HOME 東京・東京周辺 東京 銀座 日本の伝統色や着物の質感を機械式腕時計で再現! 「プレザージュ」新作の感動ポイント
日本の伝統色や着物の質感を機械式腕時計で再現!
「プレザージュ」新作の感動ポイント

日本の伝統色や着物の質感を機械式腕時計で再現!
「プレザージュ」新作の感動ポイント

公開日: 2024/06/21

日本を代表する腕時計ブランドのセイコーウオッチ。2024年は、【SEIKO】の名を冠した腕時計を発売して100周年を迎えます。記念すべきこの年に、日本の美意識を発信するブランド「プレザージュ」から、日本の美をしなやかに纏った「クラシックシリーズ」が登場。日本文化や伝統、高度な技術を随所に感じさせる本シリーズの魅力を紹介します。

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数々の「世界初」を生み出し続けるセイコーウオッチ

数々の「世界初」を生み出し続けるセイコーウオッチ

1881年、服部時計店として創業したセイコーウオッチ。創業以来、「常に時代の一歩先を行く」という創業者・服部金太郎の信条を貫き、数々の世界初の製品を世に送り届けています。1913年に国産初となる腕時計「ローレル」を完成させ、設計技術の向上や、工作機械開発が飛躍的に進みました。

その後も、1969年に世界初のクオーツ腕時計「クオーツ アストロン」、2012年に世界初GPSソーラーウオッチ「セイコー アストロン」など、革新的なテクノロジーと職人技術による腕時計を次々と発売し、世界中から評価されています。

ちなみに、銀座のシンボルである時計塔(セイコーハウス銀座)も、セイコーが竣工しています。

日本の美意識を発信するウオッチブランド「プレザージュ」とは

日本の美意識を発信するウオッチブランド「プレザージュ」とは

「プレザージュ」は、日本の“美意識”を腕時計に乗せて発信するセイコーウオッチのブランドのひとつです。今回は、「プレザージュ」の商品企画担当者である小林さんに、ブランドの魅力や新作についてお話を聞きました。

「日本人は昔から、日常で使う道具に、実用性を重視しつつ遊び心のある装飾を加えることに長けていました。『プレザージュ』も、時間の分かりやすさといった実用性を大切にしながら、ダイヤルやブレスレットなどに日本のものづくりらしい遊び心のある装飾をエッセンスとして取り入れています」(小林さん・以下同)

“日本のものづくりらしさ”でいえば、セイコーはマニュファクチュールであることも注目すべきポイントです。

「マニュファクチュールとは、腕時計の主要部品を自社内で一貫して生産できる体制を持つメーカーのことで、速度を調整する『ひげぜんまい』までも自社生産しているのは世界で数社といわれています。開発から発売まで、自社内で高い基準を設けて評価し、スピード感のある生産ができるのはマニュファクチュールだからこそ。真摯に腕時計と向き合い、良い製品を生み出す日本の職人のこだわりが、『プレザージュ』からも感じられるに違いありません」

「プレザージュ」のムーブメントのポイント

「プレザージュ」のムーブメントのポイント

マニュファクチュールであり、「常に時代の一歩先を行く」セイコーならではの技術力が、「プレザージュ」のムーブメントにも表れています。中でも特筆すべきは、機械式腕時計を使いやすく安定した精度で日常的に愛用するために、セイコーが独自開発した技術「TRIMATIC(トライマチック)」です。

「耐衝撃性を向上させ、高い安定性を保つことができる耐震構造『ダイヤショック』、腕の動きを動力源として無駄なくぜんまいを巻き上げる自動巻機構の基幹部品『マジックレバー』、セイコー独自の合金素材『スプロン(Spron)』の3つをまとめて、『TRIMATIC』と名付けられています」

「中でも『スプロン(Spron)』は、『きれない、さびない、疲労しない』を目指して作られた合金素材のため、機械式腕時計にとって重要な『常に一定の正しい精度を出し続ける』ことを担保しています。『ダイヤショック』『マジックレバー』『スプロン(Spron)』それぞれが、『プレザージュ』を長くご愛用頂ける重要な役割を果たしています。」

「プレザージュ」から待望の新作「クラシックシリーズ」が登場

(写真左から)SARX125、SARX121、SARX123 各132,000円(税込)
(写真左から)SARX125、SARX121、SARX123 各132,000円(税込)
(写真左から)SARJ007、SARJ009 各154,000円 (税込)
(写真左から)SARJ007、SARJ009 各154,000円 (税込)

「プレザージュ」の待望の新作となる「クラシックシリーズ」が、2024年6月に発売。タイプは2種類で、デイト表示付きの3針モデル、心臓部のてんぷの動きが窓から見えるオープンハートのモデルがあります。本シリーズのコンセプトについて、引き続き小林さんに伺います。

「『物事の本質は崩さずに日本の美意識を取り入れていく』ことを突き詰めるために開発されたシリーズで、従来の『プレザージュ』同様、奇をてらったデザインではありません。『時刻が読み取りやすい』という腕時計として最も重要な要素を大切にし、針と略字(12か所の棒状のマーク部分)とダイヤルにコントラストがあり、視認性の良いデザインに仕上げています。カジュアルからビジネスシーンまで時や場所を選ばずに着用できる、日常生活になじむ“相棒”のような安心感を得られるはずです」

落ち着きがあり奥深い、日本の伝統色を採用

落ち着きがあり奥深い、日本の伝統色を採用

「クラシックシリーズ」では、着物で使われる染め色に注目し、素色(しろいろ)、仙斎茶(せんさいちゃ)、洗柿(あらいがき)、墨色(すみいろ)をダイヤルカラーで展開しています。

「繊維そのものの色である「素色(しろいろ)」、深みのある緑褐色の「仙斎茶(せんさいちゃ)」、淡いオレンジ色の「洗柿(あらいがき)」、僧侶の衣服にも使われていた灰色がかった黒色の「墨色(すみいろ)」の4色を採用しました。江戸時代、庶民は派手な色味の着物を着られない中、濃淡に変化をつけるなどして着こなしを楽しんでいたといわれています。落ち着きのある色でいかに自己表現できるかという日本の美意識が、ダイヤルからも感じていただけるはずです」

古くから日本で愛されてきた「絹」のようなダイヤル

古くから日本で愛されてきた「絹」のようなダイヤル

素材が金属であり、様々な表現ができるため、「クラシックシリーズ」はダイヤルもこだわっています。

「上面だけ膨らんだ丸みを帯びたカーブ形状としているため、どこか落ち着く温かみのある造形になっています。そこに、『型打ち』というダイヤル表面に模様をつける仕上げを加えていきますが、今回の『クラシックシリーズ』では、『絹』のような繊細な質感を表現しています。絹は軽くて丈夫なうえに肌へのなじみがよく、日本でも高級品として古くから愛されている素材です。『時計としても腕につけて肌になじませて愛用してもらいたい』という想いが込められています」

SARX121
SARX121
SARJ007
SARJ007

2つのタイプでダイヤルの質感が異なるのも、「クラシックシリーズ」のこだわり部分です。

「デイト表示付きの3針モデルは柔らかい絹織物の織目を表現し、オープンハートのモデルは左右にゆらぎのある線がランダムに混じり、絹の生糸の質感を再現しています。どちらのタイプも、カーブダイヤルと絹の模様が合わせることで多くの光を取り込めるようになっているため、ダイヤル全体が柔らかく輝き、色を際立たせて見せるレイアウトを実現しました。『クラシックシリーズ』は『時をきれいに見せる表現』ができた自信作です」

最適な付け心地を実現したブレスレット

最適な付け心地を実現したブレスレット

「クラシックシリーズ」は、ブレスレットの形状にもこだわっています。
「こまの縦方向のピッチを短くすることで曲面に沿いやすく、腕によりなじみやすくなりました。また、こまの断面をコーヒー豆のような形状としたことで腕の接地面を軽減し、蒸れにくくサラっとした付け心地も実現しています。店頭で付け心地を試してみれば、腕なじみの良さに驚かされるはずです」

「クラシックシリーズ」は機械式腕時計の入門モデルとしてもおすすめ

「クラシックシリーズ」は機械式腕時計の入門モデルとしてもおすすめ

「クラシックシリーズ」は、オーソドックスで日常使いしやすいデザインでありながら、細部にこだわりがあり、日本らしい遊び心が散りばめられています。「機械式腕時計に興味があるけど何を買ったらいいか分からない」という方にとってもおすすめです。

王道アイテムとして、永く一緒に時を歩める「クラシックシリーズ」。日々使い続けていると、日本のものづくりのこだわりを感じられるに違いありません。

「クラシックシリーズ」を試着・購入するならセイコーの旗艦店へ

「クラシックシリーズ」の精巧なデザインと付け心地を試すなら、ラインナップが豊富な「セイコードリームスクエア」や「セイコーブティック」に行くことがベストです。「セイコードリームスクエア」はセイコー創業の地である銀座の中心に、「セイコーブティック」は大阪の心斎橋やグランフロント大阪、京都にあります。店舗の詳細な情報を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

※記事掲載時の情報です。
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※特記以外すべて税込み価格です。

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