200人が診察できる体制を整えています。登録する医師の約9割が外国人患者の診療経験を持ち、6割は英語での対応が可能です。訪日外国人が抱えるよくある症状にも慣れており、的確な診療を受けられます。

夜間や早朝、休日など、病院が閉まっている時間帯にも診察が可能です。特に需要が多いのは夜間や早朝ですが、24時間いつでも診療を受けられるので、急な体調不良でも心強い味方になります。

HOTEL de DOCTOR 24では、医師や看護師との診察時に専門知識を持った医療通訳が同席し、22言語に対応しています。痛みや症状のニュアンスを正確に伝えられるので、言語の壁を感じることはありません。

日本では多くのクリニックが予約制で、長い待ち時間がかかることもありますが、HOTEL de DOCTOR 24なら医師、看護師、医療通訳と即時マッチングですぐに診察を受けられます。

日本国内であれば、ホテルの部屋はもちろん、知人宅や会議室など、個室として使える場所があれば利用できます。過去にはクルーズ船内から利用した事例もあり、必ずしもホテルに宿泊している必要はありません。ただし、安定した通信環境が必要です。

オンライン診察は、移動や待機時間が不要です。フロントに協力を求める必要もなく、完全プライベートな空間でストレスなく診察を受けられます。

診察後、必要があれば処方箋を発行してもらえます。受け取りは近隣の指定薬局で行え、診察内容は看護師から薬局に共有されるため、薬局では処方箋の写しとパスポートを提示するだけで薬剤師が対応します。※別途薬代は必要です

日本の病院では、診察や検査が終わるまで正確な費用がわからないことが多いですが、HOTEL de DOCTOR 24は一人一律55,000円（薬代別）と明朗会計。追加費用の心配がなく利用できます。※薬代は含まれておりません

診療明細書を発行してもらえるので、旅行保険の申請もスムーズに行えます。予期せぬ出費の不安も軽減できます。

HOTEL de DOCTOR 24の利用は、シンプルな3ステップで完了します。

まずは公式サイトにアクセスし、症状と希望する診察時間を選んで登録を行います。その後、支払い画面に進むので、クレジットカード情報を入力して決済を完了します。

スマートフォンやPCにZoomをダウンロードしてオンライン診察を受けます。Zoomのアカウント登録は不要です。最初に看護師と相談を行い、その後に医師の診察へ進みます。看護師との相談の段階から医療通訳が同席するので、言語の心配はありません。

診察終了後、診療明細書が登録したメールアドレスにPDFで送付されます。必要に応じて処方箋も送られるので、指定薬局で薬を受け取ります。

サービスを利用するには以下が必要です。

・スマートフォン、タブレット、PCなどカメラ機能搭載の通信機器（Zoomのダウンロード可能）
・安定したインターネット環境
・パスポート
・クレジットカード

HOTEL de DOCTOR 24は、24時間オンライン診察が受けられる心強いサービスです。では、実際にどんな相談や症状に対応してもらえるのでしょうか。ここでは代表的な利用例を紹介します。

●風邪、発熱、腹痛などの内科的な症状
●湿疹やかゆみなどの皮膚症状
●常備薬が足りなくなってしまったとき
●夜間や早朝に体調を崩してしまったとき
●急な体調不良でフライトを変更する際に診断書が必要なとき
●日本の病院で受けた診断内容に不安がある場合のセカンドオピニオン
●体調は悪いけれど、どの科に罹ればいいかわからないとき

なお、けいれんや意識消失、吐血、骨折などの重症や外傷の場合は、すぐに医療機関を受診するか、ホテルのフロントデスクに相談してください。

ここでは、HOTEL de DOCTOR 24をよりスムーズに利用するために知っておきたい、よくある質問とその回答をまとめました。

・基本料金はいくらですか？
1回の利用につき一律55,000円です。この料金には、システム利用料、診察料、医療通訳費用、そして必要に応じた処方箋や診断書の発行費用が含まれています。ただし、薬代は含まれていません。

・保険の適用はされますか？
診療後に保険申請に必要な診療明細書を発行してもらえます。加入している保険（クレジットカード付帯保険や海外旅行保険など）によって適用ルールは異なるため、詳細は各保険会社へ問い合わせが必要です。一般的には、海外旅行保険で治療費や薬代が補償される場合があります。

・薬代は含まれますか？
薬代はサービス料金には含まれておらず、処方される薬の種類や量によって費用が変わります。薬局での支払いが必要です。

・何言語に対応していますか？
22言語に対応した医療通訳が同席するため、言葉の壁を気にせず診察が受けられます。対応言語は英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、タイ語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ネパール語、ベトナム語、タガログ語、インドネシア語、マレー語、クメール語、ミャンマー語、モンゴル語、シンハラ語、ヒンディー語、ベンガル語、ウルドゥー語などです。また、予約サイトは10言語に対応しています。

・年齢制限はありますか？
6歳以上の方が利用対象です。

・キャンセル料金はかかりますか？
支払い後にキャンセルする場合は、利用料金相当額がキャンセル料として発生します。

・家族全員が体調不良の場合、一つのアカウントで全員診てもらえますか？
診療明細書は一人ひとりのアカウントに紐づいて発行されるため、一つのアカウントで複数人を同時に診察することはできません。受診希望者ごとにアカウントを作成する必要があります。

HOTEL de DOCTOR 24は、日本での滞在を医療面からしっかりとサポートしてくれる心強い存在です。登録は日本国外からでも可能なので、万が一の事態に備えて事前に登録だけ済ませておくと、いざというときに診察までスムーズに。日本旅行をより快適に楽しむために、渡航前にダウンロードして登録しておくと安心です！